左手が不自由な彼に色々聞いてみました。

起床。

やはりパジャマは前開きに限ります。このブルーの天使パジャマはボタンもしっかり縫い付けられているので多少雑に外しても取れたりする心配がないんです。さすがは高額なパジャマです。質が良いんです。

裸になったら左手用のシャワーキャップみたいなものをつけてとりあえずシャワーへ。怪我したのが左手で良かった。右手が使えるから髪も体もなんとか自分で洗えます。マネージャーと一緒に風呂に入って髪を洗ってもらう？絶対に嫌です。

え？シャワーで逆立ち？ヒャッヒャッヒャッ。左手が不自由なんですよ！いくら僕でもそれはしません。

意外と苦労するのが体を拭くことなんですよ。だから初めの頃はベッドに大きいバスタオルを2枚以上敷いて、濡れた体でその上をゴロゴロとすることで全身を乾燥させていたんです。そのことをジェイホープに言ったら笑い転げてたんだけど、その翌日にあいつは吸収力がハンパないタオルを買ってきてくれました。なんてよくできるやつなんだ！そのタオルをパンパンと上下左右に振り回せば、それなりに体は乾きます。はい、これで終了です。

あ、ちなみに髪は自然乾燥。どうせ後でメイクさんが綺麗に直してくれるから清潔にしておけばそれでよし。

服を着替える時の苦労はね…ステージ衣装の細身のパンツ。あれはいただけない。あれが一番大変。はい、着せていただいてます。え、誰にって？そりゃあウリマンネに。ジョングクがいない時はジミンにやらせてます。はい、本当に、良い子たちです。いつもありがとうございます。

食事はもう、全然問題ありませんよ。右手がありますから。逆にナイフとフォークとか使わなくて済んで助かってます。常にマイ箸持参。エコです。

え？トイレの時どうしてるかって？手伝いますよって？話にならないことを言わないでください。

一番不便に感じていること…。あぁ、ゲームですね。それは本当に、辛いです。早く両手が自由になってゲームがしたいです。

コンサートは、やはり一緒に踊れないのは寂しいですね。楽は楽なんですが、なんだか教室の外に立たされてる生徒みたいな気分になります。あ、座らせてもらってますけど。あとは、やはり僕がいないと防弾少年団のビジュアルが明らかに不足してしまうので、その点はアーミーの皆さんに申し訳ないなと思っています。

でも、後ろからメンバーを見ているととても誇らしい気持ちになります。BTSってとてもカッコいいですね。

コンサートが終わってホテルに帰ると、マネージャーが夜食のビビン麺まで全部作ってくださるんですよ。少し申し訳ないですが、悪くないですね。ペットボトルの蓋も全部開けていただいて、割り箸も割っていただいて。

あと、これは…少々言いづらいんですが…特に、美しいジンを愛して下さっているアーミーの方には教えたくないのですが…今僕は夜シャワーに入っていません。踊りも少なくて汗も最小限に抑えられていますし、実は元々シャワーに入らなくても寝られるタイプなんです、僕は。シーツは毎日替えていただいてますから、もうそこは、諦めてしまっています。夢を壊してすみません。

というわけで、僕は左手が不自由ですが、それなりにちゃんと生活できています。あまりご心配なさらないでください。

（全て勝手な妄想です。失礼いたしました）