ソウル旅行記vol.2
ソウルに行ったことのない方のために簡単に解説すると、ソウルの街は東西に流れる漢江(ハンガン)という川を中心に北を江北(カンブク)、南を江南(カンナム)と呼び、その雰囲気は結構異なります。すごーく簡単に言うと、江北は歴史ある古い街、江南は富が集中する新しい街、という感じかな。
ソウルの街案内みたいなことを語り始めたら長くなりそうなので割愛しますが、何を言いたかったかというと、私は完全に江北の女です。
ソウルに行く時って、特に人と会う時なんかは結構予定が江南エリアになることが多く、今回も南側近辺での予定が多かったためホテルも南寄りに取るのが適当だったのですが、久々のソウル一人旅で南に泊まるのを想像してもどうにも心落ち着かず、やっぱり落ち着く北側の、しかも韓屋(ハノク)に泊まりました。
自分語りで大変恐縮なんですが、私って古いものが好きで散歩が好きでアートが好きで自然が好きな、ナムジュン女verみたいな人です(自己診断)。三清洞や仁寺洞あたりをだらだら散歩して、アートギャラリーにふらっと入って好きそうなら長居して好きじゃなさそうならすぐ出て、機嫌良く景色眺めたり歴史的建造物とか博物館に行くのが好きなタイプです。(今回はバンタン欲が邪魔してあまりそれができなかった、残念)
ちなみに人並みに「お得なお買い物」は好きなので、可愛いもの見つけたらテンション上がるし、ビビッと来たらすぐ買うし、たっぷり買い物したい気分の時は、日中は上記の通りに行動し、夜10時過ぎから東大門で深夜のショッピングをする、というのが私の鉄板コースです。なので東大門に泊まるのが結構好きです。ただ、今回は買い物の神は降りて来ず、ハイブで買ったポストカードが唯一の自分へのお買い物でした(でも凄い気に入ってる)。
そんなわけで、今回のソウル旅は「河北の女がアミになるとどうなるか」みたいなちょいとヘンテコな旅程なので、どうか初めてソウル行く時の参考にはしないでください。ニーズがあれば、もっとちゃんとしたの書きます。
昌徳宮、とても気に入った！！
ソウルと言えば景福宮(キョンボックン)。立地的にも大変行きやすく、一度行くとまた行きたくなってしまう。よって私は、景福宮にはもう何度も、いや、なんなら来る度に行っているのですが、何故か昌徳宮(チャンドックン)には行ったことがなかったのです。
なので、今回、北側で過ごせる限られた時間は昌徳宮にオールインしました。（※テテ虚妄旅行記に書いた通り、早朝7時前から2時間ほど街歩きはしました。その時景福宮も外側から見た←どんだけ好きなの）
そして結論。昌徳宮、めちゃくちゃ大好き！！なんで今まで来なかったんだー！と自分を責めたいほど良かったです。なんなら景福宮より好きかもしれない、いや、好きです。なんとなくですが、景福宮は男性的で昌徳宮は女性的な感じがしました。
特に、別料金で入場できる後苑というエリアが大変美しくて、本当に、良かった。元々王や王妃が余暇を楽しむ場所だったそうで、石塀で区切られた道沿いに生い茂る楓の木はまるで自然のレースカーテンのようだったし、蓮の葉が浮く池とか装飾が抑えられた使用人の居住場所とか韓国歴史ドラマが蘇る場所も多々あります。また、アオサギやカササギなどの普段あまり見かけない鳥が普通にここで生活をしているようで、ここの自然が大切に守られていることがよくわかります。多分紅葉の時期もすごく綺麗だと思います。
ちなみに、ここを一緒に歩くなら「二十一、二十五」のナムジュヒョク君がいいな。この場所も彼の虚妄で旅行記書こうかなと一瞬思ったけど、バンタンだと思い込んだ人が後で違うとわかってガッカリ、という結果になりそうでやめましたw
ソウルの森公園はセントラルパークみたいだった
とりあえず公園とか大好きなんです。なんですが、ソウルの森公園はアミになるまでその存在を知らなくて、今回一番行きたい場所がソウルの森だったのです。バンタンメンバーの名前とメッセージ入りのベンチ（アミがお金を出し合って作った？）があるというので、それにも座ってみたかった。ちなみに行くまで私の頭の中ではあまり人のいない、静かな公園というイメージでした。
それが！蓋を開けてみると全然違った。こどもの日だったことも影響してのことでしょうが、ソウルの森公園はディズニーランド並みに混んでいました。
人混み嫌いとしては「わ〜やっちまった〜」となりそうなのですが、天気が良くて景色が綺麗だったし、集まっている人が思い思いに楽しんでいる様子を見るのは全然嫌じゃなかったです。だだっ広い広場で老若男女がピクニックしたりサッカーなど球技をしたりする光景は、その奥の高層ビルとも相まってとてもセントラルパーク的でした。
そしてホビ虚妄旅行記に書いた通り、ソウルの森公園を散策して公園を出たらそこにホビの家があり、ホビの家の前のトンネル遊歩道を通って漢江に出て、少し歩いて展望台スペースまで行けばその後ろにソウルの森公園に繋がるエレベーター＆歩道橋がある、という感じで、この経路がこの旅の一番のお気に入りでした。また行きたい！（今度はもう少し空いてる時に…）
なぜか無音の油井食堂
若き日のバンタンが通っていたことで有名な油井食堂にも行ってきました。壁にも天井にもバンタンのポスターやら写真やらが貼りまくられ、センイルのカプホとか色々な手作りグッズ的なものも置かれて、アミじゃない人が間違って入ったら視線のやり場に困るような店でした。
通称「バンタンビビンバ」と呼ばれる石焼ビビンバ（豚肉とサンチュくらいしか具が入っていない）を食べましたが、辛くなかったので辛いものが苦手な友人（韓国人のくせに！テテと同じね）はすごく美味しいと言って食べてました。辛い物好きな私はちょっと物足りなかったかな…。
ただ、店の雰囲気は多分、新大久保の方がテンション上がる感じじゃないかなーという感想。まず、なぜか音楽がかかってなかったんですよ。なぜだろう…。テレビも置いてあるのに使ってなかったし、それでいて、ホール仕事をしているアジュンマ以外にこの店の関係者らしきおじさんが二人いて、なんかお喋りしづらい雰囲気を生み出していました。音楽がかかって動画も流れてたらテンション爆上がり間違いないお店だと思います。
注文して少しするとアジュンマが寄ってきて「あんた、アミかい？誰が好きなの？」とぶっきらぼうに聞いてきて、私が「ジェイホープです♡」と答えるとホビのカプホとシールをプレゼントしてくれました。隣の席のご夫婦は江原道から来てたみたいで、韓国人も遠くからソウルに来てアミ活してるんだな、なんて思いました。
韓国でよく見たもの
ほぼショッピングをしていないので今の流行を掴めなかったんですが、街歩きをしながら気付いたことだけ簡単に。
マスクにストラップみたいなのをつけている
私が行った週から韓国では屋外でマスクしなくても大丈夫になりました。とは言え、ほぼほぼ皆外でもマスクはしていたのですが。韓国の人はマスクを外すときに顎マスクではなくネックレス的に首にかけられるマスクストラップ？マスクチェーン？マスクコード？を使っている人が多くいました。イメージ的には若い人よりは40歳以上が多いかな…男性より女性が多いかな…？ハイブにも売ってました。
義母も使っていたので「これを使ってる人多いですね」と言ったらすぐに外して私にくれましたw なので、韓国にいる間、私は韓国オンマ感たっぷりめでした。
ダメージジーンズが流行っていると思われる
膝近辺を地面と平行な感じでバッサリ切っているようなダメージジーンズを履いている女子を沢山見ました！どちらかというとワイド目なジーンズに糸を引いていない感じでバッサリ切れこみが入っているみたいなジーンズ（ファッション苦手なため説明下手）。ホビも履いてた記憶があるし、ジウ姉もそんなの履いた写真をインスタに上げてたからきっと流行っているのだろう。
梨泰院、延南洞、聖水洞はイン、カロスキルはアウトか？
こどもの日は本当にどこもかしこも混んでいたのだけど、昔大人気だったカロスキルはそうでもなくて、お店もファストファッションみたいな巨大店が増えて前の良さがなくなってました。梨泰院は以前よりは減ったらしいけどそれでも人混みが凄くて、ジミンとRMの家がすぐそこみたいな場所にあるのだけど、車のないRMはどうやってこの人の多いエリアから外へ出ていくのだろうか…まさか自転車で？と凄く疑問に思いました。実は住んでないのか？ちなみに聖水洞はホビの家のエリアで、ここは今後さらに注目じゃないかなと思います。これからもっと開発されていきそう。
インスタ映え写真撮ってる人多いねやっぱり
きっと都会では普通の光景なんだと思いますがインスタ用の写真を撮ってると思われる人がやっぱり沢山いました。ディズニーとかで出会う確率と同じくらい見ました。友人によれば、韓国人はTwitterはあまり使わずインスタ利用者が多いそうで（日本も同じなのかな？）、ジウ姉みたいなポーズで写真を撮ってる女子が本当にそこら中にいましたw
やっぱりMBTIが流行っているらしい
釜山で姪っ子に会ったのですが(20代)、流行ってるものを聞いたらMBTIと言っていました。だからバンタンもあんなにMBTIネタ多いのね。ちなみにここから流行の話というより余談ですが、姪は高校生の時がバンタンの花様年華の頃だったそうで、その頃ユンギが好きだったそう。姪の可愛い声で「ミンユンギ」を何度も言われると、なんだか私はとろけそうになりました。あと、義母に初めてアミになってしまったことを打ち明けたのですが、義母に「バンタンに釜山出身の人いるの知ってますか？」って聞いたら「ジミーン！！」って大きい声で叫びましたwww(しかも外で)。「ジョングクも釜山ですよ」って言ったらポカン顔されましたwwwジミンのアジュンマ認知率高め。
・・・
と、まるでまとまりのない旅行記となりましたが、ソウルはやっぱり歴史もあってお洒落で楽しい街でした！今度は普段の旅の時のようにアートにもっと触れてエステとか行って買い物も楽しみたいな。早く行けるようになるといいね！！！
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