高知競馬ファイナルレース：乗り変わり分析(追記しました)

おがT

地方競馬において予想のファクターとして比較的聞く事の多い乗り変わり、いわゆる騎手采配ですが、それを今回は高知競馬の記者選抜ファイナルレース（202204～20230125）に限定して分析してみました。

なお、平場のデータを分析対象としなかったのは強い馬が連勝したりするのを除きたかった為です。

能書きは置いといて、早速見ていきましょう。

石本

全体成績
(1.5.1.33)

前走から乗り変わり有

(1.1.0.11)

西森⇒石本
(1.0.0.2.）
上田⇒石本
(0.1.0.0)

前走から乗り変わり無

(0.4.1.20)

となっています。
乗り変わりで馬券となった例は少なく、基本的に乗り変わりは軽視で良い。
逆に乗り変わりがない場合はまだ見れる成績だが、勝ち切れないあたりが石本らしい。
まぁ、人気薄を相手に入れるのが期待値としては良いのでは

井上

全体成績

(3.2.4.30)

前走から乗り変わり有

(1.1.2.22)

木村⇒井上
(1.0.0.1)
濱⇒井上
(0.1.0.2)
塚本⇒井上
(0.0.2.2)

前走から乗り変わり無

(2.1.2.8)

以外にも塚本からの乗り変わりでそこそこの結果が出ている。
井上という理由で嫌われるなら狙いたい。

上田

全体成績

(2.2.5.30)

前走から乗り変わり有

(0.0.3.7)

前走から乗り変わり無

(2.2.2.23)

思った以上にいい成績の上田さん。
圧倒的に國澤厩舎の乗鞍が多く、狙い所は難しい。
特徴的な数字としては目迫厩舎での継続騎乗が目に留まる。
(0.1.1.5)
であるが、着外5のうち、3は4着であり掲示板という意味では5-2になる。
塚本がいるのに上田が目迫厩舎で継続騎乗の場合は是非とも狙ってみて欲しい。

嬉

全体成績

(1.0.2.20)

前走から乗り変わり有

(1.0.0.8)

前走から乗り変わり無

(0.0.2.12)

嬉、やる気だしてくれ

岡

全体成績

(9.8.4.39)

前走から乗り変わり有

(5.4.4.19)

様々な乗り変わりがあるが顕著なのは
畑中⇒岡
（1.1.1.0）
でパーフェクト

前走から乗り変わり無

(4.4.0.20)

かなり乗れてる。
減量が取れたらどうなるかわからないが、中途半端な高知の騎手を狙うぐらいなら岡で良さそう

大澤

全体成績

(0.3.1.19)

前走から乗り変わり有

(0.1.1.11)

前走から乗り変わり無

(0.2.0.8)

すっかり騎乗機会が減ってしまったいい人。
ナガセ厩舎での乗り変わりが多いが、嬉もしくは濱から乗り替わった時だけは注意したい。
この二人からの乗り変わりは1回ずつあり、嬉から変更した場合は2着、濱からは5着と勝負気配が見える。

岡村

全体成績

(4.3.5.34)

前走から乗り変わり有

(1.2.3.26)

前走から乗り変わり無

(3.1.2.8)

みんな大好き代打屋。オレンジさん。
実は自厩舎である雑賀厩舎での結果がふるわない
(0.1.0.10)
かつては川野厩舎で岡村に乗り替わるとヤリ気配があったと思うが、今年は
(0.0.0.3)
という結果。
その代わり、胡本厩舎では
(0.1.1.4)
であり、木村や濱からの乗り変わりが多い為、狙いに行っても良さそうな雰囲気

木村


全体成績
(1.3.0.44)
前走から乗り変わり有
(1.2.0.21)
前走から乗り変わり無
(0.1.0.23)

アレ？と思うほど数字が悪い。
1月のアキロックは展開に恵まれなかったのがあるにしてもビックリするくらい馬券になっていない
ちなみに馬券になった4回の内、自厩舎（胡本厩舎）と平厩舎で2回ずつ
自厩舎が2回とも人気サイド、平厩舎が人気薄だったので、買うなら平厩舎の木村なのかもしれないが20回近く外れた分のお金を返してくれるかは買い方次第・・・

倉兼


全体成績
(2.5.0.18)
前走から乗り変わり有
(2.3.0.9)
前走から乗り変わり無
(0.2.0.9)

あまりファイナルに乗る機会も少ないが、鞍上強化パターンでの乗り変わりは注意
井上、上田、西森からの乗り変わりで成績を残しており3/4で馬券になっている。
逆に上位の騎手(永森、畑中、多田羅)からの乗り変わりだと0/3。鞍上強化で人気するのは仕方がないにしても、このパターンは人気も落ちないし、旨味は少ないか。

郷間


全体成績
(3.4.4.28)
前走から乗り変わり有
(1.3.3.17)
前走から乗り変わり無
(2.1.1.11)

ここもなかなか面白い結果が。
塚本からの乗り変わりが3/7で良さげな雰囲気
かつ、目迫or西山厩舎だと3/3で馬券になっている。
逆に塚本からの乗り変わりで宮川or松木厩舎だと0/4と明暗がはっきりとわかれた。
畑中からの乗り変わりも1回しかないが、馬券になっておりこれも西山厩舎
全くイメージがなかった2厩舎なので上記のパターンは覚えておいて損はなさそう

佐原

全体成績
(1.1.2.36)
前走から乗り変わり有
(1.1.1.18)
前走から乗り変わり無
(0.0.1.18)

ファイナルで結果出さなくても平場で雑賀先生からいい馬もらってますからね・・・
サイレントブラック、ミズワリヲクダサイ、スケサンカクサン
冗談はさておき、乗り変わり無の成績が酷いですが、4着が5回、5着が2回あります。
もう一歩届かない騎手という位置付けにせざるをえないか。
数字からではちょっと軸にしづらい

妹尾浩


全体成績
(6.3.7.28)
前走から乗り変わり有
(2.1.2.12)
前走から乗り変わり無
(4.2.5.16)

継続騎乗も乗り変わりも数字がいい
あえてここは狙えないという所をピックアップするなら西山厩舎の馬に乗った時。
1/8で最も悪い。
宗石馬でも結果を出して来てるので、ファイナルにおける軸候補の一人。
相手を選ぶ時も無条件で選んでしまっても構わないぐらいの数字。

多田羅


全体成績
(5.5.5.39)
前走から乗り変わり有
(3.2.2.26)
前走から乗り変わり無
(2.3.3.13)

分母を考えたら乗り変わりがない方が数字はいい
となると自厩舎(工藤厩舎)での成績が気になると思います。
工藤厩舎でのたらちゃんの成績はこちら
乗り変わりなし
（1.3.2.10）
乗り変わりあり
（0.0.0.6）
自厩舎で乗り変わりのないたらちゃん狙います・・・

塚本


全体成績
(10.4.9.39)
前走から乗り変わり有
(8.3.5.22)
前走から乗り変わり無
(2.1.4.17)

いわずもがなファイナル男
自厩舎の次に騎乗回数が多いのが田中伸厩舎。乗り変わりありなら
(4.0.1.3)
と買うしかない。
乗り変わりがない田中伸厩舎の成績も
(0.0.1.2)
着外の2回も4着であり、田中伸ｰ塚本の組み合わせは人気だろうが外せない

永森


全体成績
(2.3.4.18)
前走から乗り変わり有
(2.2.4.16)
前走から乗り変わり無
(0.1.0.2)

当たり前ですが、雑賀先生の馬で乗り変わりが勝負気配
(0.2.1.4)
このレベルの騎手はどうしても人気しますし、配当妙味以外では安易に切れないのでデータはあまり意味ないかもですね・・・

西森


全体成績
(0.1.3.37)
前走から乗り変わり有
(0.0.2.13)
前走から乗り変わり無
(0.1.1.24)

やはり西森・・・

畑中


全体成績
(10.4.7.30)
前走から乗り変わり有
(7.0.4.20)
前走から乗り変わり無
(3.4.3.10)

驚異の成績。
数字上はどの騎手とか厩舎とかあまり関係ないです。

濱


全体成績
(4.2.4.21)
前走から乗り変わり有
(1.1.2.8)
前走から乗り変わり無
(3.1.2.13)

何だかんだ3割ある。
所属はナガセ厩舎だが、数字だけ見れば胡本厩舎の方が結果は出ている
ナガセ厩舎
(1.2.0.14)
胡本厩舎
(2.0.3.3)
減量という強い味方があるので馬場も加味した上で取捨選択を

林


全体成績
(5.5.3.35)
前走から乗り変わり有
(3.1.2.18)
前走から乗り変わり無
(2.4.1.17)

ガルボマンボおめでとうございます。
成績はいいのですが、平厩舎の時は要注意
(0.1.0.10)
と人気薄ならまだしも、人気のある林―平は期待値ないと思います。

山崎


全体成績
(2.3.1.35)
前走から乗り変わり有
(1.1.1.12)
前走から乗り変わり無
(1.2.0.23)

かつてはナガセ厩舎の馬で突然走る事があったが、今年は乗鞍0（現在は田中譲二厩舎所属です）
成績的にも微妙であり、何とも買い辛い騎手になってしまった・・・

最後に

データはあくまでデータです。日々、更新されていくものなので今の数字が1か月後、半年後、当てになるかはわかりません。
データの収集自体は開催毎に続けているので、気が向いたら更新するかもしれません。

最後まで見て頂きありがとうございました。

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