ちょっとだけロマンチックだと思ってる話

ジンくん妄想ストーリーの続きを書かないといけないんですが、それはちょっと置いておいて(書きなさい)別のことを書きます(突然)。

アミなら一度は考えたことがあるのではないかという問い。

「◯年前にバンタンと出会ってても今の推しを好きになってたかな」

もう少し拗らせた思考で言い換えればこんな感じ。

「もし今記憶喪失になってもう一度バンタンを"初めて"見たとしても今の推しを好きになるのかな」

Twitterでたまに見かける「推し変しました」という報告なんかを考慮に入れるとこれらの答えは「別の人を推しているかもね」になりそうだ。
しかし、個人的に、私は「推し変」がほぼほぼ99.9999%ないと思っている人物であるが故、この、アイドルに対しある日突然"恋"感情を持つ瞬間やその奇跡を尊んでおり、何度かこの問いかけを胸に抱いたことがあるのである。

それで、大して時間もないので結論から言うと、

「記憶喪失になっても、また同じ人を好きになるだろう」

が私の答えだ。てか、それを書きたくて今noteを開いたのである。これには一応根拠がある。

私の祖母は「認知症と言ったら可哀想だからまだ認知症とまでは言えないな」くらいの軽度の認知症だ。普通に会話もできるし、昔の記憶も(たまにあり得ないほどの虚構を現実と思ってたりすることもあるけど)ほぼ確か。なんだけど、脳の中の「近い記憶」を司る部分に問題があるらしく、ちょっと前のことを覚えていない。それ故、何度も同じことを話したりする。例えば、うちの息子に「〇〇くん、何歳になったの?」と「〇〇くんは体が大きいね。幼稚園で一番大きいの?」を5分おきくらいに何度も言ったりする。

その祖母が、バンタンを見ると、いつも、百発百中、ジョングクが映ると褒めるのである。
「この人、女の子みたいに可愛い顔しているね」
「キレイな顔だね〜」
「上手だねぇ。沢山練習してるんだろうねぇ」
などなど。

しかも尺が長いものを見れば、それを見る間、それこそ5分おきくらいにジョングクを褒めるのだ。

そんな祖母を見て、私は思った。

「今記憶喪失になって、もう一度初めての気持ちでバンタンを見ても、私はホソクを好きになるんだろうな」って。
「あの人はジミンを好きになるんだろうし、あの子はジンを好きになるんだろうし、彼女はテテを好きになるんだろうなぁ」って。

好きになる人の傾向が一見バラバラすぎる私が、バンタン超初心者の時にホソクを「ちょっと残念な感じの人」と思っていた私が、じわりじわりと軽い抵抗をしながらも彼の沼に堕ちていった私が、2回目の記憶でも同じ人を選ぶのなら、瞬間の奇跡にも思える「推しへの恋」という感情の一大事件も全てひっくるめて「運命」なんて言えちゃうのかな、なんて思えて、なんか、皆さんに共有したくなった次第です、

なんだろう。ちょっとロマンチックじゃない?

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