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ひびか 教程46「植物の貌|状況設定1」

今回は状況設定。状況設定とは何かというと、植物の違った貌を取り出すための”装置”。状況を人為的に作り出し、そこから花材の変貌を促すというものです。
今回その”装置”として送られてきたのはガラスサンド。これを見て、水辺の風景にしたいなあと直感で。まずは花材から。

さあ、水辺の風景をどう作ろう? スターチスの花を小さく分解して水に浮かべたり沈めたりして、まずはこんな感じに。

これを先生に見ていただいたところ、もうちょっと水辺の緩急(陸と水との差をもっとはっきりつける)のと、水面を漂うスターチスを「岸辺に漂着感」がもっと出るようにしてみたら、というアドバイスをいただきました。

アドバイスを参考にいけなおしました。陸と水辺をもっとはっきりさせて、右側から風が軽く吹いているようなイメージに。

先生!いつもながらありがとうございますー!!
イメージを伝えると、それをより具体的に表現できるようなアドバイスをいただけます。今回もグッとよくなってびっくり。いつもびっくりですが笑。
今回はいつになくミニマムな雰囲気にまとまりました。このようなこじんまり感もさりげなくどこにでも飾れるのでいいなあと思った次第です。

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