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好きなスキした記事

ここ数日、朝起きたら2011年の朝ドラ「おひさま」をオンデマンド配信で視ています。1日2話。舞台が信州・安曇野なのと、満島ひかりさんが出ているから。そののちnoteとTwitterの確認をしたら9時ごろです。

私が購読している、ダ・ヴィンチ・恐山さんのnote。その中でも特に心に残っているお話が2つあります。有料マガジンですが悪しからず。

・(同窓会のような場で、)話聞いてるとちゃんとみんな就職したり恋愛したりしていて「ヒエ~~、『人生』やってんジャン」ってなった。最近、薄々感じていることだが、私は「人生」に弱い。人生の重みというか、リアリティみたいなものを見せつけられると、「はぁ~~~~~」ってでっかいため息をついてから畳にゴローンってねっころがって天井の木目を見ながらじっとしたくなる。(カッコ内は加筆)

私自身もこのことは感じていて、というか今日感じたのでnoteをしたためている次第です。他者の人生の中身が垣間見えると、それにおののいてしまう、疲弊してしまう。その感覚の形容に、自分の中では「あてられる」という言葉を用いています。男女の仲を見せつけられて、という用法ではなく、「毒気に――」のほう。自他の人生を比較するのはポイズンです。混ぜるな危険。

・猫のよさっていろいろあるけど、「こいつはうちじゃない家で飼われてもぜんぜん余裕で幸福に暮らすんだろうな」という感じが長所だと思う。どこまでも誰かに依存している生き方のくせに、根っこがどこまでも自立しているように見えるから。

たしかに、家ネコって飼い主に依拠した暮らしぶりをしている。そのくせ、なにやら超然としているというか、芯があるな、という感じ。そういう人いますよね。私は中学と、去年のゼミにいました。彼女らに向ける眼差しは、好意というより尊敬のそれでした。

おばあちゃん家にいたネコをもっと愛でておくんだった。中学校の帰り道にいた野良ネコはどこへ行ってしまったのだろうか。いつかネコを飼いたい。


※恐山さんがいつぞやの日記で「有料マガジンだけど多少の引用はOK」と書かれていたので、上記2点を引用させていただきました。

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