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ひびか 教程18「投げ入れ 草の基本花型(逆勝手)」

再開2回目の今回は草の逆勝手。3つある花型のうちどれが好きかと聞かれたら今のところ草かもしれません。びよーんとうねる感じの役枝が好きなんだろうと思います。まだまだ素人なので、そういうところに「らしさ」を感じられるからなのかなあと思います。

さて、今回の花材はこちら。実が出てきました、秋っぽい!

行李柳も初登場。
最初は普通に役枝は1本ということでいけておいたのですが、行李柳は1本でいけても、2本使ってもいけてもいい花材だそうです。2本づかいにするときには、同じ方向に向くようにして、片方を少しだけ短くして(10:9−8)先が2本に分かれている、というような感じにいけるのだそうです。また、役枝すべてを2本にする必要もなく、2本使いにしたいところだけでいいとのこと。

なのですが、今回は先生の指導のもといけなおしをする際、逆に2本使いはしないことになりました。すっきりシンプルでいきましょうということに。
さらに、草の基本花型でいけて準備をしていたのですが、第一変化花型にしてみましょうと。む、難しかった…!投げ入れの難しさに慣れてはきたものの、おいそれとは思うような向きでいけられないのがつらいところ。少しずつ、少しずつ、ですね。

先生のアドバイスをいただき、いけなおした作品がこちらです。

基本花型の場合は副の役枝は真の役枝のサイドで同じ向きにいけるのですが、変化花型ということで体の役枝サイドに向きを変えています。
野バラの実は最初したの方にちょっとだけ使っていたのですが、1本、2本と増えていき、3本使って完成となり。あしらいはスターチスなのですが、バラの実の方があしらいのような雰囲気の作品とあいなりました。

新しい花材を使うのは楽しいです。触りごこちも、扱うときの感覚もそれぞれに違っていて、みるだけでなく触る楽しみが増えます。来週は花材に合わせて自分で好きな花型を選ぶというおけいこ。何が届くか楽しみです!

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