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今日から使える靈氣でありたい

龍神靈氣読本は、毎週月曜更新します。
今週も安定の一日遅れ(反省するやつ)

8月に入ってから、脳の認知バイアスの修正法を検証しています。
どうして靈氣の人が脳科学?みたいに言われますけど、それは臼井氏が遺した伝統的靈氣療法が脳についての施術法を残していたから。
100年前は「脳科学」という言葉も、人間が脳に操られている、という観点もなかったと思うんです。
でも、それを見つけ出し、療法として残した。
残念なことにわたし自身臼井靈氣直系の門下生ではないため、今自分が扱っている情報や術式が正当な臼井式靈氣のものかを検証する術はありません。
臼井式の源泉は東京にある臼井靈氣療法学会で、学会自体は今もあるのですが、そこで使われているものが100年前のものと遜色ないかどうかは、失礼ながらそれを使っている人の人となりに掛かっているのだろうなぁと思っています。
誰かに師事するって、結局そういうことだと思う。

自分も育成者ですが、この20年弱の間には、師範とお呼びする人を何人も持たせていただきました。
星の師範一人、靈氣の師範二人、霊能の指導者二人(師範という感覚ではない)、抜刀の師範、合気道の師範、クラヴマガの師範、そしてお能の師範。
教えを乞う=師範ということでは、わたしの場合残念ながらありません。
先生、アドバイザー、コーチ、そして師範。
この位置づけが細分化されているイメージ、ま、平たくいうと生意気な人間なのだと思います。
自分のところの門下生を観ると、当然鏡が来るから同じ現象が起こる。
「先生」と呼んではいるけど、一ミリもそんなこと思ってないでしょ?みたいな子もいます。
でもそれって学生時代自分もそうだったから仕方ないと思ってる(笑)。
因果は巡る、ただ、それだけなんだろうな、と。

それだけなのですが、「こういう先生にだけはなりたくない」という指導者には随分出会ってきた気がします。
そして、そんな時に限ってこんな言葉を目にする。

「教師が最初に間違った公式を教えると、生徒は永遠に間違い続ける」

どこに教えるか、脳に、です、その結果認知バイアスが生まれてしまう。
この修正はなかなか一人では難しい、でも、修正法は確実に存在している。
いま行っている検証は、その修正法のレシピ化。
これができたら、いろいろな人がもっと自由に現実を創っていける、そう信じているのです。
その意味合いで、このプログラムを始めたのですけど。
昨日とある生徒さんと話をしていて「先生、Step2って受講費幾らなんですか?」という質問がありました(最初書いていなくて、修正しました)。
結局いまのレシピがどれくらい浸透するかって、臨床で他の人に有効かを確かめながら改善して精度を上げていくしかないのかなぁ、と。
臼井氏がしていたことも、結局そうだったんだろうなぁ。

一等空位、という考えが臼井靈氣にあるのですが。
これは「いつか自分を超える存在が出てくるだろうから」という意図で上席を空けたものだといわれています。
結局、臼井氏も脳を扱う限り手探りで、門人の手を借りながら改良していったんじゃないかな、と予測しています。
脳の構造は同じですが、バイアス修正は人によって個体差がかなりあるもの。
どうしたって、そうなるよね、そう考えています。

今日から使える、明日から使えるを目指す西陣の拝み屋の靈氣。
その汎用精度を高めていくために、受講生の皆様にはぜひいろいろなご意見やご希望を伺えたらと思っています。
知的好奇心の強いあなたとのご縁を、お待ちしております。

日本に数えるほどしかいない故人の通訳。イタコでも口寄せでもなく三者面談風にお筆書きという自動書記を使い故人と遺された人をつなぎ明日を照らす活動をしています。サポートくださると嬉しいです。よろしくお願いいたします。