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伝授者を選んでいく、というおはなし〜靈氣を持つ、ということ

2020年て年はきっと、いつか末代まで語られる年になる予感がしている。2001年の911や、2009年のリーマン、2011年の311など、節々を講座で使うことが多い。うちの理論の要である靈のミルフィーユ 別名 時空ミルフィーユという表作りに欠かせない節目となるからだ。いつか、2020年も、ここに加わるんだろうな。例えば2000年がマイナーだけど、ミレニアムイヤーだったよね?みたいな感じで。

ミレニアムの前には終末思想があった。1999年ノストラダムスの大予言、1999年で世界は終わると信じていた同級生が小学生時代何人もいた。子どもが子どもらしく居れた幸せな時代。末尾に9がつく年は、そんな気配があるのかもしれない。改元も2019でしたしね。

さて、そんな節目に向かう2019年、わたしは靈氣療法家のプロとして15年目を生き抜きました。丸一年東西を行き来して伝授をしてまいりましたが、この一年の伝授者は16名くらい、月2名居ない計算です。でもこの一年でこのうちの2/3が独立できる段階まで取得されました。それが嬉しかった。毎月4回は伝授している計算です。累計でいうと年50回近い伝授した計算。人数と回数は比例しない笑笑 年50回近い魂の万華鏡を見ていると(万華鏡の数は、この3倍くらいになる)価値観も世界観も感覚も、変わって然るべしやと思います。

その伝授、最近の傾向としてセカンドオピニオン、サードオピニオンが増えました。簡単お手軽の呼び名の元靈氣伝授が行われ過ぎて、未熟な師範も増えすぎておかしなことになっている。靈氣の世界で起きたことやし、と、けじめのつもりで現場に出てきたけど、それは違うなと思うようになりました。結局目の前の生徒さん次第、そう感じるようになったからです。

靈氣は、単なる氣療法ではありません。高田先生が作られた西洋レイキのことは存じません。なぜならわたしは知識でしか存じ上げないからです。臼井式直系をウリに研究されていた流派に育ち、その流派を研究しようとしてお咎めに遭いました。そこを独立して、経験値から編み出したのがいまの龍神靈氣です。龍神靈氣は、やったものにしかわからない不思議なことが幾つも起こります。それに対して本当か、と問われれば、試されたらよろしい、ということしかできずにきました。でもそれさえ、危ないことになる世の中なんやと骨身に染みたのが2019年という年でした。

わたしは、信仰宗教に関与した方には基本伝授をしていません。脱会して再生の道を模索する方には教授してはいますが、それは事前に申告があってのことです。これだけ「信仰宗教は、認めない」と言ってきていてもそれを伏せる人、当日開講間際で話す人などが出てくる現実には、たぶん馬鹿にされてんだろうな以外理解のしようがなかったこともあります。また、聴いたことを「言ってません」と答えた方とは、ご縁を切ることに決めています。信頼関係がないところで学びは無理やと思うからです。

靈氣の世界に身を投じて15年、やることはやりきった感があります。これからはもっとゆっくり靈氣の伝授をしていけばいいのかなぁ、と思ったわけで。目的なく靈氣を取得される方にお伝えする意味もよくわからないし、なによりきっと意味がないですし。他校で学んで、その結果大変なことに巻き込まれた方には、やっぱりそれなりの覚悟でそこから抜けていただくべきやと思うようになりました。助かってよかったね、と思う人と、この人は助けたらダメやったんやないか?と思う人に出会ったから、というのが理由です。

2020年を迎え、さまざまな仕事のスタイルを変えています。15年柱にしてきた靈氣は、今後脇に回していきます。それでもご縁があるならば、回っていらっしゃるだろうと思うからです。わたしは、真理を伝える霊媒師、靈氣は療術としてご体感いただき、その先に必要な方だけが学びにいらっしゃればよいものとするのがいいように思います。臼井式靈氣が生まれたのは1922年、あと2年で生誕100年です。これからの2年はそこに向け相応しい方だけと分かち合う時間にしていこうと思っています。


日本に数えるほどしかいない故人の通訳。イタコでも口寄せでもなく三者面談風にお筆書きという自動書記を使い故人と遺された人をつなぎ明日を照らす活動をしています。サポートくださると嬉しいです。よろしくお願いいたします。