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ひびか 教程31「構成のいろいろ|奥行きの浅い平面的な構成」

いろいろな構成のお稽古、3回目は奥行きの浅い平面的な構成。通常の花いけは奥行きを持たせて立体的にして動きを出すものの、今回はあえて奥行きを出さないようにして、横から見ると平たい感じになるようにいける、というお稽古です。
平面的にしようとすると、それはそれで難しい…!
押し花みたいな感じのイメージといえば良いのかもしれませんが、そもそも立体的な花材。そう簡単にはいきません…!

今回の花材はこちら。悩ましい。とくに石化エニシダが。

まずはお稽古前に自分でいけたものを。

うーん、どうしたものか。
この状態からお稽古開始。先生に色々をアドバイスをいただき、この状態だと左右のバランスが均等すぎるということで。エニシダの石化部分、一番右を短くして一番左に移動して、左右のバランスを変えるようにしました。
そうしていけ直したのがこちらです。

うちわ(Before)だったのがセンス(After)になったような。そんな印象を自分で抱きました。どうでしょう?

もうちょっと押し花的にできたらなーという思いはあったのですが、難しいものです。とはいえ、先生からのアドバイスでセンスに昇格できたのでよしとしたいと思います笑。
人の目ってどうしても立体的にものを見てしまいがちですよね。錯覚をもっと上手く使えるようになれるといいなあ。

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