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エイプリルフールに全力出すベンチャー企業の意味とその結果をご報告

(はじめに)

リスクをできるだけ減らして事業をする企業のほうが賢いかもしれない。賛否分かれる行動を取ることはけっこう勇気がいります。

でもビジョンやミッションを持って起業してるベンチャーにとって、自分たちがどうあるべきか考えたアクションを取ることは、無難に成功確率の高い戦略を取り続けることよりも大事だと思っています。

創業以来毎年エイプリルフールにこだわったリリースをしている当社は2020年4月1日のエイプリルフールは下記のようなプレスリリースを発表しました。ぜひご笑覧ください。

ボイスバックとかリリース内容もそもそも何言ってるかさっぱり分からん内容なんですが、個人的には今年もお気に入りのリリースになりました。

この大変なご時世に、どういう思いで、どのへんにこだわってこれを作っていて、どんな結果だったかを共有できたらと思います。お付き合いください。

(こちらは一緒に社員の広報チームとの音声放送もお楽しみください↓)

(フルリモートになってるVoicyではリモートで収録をしていて、いつものもうちょっと声の掛け合いのタイミングがいいんですが、残念)

(個性と遊び心を出すときは手を抜いたらヤケドする)

個人でも企業でも、個性や遊び心を表現するとき、「調子にのってる」「配慮がない」など批判を浴びることがあります。この批判を回避する方法は「利己的でないこと」「本気でこだわってること」だと思っています。これがちゃんとできたとき、理解してもらえた人をうまく楽しませることができます。

こだわりとしては「誰も傷つけないこと」「ユーモアがあること」「時流に合わせること」「ギリギリありそうでないこと」「一言一句こだわること」あたりは意識してます。

また、このコンテンツに時間を消費してくれた人がちょっと消費して楽しかったと思ってもらえるように、その人の笑顔や一言をイメージしながら作っています。

大人数の飲み会でボケたり、誰かにサプライズなどするときも、照れたり本腰入れずに打ち込むととサブくて不発弾から冷気が溢れ出ます。どこまで堂々とこだわって打ち込めるかが大事だと思っています。

(会社のビジョンが「ワクワクする社会をつくる」こと)

Voicyは世の中に新しい活躍する人や新しいコンテンツを生み、ユーザーの情報との生活も変え、社会にワクワクと増やし、文化や産業から作る次世代のインフラになる会社です。

普段はサービス開発や事業を本気で作っていますが、自分たちもワクワク本気で遊び心を出していきたいと思ってます。そして、社会が元気なときも、元気がないときも、なにかポジティブなものを提供できる会社でありたいと思っています。

そんなとき、「楽しんでくれる人がいる」「価値を感じてくれる人がいる」ならそこに価値を生みにいく、そしてリターンがなくても提供しにいくスタイルの会社でありたいと思っています。当社の4つのmindに「Make value」「Give first」があり、そこも体現できたらいいなと思っています。

こういう機会に、社内に対しても、社外に対しても、普段作ってるサービス以外でも自社の世界観を届けられるいいチャンスだと思っています。

あとですね、VoicyPayもそうなんですが、やりたいこと山盛りあるんですが全然リソースが足りなんですよね。もう思いだけでも「こんな世界も作りたいんだぞー」って出すならこのタイミングなんです。いつか作ります!

(反響はどうだったか)

では、反響はどうだったでしょう?

数字(が大事ではないが報告として)でいうと
twitter が1日で 129リツイート 823いいね 130,000インプ。

PRtimesのリリースが12,000PV でした。

このご時世にって声もいくつかはありましたが、概ね楽しんでもらえて、ホッとしました。スベったらどうしようとは思うんですよね。

いろんな社員が手伝ってくれて、これができていてもう感謝しかないです。世の中にはめちゃたくさんの会社があるなかで、自社はどういう会社かを再確認し、またここから、自社はなんのために事業をしてるのかを再確認しつつ皆さんに宣言しつつ、4月からの一歩を踏み出します。

Voicyという会社の存在がちょっとでも生活を豊かにしたり、笑顔の源泉になる存在になれば、そんなメッセージを4月1日に込めています

道に迷えばオモロイ方へ

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