act-3福岡旅行記day1

この記事はミリオンライブ10thツアーact-3を観に福岡に行ったものですが、ライブ(ミリオン)について記されたのは1000/5500字程度です。適宜飛ばしてお読み下さい。


ライブまで

朝4時に起床。出来るだけ交通費を抑えようと朝一番の飛行機をとったらこの時間になっちゃった。1時までいかに荷物を7キロ以内におさめるかの格闘をしていたため3時間睡眠となったがそこまでの眠気はない。成田まで電車でいくのダルすぎると思っていたら父が車で送ってくれるとのこと。ありがたすぎる。

6時に成田空港に到着。意外と時間がなかったので搭乗口に向かう。俺って旅行のときのカス空港朝ごはんが実は好きなんですけど仕方ない。飛行機は3列の真ん中席だったが横の方々も俺くらいの年齢の男の人だった。窓側の人はすごい景色をみてて楽しそうだった。通路側の人はスマホの画面が一瞬目にはいってしまったが(ごめん)、なんだか2次元アイドルコンテンツの声優ライブ映像を観てるようだった。
「俺たち3人で友達にならないか?」
と言いたくなったがそんなことを言えるはずもなく、時間は経過。というか3時間睡眠の影響で爆睡してた。

福岡空港に到着。ごめん学園祭には行けませんツイートがしたくて福岡空港を外から撮ろうと思ったが全く思うように撮れず。福岡空港線で隣の駅にいったら撮れるかなと思いわざわざ東比奈駅で下車したが全く撮れず。そもそもなんでこの空港こんな街中にあるんだ。着陸する時ビルが近すぎてビビったわ。
空港の撮影は諦め東比奈から歩いて博多に向かう。別にこれといったものはなかったので公園の写真だけ撮る。



博多駅に到着。3日間世話になる高校時代の後輩へ土産を買うためミスドへ。こういう時の土産ってなにを買えばいいのかいまいちわかんない。ただなんだかよくわからんお土産のクッキーとかだったらミスドのほうがええかなという個人的な思い。あとシンプルに荷物の重量がギリギリの戦いすぎてお土産を鞄につめてくる余裕がなかった。
街の看板に博多大吉を発見してあぁ福岡にきたんだなという気持ちになる。そう考えると博多大吉ってすごいかも。

電車を乗り継ぎ後輩の家に到着。ミスドを渡したら即効で3個食べててなんだか嬉しかった。ちなみに5個買っていったので残りの2つは俺が食べた。福岡に着いてからのことをほとんど何も決めてなかったが知人から教えてもらった店が後輩の家から意外と遠かったので早々に家を出る。電車を乗り継ぎ赤坂へ。

ごまさば、うまい。
ごまさばって初めて食べたんですけど美味しいかも。というか鯖のポテンシャルってすごいかも。あとご飯味噌汁南蛮漬けがおかわり無料だったのが嬉しかった。俺たちって学校給食を通していかに決められたおかずで米を食うかという訓練を受けてきたわけで、飯を食う時にはバランスというものを自然と考える身体になっているわけだけど、南蛮漬けのおかげでそれを何も気にしなくていいっていう嬉しさがあって…米をおかわりしてバクバクと食らい店を出る。良いお店だった。店員さんの雰囲気も良かったです。

再度博多へ。向かうはずが間違えて逆方向の電車に乗ってしまう。うっかり。引き返し博多へ到着。ヨドバシカメラでボタン式電池を購入。ボタン式電池ってこんなに高いんですか?パナソニックだから?まぁ天下のパナソニックさんなら問題はないですからね…()
2160円を払えば新幹線20分でライブ会場の小倉までいけるのだがそれを今日明日で2往復すると8640円となる。8640円か……ワイ、鈍行1310円1時間20分コースを選択。俺って実は金がなくて…まぁその土地の鈍行に乗るのって俺はわりと好きなので問題ナッシングです。箱崎駅と千早駅を通過できて嬉しかった(ミリオンライブ脳)。

16時手前に小倉駅に到着。改札を出たら小倉駅がひらけていてなんだかテンションが上がってくる。小倉駅ってこんなに栄えてるんですね。すみません、小倉競馬場のイメージしかなくて…正直ここまであまりライブの実感がなかったのだが小倉駅に降りたってact-1のさいたまSSAのことを思い出して一気にライブの顔つきになってきた。2日目に降車した新幹線口はそこまでひらけてなかったのでそういう意味でも鈍行で来れてよかったかも。これであとは水分とトイレを済ませて会場に向かうだけ…と思っていたのだがここからが激動だった。

トイレが空いてないのである。いや、正確に言えば最初にいった駅の商業施設のトイレは比較的空いていた。多分5分も待てば入れたのだが俺は思ってしまった。「誰かが入ってた個室にすぐ入るのちょっとイヤやなぁ」と。俺って本当に贅沢らしいです。とりあえず一旦そこを離れて会場付近の建物で穴場となっているトイレを探すことに。その前にココカラファインでお茶を買ったが、レジの50代くらいの男性店員さん2人の接客が良くて驚いた。いや、この流れで書くことではないが本当に接客が良くて驚いた。わりと衝撃的だった。俺もあんなふうに暖かい対応ができる人間でありたいンゴねぇ…という暖かい気持ちをいただきながら会場付近へ。


穴場のトイレ、あるわけがない。
そんなもの、あるわけなかった。会場に設置されているトイレが混んでるのは当たり前なのでいいのだが、会場付近の建物にもなかなか入れるようなところはなかった。というか誰でも使えるトイレがありそうな建物がまずない。コンビニのトイレにもいったが店で購入した人しか使えないタイプだったので退散した。いや、何か買えばいいやんと言われればそうなのだがさっきお茶買ったしなぁ…というのとそもそも買ったところでトイレが空いてるとも限らないと思って…結局駅まで戻って最初にいったトイレへ。幸い待ちが1人だったのですぐに用を済ませることができた。でもなんだか床にお帰りなさいませらしきものがあってビビった。トイレを済ませて会場へダッシュ。

連番者をだいぶ待たせてしまった。申し訳ない。連番者がトイレにいくというのでこの間にボタン電池交換するか~と思っていたらここでまた事件が起きた。

電池が開かない。


電池が開かない!!?!?!??


パッケージが全く開かないので電池が取り出せないという事態が発生。パッケージをよくみると「開封の際にはハサミをご利用ください」の文字。嘘だろ…と思いながらひたすら手でブチちぎろうとするが全く開かず。それを見かねた連番者とは逆側の席の方が話しかけてくれた。どうやらボタン電池のパッケージ仕様について調べてくれていたらしい。人の優しさに感謝…そしてどうやらパナソニックのパッケージは誤飲防止のため素手じゃ開かない仕様になっているらしい。おのれ…パナソニック…問題だらけじゃねぇか……すみません、100俺が悪いです。

という感じでいたらライブが始まってしまった。「これは今日素手で対峙するしかないかもな」と思っていたら開演ギリギリでトイレから戻ってきた連番者が電池の予備をくれた。本当にありがとうございます。しかも電池の入れ方まで教えてもらって。最初のキャストの挨拶何個か見れなかったのはほんまにすみません、でも助かりました。
マジで人に助けてもらいっぱなしのなかact-3day1へ…


THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 10thLIVE TOUR Act-3 R@ISE THE DREAM!!! day1

なにをどこから言えばいいのかわからないが正直にいうと少し俺の守備範囲からは外れたライブではあった。アニメ公演ということで何をやるかがact-1,act-2に比べて読めないライブだったけどまさかアニメ縛りでASもバチバチにやるぜ!というのは全く読めなかった。そんでもって俺のASへの理解度が全然足りてないということもあり知らん曲が結構あった。知らん曲の多さととライブの良し悪しの間に相関関係はないが、個人の好みとの相関関係はあると思っているので、めちゃくちゃに俺好みのライブというわけではなかったというのが正直なところです。やっぱり知ってる好きな曲がきた時の嬉しさっていうのはすごくて…
ASもアニマスは全話観たし最近の曲で好きな曲はあるんですけど、いかんせん曲が多すぎてカバーしきれていないところが膨大にある。やっぱり俺はまだまだ知りたいです、アイドルマスターを。
ただ正直act-1もact-2も「これなんだっけ?」みたいな曲はわりとあったし、アニソンクラブにいけばほとんど知らない曲が流れているのでそういう意味では"知らない曲を聴く力"はわりかしある気はしています。なので大丈夫です(?)。というかアニメ公演でASのカバーをするのはおかしいことではないんだよな。だって52人で765プロに所属しているんだもの。ミリオンライブがあるのはアイドルマスターがあるからなんだもの。そういう意味ではASのカバーは嬉しかったし、これはずっと追ってきた人たちはもっと嬉しいんだろうな。act-3って深めてれば深めてるほど味がするライブです。
あとやっぱり次何がくるかわからないという状況でイントロが流れたときの会場のどよめきというか声にならない声が聞けたのはよかった。あれってライブの醍醐味だから。あとこれはアニメ曲の話になるけどどの曲も初披露だからコールやらなんやらが揃ってなくてそれもよかった。この経過を味わえるって幸せな気がする。いや、そもそもコールは無理して合わせるものでもないと思ってますが。
永遠に概要の話をしてしまっていますが、曲の話をすると瑠璃色金魚を聴けて嬉しかったです。俺ってミリアニで白石紬さんのことが好きになったから。あとシンプルに瑠璃色金魚はずっと聴きたかったから。南早紀さんのパフォーマンスはもちろんなんですが、照明とVJすごくなかったですか?というかact-3照明とVJずっと良かった気がします。ありがとうございます。瑠璃色金魚のときの西日本総合展示場新館の壁に映る南早紀さんの影がなんかすごい良かった。あの影は南早紀さんであり白石紬さんでもあったから。本当に大きな影がすごく良かったな…

という感じでライブは終了。
終了後に隣の席の人とお話ができて嬉しかった。そういう経験が初めてだったのでアイマスで繋がれるのはいいなと思いました(小並感)。


ライブ後

その後博多に移動して連番者と感想会。でも感想会はだいたい店に入る列でしていた記憶。なんか列に並んでする感想会ってすごくいいかも。列に並んでいることが全く苦ではなくなるから。感想会では連番者の知識の深さに脱帽。『マリオネットの心』がきて歌唱キャストを見て2秒でLTP06に繋げられるのスゴすぎる。やっぱり俺もっと知りたいです、アイドルマスターミリオンライブを。

生まれて初めて福岡にきたということで豚骨ラーメンを食す。濃厚なのに全然重くないのがすごかった。ランチセットが夜もやっていて笑う。それはもう名前を変えたほうがよくないか?

連番者と別れ後輩の家へ。向かうはずがまた反対方向の電車に乗っちゃった。うっかり☆気を取り直して家いくかーというところでまた事件が。

携帯の充電がなくなったのである。
じゃあモバイルバッテリーを使おうって?
そんなものは持っていないのである。
じゃあコンビニでモバイルバッテリーを借りろよって?
あれは充電が切れたら借りられないのである。
充電切れる前に借りとけよって?
それは本当にそう。

ということで携帯が使い物にならない状況になった俺だがそんなに焦っているわけではなかった。だって電車に乗って家までいけばいいだけだから。駅まで来た道の逆をいけばいいんだからね。道も確かそんなに複雑なわけではないし。というわけで後輩の家の最寄り駅で降り家へ向かう。


完全に道間違えた。
これどっちだっけな~という道の2択で不正解を選んでしまった。しかも全然知らん道だから間違えたことに気づくまでにそこそこ時間がかかってしまい引き返すのもダルいくらいに歩いてしまった。どうするか、いやとりあえず一旦駅の方向に歩くか。2択を間違えてしまったわけだからスタート地点の駅まで戻って逆の選択肢を選べばいいだけだ。というわけでなんとなく方向を推測し歩く。

おかしい。
絶対に行きに見なかったような場所を歩いている気がする。そもそも迷った原因としてその土地が住宅地であり大した目印もないというのがあるのだが、それにしてもこんなのはなかったぞ…?みたいな看板がある。近くにコンビニがあったので店員さんに駅の方向確認してみるか…

「すみません、○○駅ってどっちですかね」
「あっちですね~」

今歩いて来た方角を指さされた。

うん、俺、迷子だ!!!

認めよう、完全に迷子である。
①全然知らない土地で
②情報を手に入れる手段(スマホ)もなく
③ひたすらに歩き回る

迷子を構成する要件を全て満たしている。

コンビニの店員さんにもっと詳しく聞ければそれが一番いいのだが、いかんせん後輩の家のまわりに大した目印もないので聞くに聞けないのである。タクシーを捕まえるということも考えられるが後輩の家の場所を覚えているだけで住所や建物名はスマホを見なければわからない。そう、わりと詰んでいるのである。ただひとつ言えるのは進むしかないのだ。どこへいけばいいかわからなくても立ち止まってはいけないのだ。俺たちは進むしかない。迷子でも進め!



店員さんに指さされた方向へ歩いてるけど全然駅ないよぉ…
なんだこれは、どこだここは。
まさか23歳になって迷子になるとは思ってもみなかった()。こんな人通りのない知らない街を深夜にひたすらさまよい続けるの、己の無力感と謎のドキドキ感があって別世界にきた感じすらある。あと昔友達と道に迷って自転車でグルグルしたときのことを思い出したとか出してないとか、童心に帰るってこういうことらしいです(違います)。

しばらく歩いていると隣駅の文字が。後輩の家は駅と駅の間に位置しているので実は問題ないです。なんなら最初後輩の家にいくときはこの隣駅から行ったのでむしろラッキーかもしれない。そうして駅から行きのルートを思い出しつつ歩く。

なんとか後輩の家まで到着!到着するという未来があって本当によかった。後輩に時間を聞いたら12時10分ですと言われました。どうやら40分くらい知らない街を深夜にさまよっていたらしいです。や、違います、令和の話です。

その後シャワーを借りて歯を磨いて就寝。
ASのアニメ披露曲予習するか…という思いもあったがあまりにも数が多すぎて挫折。まぁ披露された曲を聴いていくか。


day1が長くなりすぎたので一旦切ります。





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