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ひびか 教程29「構成のいろいろ|垂直の動きを強調した構成」

今年初のお稽古は新しい段階へと突入です。構成のいろいろ、というテーマで初回は垂直の動きを強調したもの、ということでした。段階を踏んでここまできて、これまでのことをアレコレと思い出しつつ(思い出せていないものも絶対にあると思いますが汗)、試行錯誤しながら事前いけをしました。

なんと、今回は忘れずにビフォア写真も撮ったので、のちほど前後の変化を並べてみたいと思います。

さて、新年初の花材はこちらでした。ちなみに今回、かすみ草もスターチスも結構お花が大きめでモリモリッとしている感じでした。

どれもこれまでに使ったことのある花材だったのですが、垂直かあ、ううむ、と悩んでお稽古前にいけた状態がこちら。

スイッスイと絡まるようにしてかすみ草とスターチスが立ちのぼっていく感じを出してみようと思いました。

この状態から、先生に指導をいただきました。
・真ん中のコルジリネはそのままで、両脇の葉の長さを変えて、向きや葉の表情をもう少しつけてみましょう
・花器の向き、剣山を置く位置を変えてみましょう。いけなおし前は楕円形の花器を真横、剣山は真ん中(オンライン上で花器の向きと剣山の位置を相談して決めました)
このアドバイスを受けていけ直したのが下のものです。

花器の向きを変えて剣山の位置を変えるだけでこんなにも見え方が変わるとは…!驚きを隠せませんでした。

花器を斜めにして、乾山を端に寄せたので右側手前に空間ができました。
そこを少し埋めるような感じで、手前になる葉を一枚くるりと巻いてみたのですが、ここまで変わるなんて。

最初の状態と比べると、動きが出てイキイキとした感じがします。さすが先生!毎回とても素晴らしい指導をしていただき、刺激的な気づきを得ることができて、楽しくお稽古が続けられています。

さて、教程も折り返しをすぎました。最後まで頑張るぞ〜


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