伊豆で見た3月の光
3月という言葉は、それだけで春を連想する。
風はまだまだ冷たいのだけど、日差しはあたかも春のよう。
靴底で溶ける雪を踏んで、まぢかに春。
春が恋しいなぁ。
恋しいので、
昨年の3月、伊豆に旅した時に撮ったフィルム写真を見返してみる。
3月の光が好き。薄くて淡くてふわっと広がる感じ。
海を眺めながら何時間も電車に揺られる。ぽかぽか午後の日差し。
外に出ると意外と風が強かったりするんだけどね。
わたしは多分「乗り鉄」というやつで、
旅の中で日中に電車に揺られる時間をとても大事に思っている。
電車から降りてずんずん歩く。
平日の昼間は人もまばらで。
路地の光も淡くてね。
だれもいなくて退屈な住宅街を、どこまでも歩いていきたい。そんな気持ち。
そこここに3月の光を見つける。
早く春、来ないかな。
またこうして、空気を閉じ込めるみたいに春の写真を撮りたいよ。
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いつもはこんなブログを書いています。
人って多分 多面体で、そのフォーマットに合わせた文章を自然と書いてしまうのだと思う。
noteは明朝体だから、きっとブログとは違う文章が書けるんじゃないかなと思って始めてみました。
よろしくお願いします。
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