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最高はYet to Come

確実に今年一番幸せな気分だった、昨日…。

2022.6.10(金)、BTSのカムバ曲Yet to Comeが公開されました。ミドルテンポの曲であることはわかっていたので、DynamiteやButterの時のような興奮はないだろうとの思いで待機していましたが、個人的には自分が体験したカムバの中で一番「幸福感」の強いカムバだったように思います。「きゃー!」っていう興奮ではなく「やっぱりだいすき…」って噛み締める感じと言いますか…。とにかく、私は幸せすぎて息子の幼稚園のお迎えにニッコニコでスキップしながら行き、娘の帰宅後は二人に私の幸せをお裾分けしてあげようと本屋に行って文房具やらおもちゃっぽいものを買ってあげ、ミスドでドーナツ食べたいとのリクエストに応え、コンビニで食べたいアイスとお菓子も買ってあげ、夕飯に彼らの好物を出してあげました。「どうしてママ今日はそんなに優しいの?」と聞かれ「BTSが新曲を出して幸せなの。だからBTSに感謝してね!」と言ったら、娘は帰宅後もいちいち「BTSありがとう!」と空へ叫び、5歳息子は「違うよ!BTSを産んだ神様に感謝した方がいいよ!」とやはり空に感謝の言葉を述べておりました。嗚呼、なんて幸せな光景なのでしょうか。(なお、特に信仰している宗教はありません)

Twitterで「Yet to Comeを聴いて、あ、私乾いてたんだなって、澄んだ水を鉢底から溢れるくらいたっぷり入れてもらったような気分」と呟いたのですが、私は本当にそんな気分でした。

正直言うと、最近ずっと疲れてたんです。私生活ではなく、推すことに関して。自覚がすごくあるわけでもないし悩んでもいなかった(だって疲れに負けないくらい好きだから)けど、昨日彼らに新曲という水を与えてもらって初めて「あ、私、だいぶ乾いてたのね」と気付きました。以前のように毎週火曜日のタリョラもないし、新曲も1年近くないし、かと言って活動がゼロという訳ではないので定期的にTwitterで情報収集して、その際に予定外に心を乱すような呟きにぶつかってしまったりして。彼らを愛する気持ちに変わりはないけど、なんというか、自分の中に蓄積していた養分とインスタなどで供給される現在のお姿から一生懸命エネルギーを生み出して「推す」行為を続けていました。ここで妄想小説を書くのもある意味その「自家発電」の一貫です。

話は変わりますが、皆さんは家で観葉植物を育ててますか?たまに「私は植物を枯らすことの名人なの」みたいなことを言う人がいますが、あれは大体水のあげ過ぎが原因で、観葉植物は水を毎日あげない方がいいし、何日もあげ忘れても全然大丈夫な強い種類も多いです。毎日はあげず、喉が渇いただろうなーってタイミングでたっぷりお水をあげる。これが観葉植物を上手に育てるコツだと思います。

脱線しましたが、昨日の私はまさに、1週間くらい水をもらっていなかった我が家のモンステラみたいでした。久々にたっぷりの水をもらって、それをごくごく飲んで、そうしたらそこそこ高齢なのにくるくると包まった新しい青い葉っぱが生まれてきて「え、まだ新しい葉っぱ生まれるんだ!」と驚くという、まさにそんな感じ。

このところ私はよくこんなことを思っていました。

「バンタン好きになったばっかりの頃が懐かしいな…あん時楽しかったなぁ…」

沼入りの仕方は人それぞれだと思うのですが、私の場合は一目惚れ、つまり、初めて見た瞬間に「こ、これは!」ってギューン!って持っていかれる、みたいな劇的な感じの始まりではなかった。どちらかというとまあまあ冷静な頭で色々調べながらジワジワ好きになって気付いたらポチャンって沼に落ちてて「あらら、落ちちゃった。でもいいね。当分この沼に浸かろう」って決める、みたいな始まり方だったんです。

そんな私がBTSを好きになった頃の思いというのは、ものすごい宝物を見つけてしまった!みたいな、めちゃくちゃ良さそうな投資案件見つけちゃった!みたいな感情が強くて、実際は投資に喩えるようなそんな冷めた感情ではないのだけど、なんと言うのかな、「この人たちはきっと凄いところに向かってる。それを近くで見ていたい!」という思いだったんです。私はまだ3年目だけど、沼落ちしたのはDynamite前だったのでDynamite以後のこの成功もその当時はまだ全然予期していなかったし。だからある意味であの時私が心の投資をした分は十分に回収できていて、優良株だからまだ保有しているけど、さて、これからどうなるでしょうか…と言うのがButterとPTDが終わってからの私の心だったように思います。

それで、昨日の、あれです。(以下、翻訳はYouTubeのものを採用します)

Was it honestly the best?
Cause I just wanna see the next

ジョングクのこの歌い出しでもう、すでにノックアウト気味。どんな歌を歌おうとしているのか、すぐ予感して身震い。

Yeah the past was honestly the best
But my best is what comes next
I’m not playin’, nah for sure

Vのこのパートも…I’m not playin’ nah for sureってテヒョンが歌うともう…

Promise that we’ll keep on coming back for more

ジョングクみたいな人にこんなこと言われたら…(この辺でもう泣いてます)

君の心の奥底、どこかに
昔のままの少年がいる
My moment is yet to come

まずこのパートをジンに振った(その後もジミンに振った)方へ拍手したい。彼の声でこれを聴いた瞬間にキュンです。そして「君の」というのは誰なのだろうか。自身なのかARMYなのか。その少年とはデビューを夢見ていた少年なのか。それとも花様年華の少年なのか。でも花様年華はまだ終わっていない、いや、まだその瞬間は来ていないんだと(涙)

いつからか付いた馴染めない修飾語
最高だという言葉は今もまだ照れくさい
僕は、僕はさ、ただ音楽が好きなんだ
今もあの時と変わったものはあまりないんだ

SUGAらしさがここに溢れているんですよね。これを話している彼の顔が思い浮かびます。多分、最後の2行は恥ずかしそうにはにかんでる…いや、真っ直ぐ目を見て話してくれているかも(死)

僕は変化は多かったけど
変わりはなかったと言うよ

今僕はまるで13歳
あの時の自分のように吐き出す

嗚呼…もうこの辺で私は倒れました。推しの出番前だというのに。RMのあの説得力のある低い声でこれを言われると、私まで同じ気持ちになるのです。私だって13歳の気持ちだよ…

まだ学ぶことが多くて
僕の人生、満たすべきものが多い
その理由を聞くなら
僕の心臓が言うじゃないか
We ain’t about it この世界の期待
We ain’t about it 最高という基準のstep
We ain’t about it 王冠と花、数多くのトロフィー
We ain’t about it Dream & hope & goin’ forward
We so about it 長い長い円を周り、結局また同じ場所
Back to one

j-hopeのパートからの流れ。ずっと前から何度も何度も聞かされていることなんだよね。彼らはこのメッセージを何度も歌で伝えてくれている。それなのにどうして、彼らを疑うような人が生まれるんだろう…。世界の期待のためじゃないし上に行くためでも賞を貰うためでもない。夢を持って希望を持って前に進んでいるだけ。そうしているうちにまた同じ場所に戻っているんだ、と(号泣)

Yes the past was honestly the best
But my best is what comes next
We’ll be singin’ till the morn
あの日に向かって
もっと僕たちらしく
You and I, best moment is yet to come

ジミンの声で始まるこのパート…うん、私も同じ気持ちだよと同感の嵐。過去は勿論素晴らしかった。でも、未来にはもっと期待しているし、その希望を持っているから私は推しているんだよ、とジミニにエアハグ。そして最後に「もっと僕たちらしく」って…もう…(バタン)

と、すみません。私は考察とか真面目にできないタイプなので、私の感情をそのままダイレクトに実況中継させていただきました。

別に昨日のブイラのナムさんのスポを見なくても、この曲を聞けば今から色んな凄いことが起きることはみんな予見しましたよね?そう、ここからがNew Chapterなんです。そしてそれはアンチ気味な方がたまに指摘したりするお金儲けのためでもないし、グラミー賞のためでもないし、世界から称賛されるためでもないし、ね、違うんですよ!!!(大事だから強調)

こんなに未来に希望が持てる歌がこれまであったでしょうか。勿論これはバンタンがARMYに歌った歌ではありますが、Boy with Luvと同じで普遍的なメッセージだと思います。この少し停滞した世の中で「きっと大丈夫だよ、頑張ろう」と私の方を見て慰めるように歌う歌より、前進し続けている人が今から向かう方向を見せてくれて一緒に前へ進もうという歌は、本当に、効く〜ぅ!

もう一生付いて行きます!!てか、付いて行かせて!!

本当はもっと言いたいことがあるけどこの辺にしておきます。ありがとう!ボラへ!!

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