出すことのむずかしさ

龍神靈氣読本は毎週月曜更新します。
今週は一日遅れでどうにか更新。

11月に入り、腸脳相関の研究を本格化しました。
脳の臨床事例を取ることに情熱をかけていた10月、そして11月は腸の臨床事例を取り始めています。
本日から腸活療法のモニターもスタート、ここまで約半月近く自分の身体であれこれと腸活の臨床事例を取っていました。
腸内環境についてのいろいろは、さまざまなところでいわれています。
「腸は第二の脳」という言葉も、結構検索すれば出てきます。
しかし、意外と知られていないのが「呑気(どんき)」という現象、日常生活の中で空気を飲み込み過ぎてしまい、それが腸内に溜まる症状を言います。
これには「呑気症」という病名もきちんとついています。
内科疾患に当たる呑気症ですが、意外と治療法は確立されていないそうで。
治療的に腸内のガスを抜く薬はあるそうですが、効果性は低いのだとか。

ここからも判るように、人間何かをいれることは意図しなくてもできます。
空気でさえ、勝手に入ってきてしまう。
その一方で、入ってきた空気はなかなか抜くことができない。
腸内に溜まった空気は蠕動運動を阻害し、やがて腹部に膨張感を齎す。
いや、わかったときは結構衝撃が走りました。
なぜなら自分にも心当たりがあったからです。
呑気症の空気は「食事中の会話」「早食い」「寝ている間の歯ぎしり」「いびき」「かみしめ」などで起こるそうで。
いやもう本当にうかうかできないっていう感じしかありませんでした。
この空気を抜くためにできること、それらを腸活と併用してしていただくことで、少なからず改善がみられるのかな、と。
腸って、見えないからそのままにしてしまいがちですが、気を付けなければいけませんね。

うつ病の方には腸が弱い方が多いそうです。
同じように、呑気症の方もいらっしゃるかもしれません。
腸に空気が詰まっているということは、隙間がないので新しいことを受け入れることもできません。
なにより入っているものが空気なので、身になることはありません。
代わりに空気なので、波動が戻ることもないでしょう。
その周波数を保有したまま、いつまでもいることになる。
腸と脳は八の字を描くように気を交流させていますから、腸にその波動がある限り、いずれ脳もその周波数に準じて行ってしまうことでしょう。
そうなったとき、何が起こるか。
それを臨床事例を集める過程で学んでいるのだなぁと思います。
この辺については、モニターの方や講座の中でお伝えしていけたらいいなと思います。

どんなことからも学べる時代が来た、そう思います。
しかし、その学びはそう簡単には集められない時代になった。
本当に大切なことはSNSなんかにあるわけない、それをしっかり認識していく時代が始まります。
何かを入れることは容易い、しかしそれを出すことは至難の業。
入れるなら、出す準備もして入れていくこと。
これからの時代は、そこが肝になると思っています。

日本に数えるほどしかいない故人の通訳。イタコでも口寄せでもなく三者面談風にお筆書きという自動書記を使い故人と遺された人をつなぎ明日を照らす活動をしています。サポートくださると嬉しいです。よろしくお願いいたします。