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龍神靈氣読本は、毎週月曜更新します。

臼井靈氣には「五戒」と呼ばれるものが
存在します。

今日だけは
怒るな(いかるな)
心配すな
感謝して
行はけめ(はげめ)
人に親切に

大正末期より伝わるこの教えは、言霊を
使うため世界700万人ともいわれる
臼井靈氣実践者は全員日本語で唱えます。
音が変わるため、言語変換はできません。
この五戒には「招福の秘宝 萬病の靈薬」
という名前がついています。
この二つは並列して書かれており、師範に
より解釈が分かれているようです。

18年という時間、臼井靈氣を独自研究
してきました。
日本で生まれ、まもなく100年になる
臼井靈氣。
しかし、いまの主流は日本式では
ありません。
大正末期に軍の手に渡り、紆余曲折を経て
海外から再上陸した臼井靈氣。
それが源流を留めているかは、実は
怪しいのではないか、と、個人的には
考えているからです。
京都で暮らしている理由の一つに、いつか
臼井甕男氏から伝授された方の子孫に
お目にかかれはしまいかというかすかな
期待がありましたが。
公開されている記録では、鞍馬山を下山
した臼井甕男氏が東京に出るまで、どう
していたのかを追うことができません
でした。
京都と縁ができて6年目、未だ靈氣の
ご縁は動かせずにいます。
きっと、その縁を手にするには、まだ
なにか足りないのでしょうね。

「萬病の靈薬」を調べていくうち
「巫医」という存在に当たりました。
「招福の秘宝」を調べていたときは
「巫病」に行き当たりました。
巫医と、巫病。
コインの裏表のような字面です、
なにかのヒントかもしれない。
巫医を追っていくと、「呪術医」
いう存在にたどり着きます。
臼井甕男氏は、巫医だったのでは
なかろうか。
そんなことを、ふと考えます。
萬病の靈薬として靈氣を使えるなら
それは巫医に近くなるのだろうか、とか。

中秋の名月は、十三夜の月もみないと
片見月で縁起が悪いと言われますが。
臼井靈氣の五戒も、片方だけだと
縁起が悪いのだろうか…なんて。
ちなみに、独自研究では、招福の秘宝は
神様の領域。
ならば残りの萬病の靈薬は、恐らく仏様の
領域なのではないか、と。
このところ降りていたメッセージが、
それだとまさに、ぴったりハマるのです。

100年周期の再来とされるパンデミックを
経験したわたしたち。
スペイン風邪の流行と入れ替わりで
臼井靈氣は生まれたようです。
そこに、なんらかの意図を感じずには
いられないのは、贔屓目なんですかね。
少なくともわたしには、巫医の存在を
念頭において、萬病の靈薬の実践を
始めるタイミングが来た気がして
ならないのですが……。



日本に数えるほどしかいない故人の通訳。イタコでも口寄せでもなく三者面談風にお筆書きという自動書記を使い故人と遺された人をつなぎ明日を照らす活動をしています。サポートくださると嬉しいです。よろしくお願いいたします。