一人にしない人で在りたい

とはいえ、ルールはあるのだけれども。
お目通し下さり光栄です、安心の家 西陣の拝み屋です。
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霊媒師であることを、感謝する瞬間というのがあります。霊媒であることの利点なんて、ほぼ無いと思ってきたしほぼ無いと思って生きているけれど笑。でも、この仕事に就いたおかげで、ほんの少し霊媒でよかった、と思える瞬間があるのです。昨日の昼のオンライン鑑定は、そんな時間でした。総合相談でいらした初めてのお客様、その終盤5分にそれはありました。いきなり託宣が降りて、お筆書きをさせて頂き。通常お筆書きはお見せするもので、読み上げることはまずないのですが、時間的にそれは叶わず、やむなく読み上げさせて頂きました。涙をこらえる依頼人様と、同じようにもらい泣きを堪えて必死に笑うわたし。
「本日はありがとうございました」
そういって、オンラインを閉じなければならなかったときの胸の痛み。終わってからお筆書きの画像だけ、お送りさせて頂きましたが、どう受け止められただろうと、少し気になる瞬間がいまもあります。もしこのBlogを読まれて、気になっていることがあるなら遠慮なくお気軽に御連絡くださいね、という伝言も込めて、これを書いています。

大切な人がいなくなってしまった世界って、想像つきます?多分一番驚くのは、「大切な人」の定義が失うまで判らないことにあるのでは無いかと思うんです。それでも、生きていたらまた会うチャンスはある。ま、相手が会ってくれるかは別の話ですが笑。えみこは基本執念深いので「お前には二度と会ってやらない」と思う人間が少なからずいますので。人の死って、そのチャンスを完全に奪うものなんですよね。

人生で初めて、大切な人を失ったのは32のとき。世界が色も音もなくなりました、景色もなくなって真っ白な空間に自分だけが放り出されました。よく漫画とかで観るようなアレ、あぁ、本当にこんな世界はあるんだね、そう思ったのを覚えています。そして、そのときに思ったんです。親が死んでも、同じようにはならないだろうな。わたしには、親より大切なものがあったらしい、と。その人は、親友でした。仲が良かったか、と問われたら、どうかな、と答えます笑。でも、一番弱ったときに頼るのは彼女だけでした。彼女がいるから、しっかりしようと思えて、彼女がいるから必死に生きて行けたのかもしれません。そんな柱を失って、きっとあのときわたしの世界は壊れたのだと思う。家族じゃないから、臨終にも立ち会えない。すべてが終わって、彼女が沈黙の人になった朝、彼女の夫から「ごめんね、今朝逝っちゃってさ」と電話を貰った。叫ぶこともできない、気持ちの持って行き場所もない、ただ、受け入れるしかない、そんな別れ方だった。

人の悼み方とか、悲しみ方って、自由だと思うんですよね。でも、正義感が強い人はそうじゃない。17のとき、同級生が三人一度に事故で亡くなりました。亡くなった日が休日で、当時の彼氏の家でFMの報道でそのことを知って、泣き叫んでパニックになったのだけれど。どうしようもない気持ちを落ち着かせるために、そのまま彼氏といたことで親にこっぴどく叱られ、翌日学校に行ったらクラスメートから
「お前泣かねーのかよ、きょろきょろしやがって。
 常識がないんだよ、なんなの、あんた」
と罵声を浴びたことがあります。いま考えると、あれってきっと本人の脳が齎す拮抗反応で異常な現実を受け入れるためにしていたことなんだろうけど。ま、だとしても間違ってるけどね、うん。その子のことは、いまでもなんとなく嫌いです笑。

人の死とか、大切な人がいないあとの世界って、個人個人にある種の責任と自由が保障されていると思います。とはいえ、先に悲しんだり,泣いたり暴れたりしちゃった人の勝ちだと思ってもいます。肉親が病気になる度に、周囲が先に泣いたり叫んだりパニックになったりするばっかりに、いつも自分はそうする機を逃して、結局事態の収束と現実を繋げていくことをする以外になかった。そんな風に生きてきて、どこで悲しんだらいいのか気づけばタイミングはすっかりなくなっている。そんなことが、結構あるんだよな、と、霊媒として現場に出ていると思うのです。そんな人たちの孤独感は、残念ながら世の中では広く理解されることはなく笑。あとから言おうものなら「だって大丈夫そうにしてたし」くらいに言われてしまう。大丈夫なわけないんです、人間なんだから。大丈夫なんかじゃ一ミリもないのに、そうしていくしか道がない。それがどれほどしんどいか、そこは判って貰えない。そんな孤独に寄り添ってあげられるのは、きっと自分が霊媒だったから。そう思うとき、あぁ、霊媒師でちょっとよかったかもね、そんな風に思うのです。

まぁ、とはいえ限界ってあるんだけれども。あまりに頑固だったり、どれだけいっても聞かなかったりそんな人にできることって何もないし。自分の天職は、母親じゃ無いかと思っているから、ある種母のようにご縁がある人と関わって行けたらいいなと思うけど。でも、母だからこそ、手元に置いたら駄目な子は外に出す。きっと、他人の釜の飯を食った方が本人のためになるし、何より親を選べる身分のときは、選ぶ権利が相手にもある。同じように、子どもを選ぶ権利も、親の側にあると信じている。親子の契りって、簡単じゃ無いと思う。同じように師弟の契りも、容易くないと思っているのです。自分が「弟」の側に回ることもあるけれど、えみこの場合やっぱり師匠と呼ぶ人は、何年経っても恐れ多い存在でしかない。そういう人を師匠に選び、それに即した振る舞いをする。でもそれも正解ではなく笑、実際そうされたらきっと自分はイヤだろうなぁとか思ったり。ま、要は人としてどうありたいと思う人を師に選んでいて、自分はそこで何を得て何を与えるのか、と言うことだと思うのです。

頼りなかったり、逆に尊敬に値しないからこそ、もうこの子の面倒は見られない、と思うような関係性になるのだろうな。そんな反省を毎回しながら、未熟な自分を諫めながら、それでも、わたしはこう思う。一人にしない人で、在りたい。逝くしかなかった人たちが、「あの子を一人にしないで」そういって預けてくれる霊媒でありたい、と。

あんな真っ白な世界に一人は、本当に辛いよ。わたしにできることは、きっと些細なことだけれどそれでも、一人にしないであげられるとは思うんだ。ごめんね、いまはそんなことしかできないけれど。いつかきっと、もっと何かをあげられる人になってみせるから。ごめんね、だから、もうちょっと待ってて。あたし、死ぬ気で頑張るからさ。

そんな風に思う朝。さて、命を賭して頑張りますか。この人生の残り時間を、ね。



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