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ゆるいらばうる見本…かもしれない

*この本は、「碧のかたみ」本編と関係あ……るようなないような本の見本……かもしれない。
*ラバウルのゆるい生活本。ツイッター呟きまとめです。
*ネタバレはするようなしないような……。
*「碧のかたみ」以降の人も出てきていますので、ネタバレが心配な人はここでページを閉じてください。
*本編を読まないとネタが分からないかもしれない怖れはあります。すみません。
*まだ本編で出てきてない人がいます。本編が出るまで読み飛ばしてください。千歳たちとか、伊魚たちとかです。


■ツイッターネタまとめとまえがき夜にツイッターでネタを呟いては逃げ去る日々です。回数が重なってきたので折り本でも……と思っていたらけっこう枚数がありました。塵(ちり)積(つも)もとはこういうことかと実感しています。さておもむろにスタートです。

1 ■節分のこと
*節分と言えば鬼。鬼と言えば仮装で、仮装と言えば赤道祭りですが、赤道祭り中の坊っちゃんの写真を見たものはいない。みたいなことになっていそうで怖いです
*カメラマンがやばいのか、写真を手にした人が危ない逃げろぉ!なのか定かではありませんが、「これを希に見せる」と言ったらラムネ百本ぐらい貰えそうな写真だと思います
*豆は投げずに食べる琴平兄弟です。

2 ■プロポーズと羊羹とお母さんのこと
*0131(あいさい)の日
と言うわけで恒が六郎の目の前に羊羹と甘いものタワーを積み上げました。「父さんが母さんに求婚するとき、三ヶ月分の羊羹を差し出したって。母さん、甘い物好きで」
六郎「…(恒の甘い物好きは母親似なのか)」
*恒「それまで渋ってたけど、隣にまんじゅうで塔を作ったら結婚するって言ったって」六郎「…(確実に母親似だな)」
いただいた甘味は主に恒がおいしくいただきました。

3 ■ボーイズトークのこと
*六郎とカズイのボーイズトークはわりと一般的な感じです。少々盛ってます。
*男子ですからね!
*恒と千歳は、千歳があまり慎みを理解しないので「厚谷は**のとき**を**したりしないの?」と南国の直射日光が銀色に照る昼日中から訊ね、恒に「ぶぼ、お。なな、ばばばばばば、おま、ぼえ、ええええ!?////////」と言わせたりします。
*千歳「…(琴平つまらない)」として立ち去ろうとする千歳を掴んで激しく引き戻し、小声の早口で「ちょっと待て今の話をもう一度聞かせろ/////」と言われれば「うん」ってしゃべっちゃう千歳です。その夜の六郎の運命やいかに。
*その夜。千歳「ちょっと盛っちゃった、……かな」カズイ「何が?」千歳「なんでもない」 ……男子って。
*その夜。恒「――脱げ、六郎」六郎「……は?」恒「いいから脱げ、貴様ァ!」 だいたいいろんなおとしまえは厚谷さんへ。
*常に謂れのない苦労ばかりです。がんばれ、六郎!
*真っ赤になりながら聞きたがるタイプかもしれません。>恒
*いろんな状況を把握したカズイが、千歳をつれて月光ペアのもとを訪れ、「大事なおたくの操縦員さまにうちの少尉が申し訳ありません」と頭を下げるものの、時すでに遅しです(主に六郎が)
*その後四人で事実の摺り合わせをはかり、大変な泥沼になると思われます。夜は実戦で仲直り大会を催していただきたいものです。
*千歳には慎みぶかい教育がなされていないので、たまにぽろっと炸裂させるとカズイが大変です。男の子です。
*このツーペアが隔離されててよかったです。牛缶の二の舞になるところでした
*慎みは大切です。隣の芝は青くないのです。

*坊っちゃん参入の場合、止める術もなくご高説を拝することになる2ペアの隣で、希が地面にうずくまりそうです。
*希(ダメージ最大)恒(ダメージ最大2)六郎(恒が心配)カズイ(将校ってスゲー)千歳(ノーコメント)
*今日のラバウルはハリケーンです。
*年下三人のトークは非公開で楽しそうですが、年上三人のトークは坊っちゃん参入により酷い雰囲気に……。
*未読の方がいらしたら。こんなふうですが恒受けです。 RT @Ogami_41 その夜。恒「――脱げ、六郎」六郎「……は?」恒「いいから脱げ、貴様ァ!」 だいたいいろんなおとしまえは厚谷さんへ。

4 ■小動物と恒のこと
*恒はちょっと寒いと丸まって眠るので、日本に帰ったら冬ごもりするんじゃないかと心配になってきた六郎です。
*想像しすぎた六郎は、越冬用の箱を用意しはじめるかもしれません。ちょっと心配性で過保護になっています。

5 ■坊っちゃんと寝相のこと
*坊っちゃんは希の上に覆い被さって眠るタイプです。夜中に「金縛り…!?」と思って希が目を開けると、たいがい坊っちゃんのせいです。
*「おやすみなさい」って言ったときは隣に寝ていたはずなのに、夜中に目が冷めると身体の上にいます。ちょっとしたホラーですが、ついでなのでぎゅっと抱きしめてみるのです。布団が広くなっても変わりません。
*直球で「夜中に俺の上に寝るのは、坊っちゃんがゆっくりおやすみになれないのでやめたほうがいいと思います」って言ってもなおらないと思います。今夜も希は夜中に呻きながら目を覚ますはめに…
*二段ベッd……いえなんでもないです。>六郎恒
*問題は坊っちゃんがけっこう重たいということでしょうか。幸せそうで何よりです。
*冬はともかく夏は大変そうです。近すぎてピントが合わないくらい至近距離だと幸せです。
*いちゃいちゃしていて手がつけられません////

6 ■月光ペアの生態について。
*「ポケットに入れたはずの部品がない!」っていう恒を、「どれ」って六郎が両脇を抱え上下に振ると、足もとにぽとんと部品が落ちて解決する――様子をびっくりして見ているカズイとか楽しそうです。
*《急降下爆撃(うでたてふせ)》の成果がこんなところに。
*カズイ「琴平がその場で飛ぶのはナシなのか?」六郎「なぜだ? ペアなのに」と真顔で問い返され、帰って千歳を持ち上げようとして「……何か変なものでも食べたの?」と千歳の冷ややかな視線に見下ろされるカズイとかも好きです。

7 ■嗚呼、栄光のラバウル航空隊のこと
*恒が六郎と一緒に写っている新聞写真は、なぜか上半身のものしかないので「息子の顔をよく見せたいカメラマンの気遣いはいいが、報道写真というものが分かっていない」と内心憤る優しい坊っちゃんです。
*希は同じ写真を見て(この高さならみかん箱かな、りんごの箱かな)って報道の足もと……いえ、裏側を読み取ります
*気遣いという名の兄弟愛です。
*軍人の新聞写真なので、前かがみも猫背もNGで、中腰の場合はとても大変な姿勢になります。しかもシャッターが遅いので、ときどき六郎だけぶれぶれだといいと思います。後に「あー何て言ったっけ月光の偵察員のひと!」「えーと、牛缶好きのぶれぶれの人!」「そうその人!」となります
*「遠近法を利用する方法もありますが、その場合ぼけぼけですね」というリプをいただきました。ぼけぼけでぶれぶれです。結果的にまともな写真が残っていなくて、恒に「六郎は写真運がねえなあ」と残念がられるのです
*こういうときにですね、足もとにりんごの箱g(カメラマンのコメントはここで途絶えている)
*「いつもあのペアの写真を撮ったあと、私、記憶がないんですよね…」(カメラマン談)
*恒が自分で箱を置いて「さあ!」と腕を組むので、「あ、はい…」って撮る感じです。
*仕事ですから理不尽さを笑顔で乗り越えることも必要です。

8 ■恒とアイスクリーム
*金属のキラキラしゃらしゃらいう音の風鈴の音を聞くと、恒がアイスクリームを食べたときの音。って思います・゚❆。゚。❄゚・+。:.゚.:。+゚・゚❆。゚。❄゚
*声をかけがたいくらい、全身できらきらしていればいいと思います!
*キラキラキラキラキラッきらきらきら……きらきら……きらき……。……。ってなってゆく恒を見ると、おかわりをあげたいのを我慢するのが大変です。

9 ■妄想設定
*「プルメリアのころ。」裏話をちょっと。先日のTLで写真の話をしましたが、当時ラバウルで有名なカメラマンがいます。その方に映してもらってたらいいなという妄想設定です。そして終了直後のイラストが、本文に入っています。牧さんのイラストです。かわいいです///

10 ■仲人の苦労のこと
*沢口中佐へは「琴平一飛曹はよく頑張っていますが、甘味好きが少々目に余ります。寝る前の甘~」と書き記して送るものの後半はノロケ文章なので、「貴様が甘いわぁ!」と叫んだとかなんとか。
11 ■六郎像とペアとおまんじゅうのこと
*「う……うああああッ!」って叫んで最後のおまんじゅうを半分に割り、涙目で片方を六郎に突き出す恒に、「気持ちは嬉しいがそんなに無理しなくていい」って答える六郎で構成される月光ペア。
*「ペアだからッ!」と叫ばれるのですが「よくわかったからおまえが食え」と答えるしかない感じです。
*そして次回の牛缶をぜんぶ寄越され(まだ稀代の牛缶好きと思われているんだろうか)と思いつつ、ありがたくいただく六郎。楽しいことも辛いことも半分こですが、今回は譲ったり譲られたりです。
*恒が書いた六郎に関する覚え書きすべてに「牛缶好き」と書き記し、新聞などのインタビューでも必ず付けくわえるので、記録でも六郎は稀代の牛缶好きということになっていると思われます。
*いつか「そこまででもなかった」と言える日が来るといいと思います。
*「コイツは厚谷一飛曹、俺のペアで牛缶好きだ!」
*恒なりに六郎が喜ぶことをしてやりたいと思った挙げ句、ナナメに吹っ飛んでこのような状況に。愛だけは満載です。ええ、愛だけは。
*『我ラガ五連星・琴平一飛曹ノチカラ強キ相棒、厚谷一飛曹ノチカラノ源ハ、幼キ頃カラ一日五回食ス牛缶ニ秘、有リ』って書かれた内地からの新聞を見つけ、ちょってまって。ってなる六郎に幸あれです。
*「花火屋さん、儲かってらしたのね」ってご近所の奥さんに言われて困惑する六郎母です。六郎父には「あの野郎フカしやがって」と言われると思います。六郎のせいじゃないのに。
*「大きい方のテイオウゼミと牛缶、どっちがいいか」と訊かれ「…牛缶にしてくれ」と答えざるを得ない六郎は、目の前で(やっぱり六郎は牛缶が好きだ)と確信を深められているのをただ見守るしかありません。

12 ■お正月とラバウルは、お年玉→落とし弾→敵機空襲のこと
(ちょうどこの頃新年でした。明けましておめでとうございます)
*その頃ラバウルでは「お年玉ー!!」と叫びながら空襲を受けていたという記述があちこちに…
*念のため注釈。お年玉→落とし弾→敵機空襲です。その年の川柳にもたくさん詠まれていて、大喜利民族のソウルを何となく受信する心地がします。

13 ■兄弟とお父さんとお母さんのこと
*そういえば、予科練に入った希は教官たちに「貴様が琴平の弟!?(背が高い)」と言われるのです。
*両親が揃って面会に来ると「あー…」となるパターンです。

14 ■秋山の「あしらい方」伝授
*秋山のところには上官に相談するほどでもない細かい相談や報告が来ます。「鷹居少尉が吐いてます!」秋山「操縦席から降ろしてやれ」「琴平一飛曹が吐いてます!」秋山「どれでもいいから操縦席に乗せてやれ」いろいろ対処が違うので大変です。

15 ■アホの子と哲学と数学
*恒の学校時代の成績表を見て、今さら戦慄する六郎。ウシガエルをぶら下げたりテイオウゼミを握りしめたりしていますが、恒はけっこう賢いのです。恒のドヤ顔が目に浮かぶほどには
*(六郎の成績は)何もないところから予科練で「普通」だったので(そして盲腸で追加もありましたし)、六郎もとてもよいと思うのですが、恒は兵学校行けるレベルです。蛇の皮を捨ててきなさいと六郎に叱られますが、成績は良いのです

16 ■千歳セレブリティ
「え。琴平はショートケーキを見たことがないの?」という千歳です。違う流れの贅沢さんがいます。

17 ■母親アンテナ
*六郎の洗濯物にいたずらをしている人を見つけ、「貴様俺のペアに手を出すとはいい度胸だ!」とぼっこぼこに殴った挙げ句、戻ってきた六郎を自慢げに振り返った恒に、六郎が一言。「さっき、俺の替えのシャツを干しに来てくれた人がいなかったか?」
*「大変申し訳ありませんでした」と羊羹を差し出しながら謝る月光ペアです。恒「羊羹は半分でいいんじゃねえかな(小声)」六郎「ダメだ」
*恒の反省度は羊羹で測れるので、叱るのが楽です。
*「……このたびは、自分の短慮で乱暴な行動により、皆さまにご迷惑をかけ、ご不快な思いをさせてしまい、大変申し訳なく思っております。二度とこのようなことをしないと皆さまにお約束し、心からのお詫びと反省の意を申しあげます。誠に申し訳ありませんでした」
*立て板に水というより丸暗記。一度も噛まない。
*ぼそぼそ謝り慣れた恒を見ていると、何となく隣に女性の人影が見えるような見えないような……。
*その頃内地では、お母さんが急な動悸を覚えて胸を押さえているような。
*お母さんがお隣のおばさんと「恒ったら、隊でみんなと仲良くやれてるかしら」お茶碗パリーン。「大丈夫、恒ちゃんも大人になったから大人しくなるでしょ」植木鉢が謎の破裂。「大丈夫、大丈夫よ陽子さん(←お母さん)」瓦ガシャー!みたいな、虫以上の何かの知らせが。
*一人前になったはずなのに、心配事が減らない琴平母です

18 ■初めての冬物語
*六郎と恒は、一緒に過す冬を経験したことがないので、六郎は、コタツの正面から恒にガン見されて居心地が悪かったりすればいいと思います
*まず、コタツでの配置から相談が始まりますが、ペアなので向き合って座ることに違和感があり、向き合うでもなし隣り合うでもなしといろいろ試した結果、六郎の膝に恒が座ればいつもの配置に落ち着くなという結論がでました。「これだ!」って
*みかんは 「手が黄色くなるから1日10個まで!」って言われるんだと思います。
*子ども体温なので日中は元気ですが、夜はきゅっと丸まっておふとんで寝てそうです(冬)
*でもねごとは言います(冬)布団の中なので、うもももももと聞こえます。
*六郎は顔を出していれば安眠です。冬の間だけですが
*彼ら仲良しなので、お風呂に一緒に入りそうです。
*タオルに石けん包んで端っこを吹いてぶくぶくさせる遊びもやります。長湯をして疲れて早寝の優良児たちです。

18 ■大晦日頃の話
*よいこの琴平兄弟(ミニ)は爆睡かと思います///あの子たちが眠ると星がきらきらしそうです

19 ■サンタと三太と結納金
*ハイカラなお父さんが希に赤い服を着せ、「サンタさんだね」というと「三太じゃないです。ことひらゆきです」という希5歳を、坊っちゃんが攫うのが先か、恒が殴って袋に詰めて逃げるのが先か
*ハイカラな琴平家ですが、ツリーはないので松の盆栽で代用、ちょうど餅があるので正月込みです。
*流れ星のようなささやかさですが、楽しんでいただけたら幸いです。しりうすー。と魔法の呪文を唱えます。(※TL上に多分五分間くらいこの画像を置いていました。ご覧くださった方に、大きなラッキーが訪れますように)
イラスト:尾上
*ことひらゆき(5さい)「しりうすー。」とおまじないを唱えてあらわれ、ツリーのかわりの松の盆栽の下に、もらったお餅を置くと見せかけてちゃんと持って帰ります。お餅、大事です。メリクリです!
*不思議生物ゆき(5さい)の付属品です//>餅
*流れ星ゆきと呼んでやってください。メリークリスマスです。
*結納金を松の下に置いて、希を袋に詰めて連れ去ろうとする坊っちゃんと、「ぜんぶ撃墜してやる!」と張り切る丙戦乗り恒兄ちゃんのクリスマス。

20 ■このBLがやばい2014受賞帯について
*牧さんにとってもかわいい帯をいただきました。機会がありましたら是非お手に取ってご覧下さい。ここでお目にかけられないのが残念です。
*この帯のちっちゃ…いえ、恒が両手にぐったりした蛇をぶら下げて、六郎に「炙ってから食え」恒「そうじゃなくて蛇…」六郎「ちゃんと焼いて食わないと駄目だ」恒「長い…」ってやってると思うととてもかわいいです
*碧のかたみのほうは、「私この六郎に褒められたら何でもできそう」と思いました。恒を褒めて伸ばすタイプです。牧先生のイラストすごいんですよ?//

21 ■だいしゅきホールドと蝉
*地上走行のときや航行中、操縦桿に足をかけて操縦するときがあるのですが、日常の鍛錬のお陰で六郎ホールドが強烈な恒だとかわいいです。最中はもちろん、眠っても落ちません。
*あの身長差ではだいしゅきホールドの見本のようになりそうです。恒がちっちゃいからまるで木に蝉がうわあ、なにをsr
*ただし急降下爆撃をこなす腕力と、地上要員をぶっちぎる脚力でのだいしゅきホールドですから、六郎とっても危険です。ちょっとみしみしします。
*みしみしするくらい絞められますので、おきをつけください。恒、ちっちゃいけど力はつよ…わあ、なにをsr
* 恒との恋愛は体力勝負です。六郎もみしみしするのに慣れてきました。
*でっかい目で上目遣いに睨まれる六郎ビジョンも捨てがたいです。男子は身長ではなくハートです。……おやこんなところに見知らぬ羊羹が…

22 ■おやつ管理責任者
*六郎「……なんだと?」恒「か……肝油ドロップ、今日は頑張ったので、もう一つ、くれないか」六郎「一日一個まで」恒「今日はすごく頑張ったんだ!」六郎「一日一個まで!」肝油ドロップの管理は六郎がしています。
*恒に肝油ドロップを持たせておくと、がんばったのでとか目にいいのでとか身体がだるいような気がするとか手が乾いているような…とか最近眉毛が抜けやすい気がするとか耳に良いかもしれないとか、いろいろ理由をつけてどんどん食べるので、缶は六郎の要具袋の中にしまわれています。
*六郎の要具袋は、恒にも開けることは許されていません。禁断の袋です。だいたい、なんでそんなものが…? というものが入っていると思います

23 ■琴平兄弟ミニ
琴平兄弟(ミニ)が恒「さっそりー」希「さっそりー」恒「さっそりー」希「しゃ…」恒「さっそりー」希「さっそりー」って歌の練習しているのを、影でこっそり笑ってる大兄ちゃんが楽しげです

24 ■六郎をはげます会
*六郎をはげます会を結成したい勢いです。今のところ会員は秋山のみです
*優しい気持ちくらいでしょうか。>入会条件
*選挙運動的な「励ます」じゃなくて、言葉の通りの励ますね。慰めるに近い「励ます」ね。しょうがないよとか、気を落とすなよとか、明日はいいことあるよ、とかそんな感じでお願いします。>はげます会

25 ■スタイリッシュ遊戯と哲学
*六郎「カメムシ瓶に入れて何やってるんだ?」恒「こいつら自分の臭さで死ぬんだぜ?」六郎「…それで?」恒「臭いのやめればいいと思わないか?」六郎「思うけどそれで?」恒「それで…って……」六郎「それで? 一緒に操縦席に入ってみたいってことか?」恒は黙ってカメムシを放しに行きました
*子どものような遊びをしては、冷ややかに六郎に叱られ、謝りもせずそっと元に戻しに行く恒です。秋山は「燃料、アルコールで薄められたいか?」と笑顔で恒を叱ります。

26 ■スタイリッシュ遊戯と哲学2
*恒がテイオウゼミを握って遊んでいた。日本の蝉の三倍ほども大きく鳴き声も大きい。恒がこっちを振り向いて「…な?」と言った。何が「な?」なのかわからない。黙って見ていると蝉が鳴きやんだ。恒が蝉をぎゅっと握りしめると蝉はまた鳴き始める。恒が六郎を見て、また「…な?」と言った。 (表紙イラスト)
*恒は淡々と遊びます。あの島でいちばん贅沢が許される身の上なのですが、スゲエ音で鳴く巨大ゼミを握りしめて静かに一人で遊びます。六郎をちょっと仲間に入れてやろうと思っているのですが、……がんばれ六郎としか。
*たまにウシガエルを手にぶら下げて、浜で海を眺めたりもします。六郎が哲学に走ったりしたら恒のせいです
*南の虫は大きいのが多いですね。甲虫も大きいので、希に持って帰ってやりたいと思っていると思います。
*ヘラクレスカブトムシっぽい甲虫を捕まえ「これを希の背中に入れたら泣くだろうな」と想像して楽しみます。ときどき淋しくなって涙ぐみます。
*いちばん真面目なのが実はカズイのような気がするので、「あれは何の訓練だ?」と深刻な顔で六郎に耳打ちしそうです。>ぶるぶるする蝉
*テイオウゼミデカイですね。何でも虫が大きくなると恒が喜びそうです。両手でぶるぶるする蝉を握りしめている恒を、いとおしく思えるほど六郎が上級者だといいのですが。
*「ウシガエルと海」という論文を書き始めたら大変です。環境が環境だけに、存在と時間について考え始めたら深いことを言い出しそうです。

* テイオウゼミ、デカイですね。ベエエエエエエエエエ!と鳴くテイオウゼミを手に「……な?」と首を傾げる恒です。大きな子どもは遊びのスケールがちょっと大きいです。ちょっとだけ。
*「琴平一飛曹が何か蝉を握る訓練をしていた」という噂がまことしやかに広がり、基地で蝉を握るのが流行すればいいと思います。搭乗員には謎訓練が多いのです。
*保護者チームは、実は恒の日々の遊びに悩まされています。鴨川は、斉藤が小さい生きものを拾ってくるのに悩まされています
*偉い人に「最近活躍めざましい琴平一飛曹は、何をご趣味にしておいでだね」と問われ「カメムシの瓶詰めと蝉を握りしめてぶるぶるさせること」と答えられない厚谷一飛曹です
*恒の趣味について六郎は上官へのうまい説明を考え続けています。「琴平一飛曹はカメムシを自ら臭がらせるなどして愛で、蝉の振動を手のひらで感じて自然の雄大さを……だめだ(>'A`)>」ってなっているのを恒は知りません
*うまい返答を思いつかないまま、上官から恒に直接趣味を問われて慌てる六郎の隣で「天体観測であります」とすごい真っ当なことを答えられて。えっ。ってなる六郎もかわいそうです。灯台もと暗しですね。

27 ■ポッキーの日2013
*恒「菓子かイタズラと菓子か」六郎「菓子なんだな?」恒「違う。菓子かイタズラと菓子か」六郎「わかった、菓子なんだな?」そんな一択気味の兄たち。
*希に「どうなさったんですか坊っちゃん;;;」って言われるくらい、何も言わずにどっさりお菓子を買って帰った挙げ句、夜中に悪戯をする坊っちゃん。
*もしくは「イタズラか菓子か」と希を問い質し、「お、お菓子をいただけたら……」と控えめに答える希に、「……菓子だと?」と厳しく問い返す坊っちゃん。ここも一択気味。そんなハロウィンで。
*坊っちゃんにとってお菓子は選択肢ではなく、ただのおまけです。
*揺るぎなく菓子の琴平兄と、揺るぎなくイタズラの坊っちゃんです
*六郎「今、菓子を食ったな?」恒「ああ」六郎「じゃあイタズラされても文句は言わないな?」恒「えええ!?」六郎「男に二言は?」恒「ない!」そして夜間訓練へ、という感じでしょうか。ハッピーハロウィンです
*恒たちの場合でしたら、六郎にポッキー部分をくわえさせ、恒がチョコ部分を囓ったところで終了です。キスなしです。仕方がないので六郎が甘くない部分を食べます。キスならいつでもできるからいいか、と思っています。
*ポッキーの端をくわえ、鋭い眼光で希に迫る坊っちゃんが見えます
*九九鑑爆ペアは、まず千歳がポッキーを半分に折り、ぜんぶがチョコのほうをカズイに差し出そうとしたところ、カズイがプリッツのあるほうを取って、甘さが足りない分、千歳にキスをします。
*そんな今年の1111
*ちなみに月光ペアのポッキーゲームの場合、勝負なので恒にギリギリ睨まれます。ポッキーゲームの意義を、思い出せそうな出せないような六郎です。
*希は飛行機よりもどちらかといえば星の方が好きだと思うのでしゃべり出したらとまらなくて、坊っちゃんは「めずらしいな」と思いながら黙って楽しんでいればいいなと思いました
*星のことよりも、きらきら星のことをしゃべる希の方が楽しい坊っちゃんを想像しながら、私も星を見にいってきます

28 ■女子力の高い遊び
*ピアス。右に緑、左に赤をつけて「翼端灯……」と呟く遊びをご紹介します…

29 ■11月22日(いい夫婦の日)
*六郎「今日はいい夫婦の日らしいんだが」恒「ペアだから関係ないな!」六郎「……ないのか」恒「ない」INラバウル
*カズイ「今日はいい夫婦の日らしいな」千歳「夫婦っていうのは戸籍上の? それとも内縁まで含めたところまでのかな。それとも事実k…」カズイ「いやいい」INラバウル2
*坊っちゃん「今日は11月22日……だな」希「そう……そうですね。11月22日ですね;;」照れ屋さんIN小倉
*六郎の愛情表現が恒に届く日は来るんでしょうか。恒はペア>夫婦と思っているので、夫婦というとギリィ。って睨まれそうです。末永い仲良しを祈ってやってください
*琴平父「今日はいい夫婦の日だそうだよ」母「今さら何をおっしゃるの///」安定の琴平夫妻
*秋山「今日はいい二二型の日だ。A6M3に触りたいか、それともD4Y2改にするか?」恒「彗星にしてくれ!」INラバウル3
*六郎「彗星なのか。新型零戦じゃなくていいのか?」恒「尾翼にくくりつけられたいのか貴様」乗せない選択はないみたいです。>彗星は複座
*日付が変わっていました。
*恒「――……一人で庭にいたらおばけが来るぞ」と囁いて逃げるちっちゃい恒兄ちゃんを「うべばあああヘ(;゚Д、゚);ノ」と泣きながら追いかけるょぅι゙の希をおいて今宵はこれまで。@いい兄さんの日
*あっ。 >あんまりよくない兄さんだった

30 ■風邪引きと餅はこの頃
*風邪などひいていない!と言い張る恒を受信しました。
*「俺は風邪など引いていない!」と叫ぶげふげふの恒を「はいはい引いてない引いてない」と布団に押し込む六郎と、「軟弱ものが」と寝込んだ六郎の枕元で牛缶を片手にせせら笑う恒のどっちがいいですか?
*葛根湯を「視力が良くなる薬」と言って差し出しそうな六郎です
*恒の看病は大味で、よけいに消耗しそうな気がしますが、愛で治ればいいと思います!
*六郎が風邪を引いた場合。恒は「滋養と精神で治せ!」と言いながら、牛缶や蜂の子やマムシ、ラードとか何かの生き血とか仁丹とかを枕辺に積み上げます。弱った身体でおなかをこわす前に六郎は自力で必死に治すのだと思います。愛だけはありがたい恒の愛情です
*串に刺したイモリの黒焼きを、両手に束で握って勢いよく飛び込んできた恒に、布団の中で言葉が出ない風邪引き六郎です。
*六郎「……それ惚れ薬だから」恒「は?」六「イモリの黒焼きは惚れ薬で風邪薬じゃないから」
*そういう会話の後に恒は六郎に険しい表情でイモリの黒焼きを押しつけるのです。隙あらば口に詰め込もうとするのです。
*そんなものなくたってと、歯の間にイモリの黒焼きをつっこまれながら思う六郎なのでした。
*アカハライモリの黒焼きは強壮剤と惚れ薬です;;恒はよく効く薬っぽいものを調達してきただけのようです。がんばれ六郎
*風邪は一回ずつひいたら終わりだと思うのですが、いつも一緒に鼻グスグス言わせてたり、ふたりでおなかを押さえてしゃがみ込んでいたりする仲良しペアです。カズイと千歳にも同じことが起こると思われます
*恒が食べたら鼻血ふきそうですね。>イモリ
*ちょっと残念なところもいとしいと思ってしまうペア馬鹿な六郎です
*恒に監視されながら、ぽりぽりイモリの黒焼きを食べる六郎の運命やいかに
*実力行使系の恋人です。恒の愛情を受け取るには体力が必要そうです

31 ■我が隊が誇る優秀ペア
*風邪引き恒にちゅーしてる六郎から「熱を計っているだけだ」と言われ「お、おう」となるカズイです。
*この上千歳が風邪を引くと飛行が怖いので、辛うじて千歳の健康を願う気持ちのほうが大きいみたいです
*変なところにペアの頂点を見出しそうになるかもしれないです。秋山あたりにつむじチョップをいただいて正気に戻すしか>カズイ
*熱で目がうつろな千歳はどんな敵より恐ろしそうです;;

32 ■酒は飲んでも飲まれるな
*恒は勢いよく飲んでしゃべって笑って爆睡タイプです。寝落ちしたところを「ども。」って六郎が背負ってつれて帰ります。

33 ■こういうことも必要です
*組んだ六郎の手に足をかけ、空中に放り投げてもらってタマヨを決める月光ペアだったりするといいです。「よっ! 黄金ペア!」とか「ラバウルの鷹!」とかかけ声と拍手をいただく中、ふたりでお辞儀をして退場です。

34 ■「艦これカフェ『甘味処 間宮』」前夜
恒「……六郎、あのな、明日はな」六郎「いいから寝ろ」恒「でもあのな」六郎「わかったから寝ろ」という間宮列前夜にありがちなパターン

35 ■寝言と距離感
恒が夜中に「ろくろ……」と呼ぶので起きてみたら「ろくろっ首……」と呟いて眠ってしまったときのやるせなさと言ったら

36 ■比喩
*月光に照らされた《月光》がきれいだと喜ぶ恒と、恒が楽しそうな様子を見て満足する六郎の、満月の夜。
* 「見ろ、月が団子のようだ」と直球を投げる恒と、「そうだな」と特に否定しない六郎の懐の広さについて
*満月だなって思うものの、特になにも言わず帰りの夜道を歩いたりする希と坊っちゃんも楽しそうです。

37 ■幸せ連鎖
*秋山から「月光を動かすときは琴平二飛を確認」と整備に通達が回っていると思います。足もとを確認したり、操縦席で寝ていないかを確かめたり、直接六郎に確認しにゆくかです。
*整備された月光を見てハスハス喜ぶ恒を、ずっと後ろのほうから眺めるのが好きな秋山です。さらにその外周では、整備の皆さんが「秋山から後光が…」と呟きながら見ています

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