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「挑戦しやすい社会・環境」を創る Smilink株式会社 代表 小原 愛美さん

将来の夢は、1人ひとりにあった方法でコンサルティングできる、そんなコンサルタントになり、「挑戦しやすい社会・環境」を創ることで、多くの方の夢を実現できるサポートを出来るようになること。現在、成城大学1年生であり、Smilink代表の、小原 愛美さんにお話を伺ってきました。

【小原さんプロフィール】
出身地:埼玉県さいたま市
活動地域:埼玉県所沢市など、首都圏各地
経歴:郁文館グローバル高校2年生在学時に、ニュージーランドに10ヶ月間留学。その時に、現地の学生と環境に対する意識向上へのプロジェクトを立ち上げ表彰される。その後、所沢市の魅力を発信するWEBマガジン「とこなび」のスタッフとしての活動と並行して、高校3年生の時に自らが代表を務めるSmilink株式会社を設立。さらに今年8月には学生の活動を掲載する『がっかつ』という学生活動情報サイトを開始。
座右の銘:つらい時こそ頑張る

理想とするコンサルタントになり、挑戦しやすい社会を創りたい

Q1:小原さんはどんな夢やVisionをお持ちでしょうか?

小原さん(以下、小原):将来はコンサルタントになり、誰もが挑戦しやすい社会を創りたいですね。たとえリスクがあったとしてもブレずにその人がやりたいことをやれるよう、適切なサポートを受けられるようにしていくのが必要だと思います。

将来に向けて、今は学生のサポートをしながら学ばせて頂いています。合わせて、中小企業士にむけても勉強中です。現在、多くの人たちがやりたいことがあってもどうすればいいのか分からないことが多いと感じました。だからこそ、その人たちが成功出来るようにアドバイス出来るようになりたいですね。また、最初はコンサルタントになるための道筋が分からなかったけど、私が小さいころから親族が会計事務所をやっており、親族からのアドバイスで明確になり、今に至っています。

記者:小原さんの理想とするコンサルタント像は何でしょうか?

小原:一人一人にあった方法でのコンサルディングでその人のやりたい事を最適な形で創れることですね!!今の自分ができることは何かを考え、より多くの方の夢を実現させるサポートができたら嬉しいと思っております。「挑戦しやすい社会・環境を作りたい」この想いを胸にこれからも活動を積極的に行なっております。

挑戦したい人に対して、なるべく具体的なアドバイスをして、背中を押す

Q2:小原さんの夢や理想の実現の為に、どんな目標・計画を立てていますか?

小原:挑戦しやすい社会を創るために、コンサルタントになり、挑戦したい人に対してアドバイス出来るになりたいです。具体的には、ペットショップを作りたい友達に対して、資本金の調達をし、次に具体的な戦略を立てることをしました。その中で気づいたけど、お金がないと難しいですよね。だからお金もやりたいことも両方とも成功出来るようにマネジメントしたいです。

記者:もうすでに実践されているのですね。その際に心がけていることはなんでしょうか?

小原:なるべく具体的にアドバイスするようにしています。抽象的だとどうすればいいのか分からなくなるし、やっぱり新しいことをやるのは心細いし、「背中押して欲しい」というのがあると思うのです。だから、最後には「挑戦しておいで」と伝えています。これは私の母の影響が大きいのですが、母は前向きで私のやりたいことに対してネガティブ発言をしません。母の名言として「じゃあ、どうすればいいかを考えろ」があります。「失敗を失敗と捉えない」「成功するまでやればいい」があり、「その時に失敗はなくなって、全部成功という上書きになるから」とよく母から言われていました。だから、環境は整っていなくても、まず背中を見せるようにしていますね。

記者:お母様の意思をそのまま受け取り、これが挑戦しやすい社会を創ることと一貫しているのが垣間見えました!!

将来についてもっと考えて欲しい、だからWEBから情報発信し、影響を及ぼすようにする

Q3:挑戦したい人にアドバイス出来るようになる、その目標・計画に対して、小原さんは現在どんな基本活動をしていますか?

小原:今は学生支援として「がっかつ」や「学生夢追いマガジン」を発行し、Vol.1の発行部数は全国で1万部になります。発行するのは、中高生に「価値観を変えて欲しい」という想いがあるからです。公立高校に行く人たちにもただ職業につくのでは無くて、Visionを持って欲しいですね。(マガジンはHPの事業内容にも記載) 他には、WEBメディアとして学生応援マガジンの「がっかつ」や、尊敬する人・憧れの大人の背中をみられる「おとかつ」も手がけており、これらは将来への原動力につながると思います。

記者:ところで、「価値観を変えて欲しい」という思いは、何をキッカケに生まれたのでしょうか?

小原:私の友達が就職してすぐ辞めてしまい、その後は仕事を探して転々していいます。就職する前に彼が夢を実現するためどうすればいいのかをもっと前に知っておけばよかったというのがあるからです。そこで、中高生に対しては「将来についてもっと考えて欲しい」ですね。学校にいるだけでは将来について分からないので、外をみた方がいいというのがあります。

記者:この事から、何故コンサルタントへと繋がったのでしょうか?

小原:将来について深く考えることが出来ないと、就職したとしても結局「何をしたかったんだ?」と自問自答をしてしまうので、だから自分のやりたいことを探す為のサポートしたいと思ったからですね。そして夢を見つけられる為に、現在はWEBでマガジンを発行するなど、情報発信することで影響を与えられるようにしています。

高校時代の数々の学びで価値観が変わったのと、母からのアドバイスが、現在の夢に繋がった

Q4:小原さんが夢やVisionを持ったキッカケは何でしょうか?

小原:通っていた高校での学びで価値観が変わったことがキッカケですね。高校1年生の時に、アントレプレナーシッププログラムで、飲食店を出して売るという学校のイベントがありました。これはとても楽しかったですね。

さらに、朝8時から新聞を読む時間があり、読んだ後に日本語と英語でディスカッションをし、そこで自分自身で深く考えるようにもなりました。その中で「幸せとは何なのか?」を考え、私の幸せの定義として「生きがいとお金」に行き着くことが出来ました。いい勉強になり、先生も親身だったので、学校と先生には感謝していますね。

また、高校2年生の時には1年間留学し、ニュージーランド・マレーシア・シンガポール・フィリピンに滞在しました。特にニュージーランドの10ヶ月間が大きかったです。日本人と比較して、現地の学生は積極的で、これが今の私の活動に繋がりますね。留学する前は「失敗したくない」があったけど、留学をキッカケに「失敗しても恥ずかしくない」になれました。

記者:ところで留学中のエピソードとして何かあるでしょうか?

小原:これはとても驚いたことですが、ニュージーランドではゴミ分別の習慣がなく、私はそこで問題意識を持ちました。現地の人たちと自ら変化のキッカケを創りたいという思いで現地の人たちと一緒に啓蒙活動した結果、分別するようになりました。その行動に対し、現地で表彰されました。この活動でグループを集めたのですが、みんな意見を出して積極的でしたね!!日本人は計画に集中しがちけど、海外の人はまず「行動」で、それが今の活動の原動力とも繋がっています。

話は変わりますが、実は留学中、携帯が利用禁止だったのです!!(笑)連絡手段としては、1ヶ月1回の手紙のみしかやり取り出来なかったけど、留学先に先生が回って来てくれた時がありまして、これにも先生に対してはとても感謝しています。

記者:留学を含め、高校時代の学びが今の夢のキッカケに大きく繋がるのが観えましたが、その他に何かキッカケはあったのでしょうか?

小原:これは私の母の影響も大きかったですね。母親はしつけや礼儀にはともて厳しいけど、私のやりたいことはいつもOKしてくれました。また母は新聞記事を読んで、そこから私によくアドバイスもしてくれていました。しかし、私はいつも母のアドバイスに対してつい批判をしてばかりでした。これも「身内から言われると悔しい」のと、「自分から創りだしたい」があるからですね。このことは、他の人と比べ、人の行動・言動を気にしてしまう、私自身の今の課題とも繋がっていると思います。

記者:高校時代の学びと小原さんのお母様との関係性が、小原さんの夢との一貫しているのを深く感じられる、そんなエピソードですね!!

環境が未来キャリアに影響を及ぼす、これを身をもって体験したのが原点

Q5:小原さんの夢やVisionのキッカケとなる発見・出会いの背景には何があったのでしょうか?

小原:先ほど話しましたが、これが将来コンサルタントになりたい夢のキッカケになりました。みんなやりたいことは持っているけど、これに気づいていないだけですね。私は幸いにして「人がやりたいことをどういった形で実現するのか?」がやりたいことだと気づくことが出来ました。

ちなみに私は、小学校4年生の時からミニバスケのチームに所属したのですが、この集団の中で礼儀を学びました。それまでは「自分のことしか」考えなかったけど、所属してからは「人のことを考えて動く」ようになり、人の気持ちを感じ取り、先を読んで考えるようになりましたね。

ここではコーチとの出会いも大きかったです。普段は小学校の先生でとても忙しく、その上忙しい合間をぬってボランティアでコーチをしていました。そんなコーチを見て、私も「人に喜んで欲しい」と思えるようになりました。

今の私があるのも「環境」のお陰ですが、やっぱり「環境は未来キャリアに影響を及ぼす」ことを身をもって体験しましたね!!

記者:これまで小原さんと関ってきた人や環境からの学びを経て、「挑戦しやすい社会を創る」という夢に至り、今では自ら情報発信することで「環境を創る側」として立たれているお話からは、小原さんのエネルギーと意志を思い切り感じられました。本日は貴重なお話を頂き、誠にありがとうございました。

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小原さんの活動についてはこちらから↓↓

●Smilink株式会社 HP

●とこなびHP

●Manami Obara(Facebookページ)

https://www.facebook.com/profile.php?id=100016338311044

編集後記

インタビューをした緒方(スマートフォンの画像)と坂中(写真左)です。

インタビュー中、小原さんからは確信パワー溢れる熱いエネルギーを感じられました。まるでこれは、これからのAI時代を生きる私たちに対して、特にこれからの日本を担う若者たちの希望の炎を灯すようでした。

小原さんが令和時代の日本をどのように創造し、コンサルティングを通してどんな可能性を引き出し、そして開花させていくのかが、とても楽しみですね!!

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