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内発的動機付け

 今まさにここで文章に起こすのはいわゆる「内発的動機付け」に近い。

内面に沸き起こった興味・関心や意欲に動機づけられている状態のこと。
動機づけの要因は金銭や食べ物、名誉など、外から与えられる外的報酬に基づかないものを指す。
と、定義づけられているが。

NOTEでその時の自分の心情を残すのも悪くないかと。これを未来の自分が見たときに、どう思うかが問題である。

 就活の一環として初めた「自己分析」は僕に様々な効用をもたらした。
 (悩み据えた上、「僕」とする。)

その一つを紹介したいと思う。

結論から言うと、僕は人に影響されやすい性格である。
それは良くも悪くも。

他人に影響されて行動に移すことがしばしばある。
何故だか他人がやっていることには興味が湧く。それが僕の性質である。あるいは行動するためのエネルギーともいえる。

しかし、自己分析を進めるうちに、ここに何か引っかかるものがある。それは、

「他人からの評価」による行動要因だと。

つまり僕は他人からの評価を得るために行動していたのではないか、と推測した。
動機付けは外的なものであったのだ。

これを「外発的動機付け」という。

一般的にこの外発的動機付けは一時的といわれており、人間成長には必ずしも直結しない。

それは人為的な刺激による行動要因だからである。つまり、評価や賞罰、強制などから生まれる行動要因である。

この部分をマインドチェンジすることができれば、人間成長を実現し、情熱的な視点を身につけられるかもしれない。

就活のタイミングでこの2つの動機付けについて知っていてよかったと思う。

 ただ。

1つ例外がある。
それは、「外発的動機付け」が「内発的動機付け」に変化するパターンだ。

「インスピレーション」

一度は聞いたことがあるし、実際に体感しているはずだ。
それは人の創造性を刺激し、特別な感覚や新鮮な思考を得たときに感じるものだが。

幸いなことに、僕の周りには多種多様の友人がいる。

他人と友人をカテゴライズするのはあなた自身だが、少なくとも僕には十分な友人がいる。
(大切な彼女や家族もいる)

彼らからもらうインスピレーションは大きい。
いや、多いと言った方が正しいのか。

僕にもっていない資質を持ち合わせており、いろんな視点で物事を捉え、それについて深く考えることができる。 

その思考が欲しいがために、彼らと同じことをする。(外発的動機付け?)

が、インスピレーションを受けた僕は、希望していなかった思考も手に入れることになる。
上手い人をみてシュート練習をしていたら、キーパーの心情をも理解できるようになった具合に。

新しい思考を手に入れ、ある物事に興味・関心を抱き、それに意欲を感じることができれば、

外発的動機付けは内発的動機付けに変化した。

といえる。

 「洗練を突き詰めると簡潔になる」

と、スティーブ・ジョブズは述べている。

確かにそうだ。とはまだいえない。

アップルが何故あんなにもスマートでかつシンプルなのか。人々を何故あんなにも魅了できるのか。

それは彼が、

何をするのかではなく、何をしないのかが最重要であると信じているからだ。

と元CEOジョン・スカリーはいう。

正直なところ、まだ僕には何をしないのが正しいのかという判別をするのは難しい。

この年齢でシンプルにする作業は早いと自負している。

だからこそ、内発的動機付けによる行動を増やして、多くの経験値を得ようじゃないか。

と、考えたのは。

新型コロナの影響で6月から予定されていた内定者インターンが中止になり、
来年まで時間ができたからである。

もし、興味や関心をもっているものがあるならば、それを行動に移すとして
その行動要因はどのようなものか、俯瞰的に捉えてみると、
本質をキャッチすることができるかもしれない。

闇雲に努力することを学んだ僕らは、
今度は頭を使った努力法あるいは思考法へとステップを進めるべきではないだろうか。

キャリアを構築する上で、その方がより建設的でなかろうか。

考動しよう。

2020/6/3

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