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ひびか 教程35「発想法|環境からの発想」

今回から新しいテーマになりました。いろいろな構成から発想法に。初回は環境からの発想です。いけたお花をどこに飾るか、どのくらいの高さなのか、どのような位置から見るのか、などを考えた上でいける、というものでした。

今回は、先生の花展(町田で開催の地区展)でお稽古風景を生放送!という回だったのでした。生放送といってもいつも通り自宅の部屋からの参加なので、とりわけ緊張するでもなく、おしゃれするでもなく笑。

さて、事前の準備でどこに置こうかな・・・と考えたのですが、普段仕事をしたりご飯を食べたりするテーブル(床座です)に置きたいなあと。なので、あまり広がらず、高くなりすぎないように意識してみました。それと花器には湯呑みを。常に何らかのコップやらグラスやらが置かれているので、そことも馴染みやすいかなあと思いまして。

今回の花材はこちら。糸水仙、なんと球根のままでした!気分も上がり、球根はあとから土に埋めようと思ったので、水仙は切らないことに決定。ちょいと高さが出てしまうのは仕方あるまい(それより土に埋めたいので)。

もれなく水仙を主役にして事前にいけたのがこちらです。ドラセナの葉を折ることで動きを出しつつ、高さを抑えてみました。

さて、生放送オンラインお稽古にて、先生にアドバイスをいただきました。そのとき、水仙の高さを低くしたら?という話も出たのですが、球根がついたままにしたいという希望を伝えたところ、そのままでということに。そのかわり、水仙の葉やドラセナの葉の数を減らしたり切ったりしてすこしスッキリさせる方向になりました。

わーい、すごくスッキリしました!!ますますテーブルにおいても邪魔にならずに馴染みやすい感じに。ほんの少しのことでもかなり見た目が変わってくるものなのですよね。いけばなってそういうところもとても面白いと感じます(毎度毎度)。

そして今回は湯呑みを使うことにしたので、もれなく投げ入れのときの丁字留めを使ってみたのでした。いやー。久しぶりに使ってみたのですが、花材の向きを安定させるのはやはり難しいですね。練習あるのみですな。

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