ひびか 教程22「自由花の基礎練習|線状の素材」
自由花の基礎練習の2回目も線状の素材。ですが今回は前回と異なり並列に並べていくのではなく、線状の素材を交差させていける、というものです。これまで続けてきた「真・行・草」の花型から完全に離れてはいるものの、その基礎があったからこそ自由にいけることができるようになるのではないかと思っています。
さて、今回の花材はこちら!
行李柳に小さな雌花?が付いててかわいい。どうやら行李柳はそのまま水にさしておくと根が出てくるそうで、育てられちゃう模様です。根が出る様子を観察してみようと思います。そして槍鶏頭はシソの実がいっぱいくっついているような部分があるのを発見したのですが、そこが「花」なのだそう。上のふさふさしている部分は茎が変形したものにあたるらしいです。
いけばなのいいところは、普通では見過ごしてしまうような細かな様子(今回だとシソの実部分)に気づけることにもあると感じています。視覚的にはもちろんですが、触覚的にもです。
今日は一緒にお稽古をしている方のPCの状態が悪くて参加できず、まさかのマンツーマンという贅沢時間に!先生から指導をいただいてあちこちいけ直して完成したのがこちらです。
行李柳頑張って曲げてよかった笑
そこにティーツリーを絡ませるようにして連帯感というか一体感のようなものを作り出したらいいというアドバイスでかなり雰囲気が変わりました!
鶏頭のシソの実部分は左奥にて存在感を発揮。
足元の交差までなかなか行き届かなかったのですが、少しずつ、ですね。
今回は丸い水盤に剣山を横に二つ並べて使っています。そうすることでより一層「交差」感がきれいに作れるんだなあということも勉強させてもらいました。
次週は「面」がテーマになるとのこと。どんな花材が届くか楽しみです。何が届くかわからないのも、ひびかのお稽古の楽しみの一つでもあります!
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