止まない雨はないが病まない月は無い


生理前に、
ちゃんと食べてなかったり、
嫌なことを言語化できないまま
自分の中に仕舞い込むと、月一で病む。

私の病むは、思考回路が悲しいことに
死にたい方向に行くこと。ひたすら泣くこと。世界で一番可哀想だと思うことなど。部屋が強烈に散らかること。身だしなみがギリギリアウトになること。それでも平気と思えると。

出来ないことが積み重なってギリギリ週末ゴールインして土日でなんとか自分を癒す。

溜まったプラスチックの山、下着とタオルの山、捨て損なった資源ゴミ。
なんだか地球規模の話みたいだけど、私の家の話。

繰り返しを掛け違えて、沈み込んでいくように。いつのまにか病んでる。


ある夏の日朝の電車の窓から、外を見ていた。

すぎていくマンションの中でも
カーテンが少し開いた窓があった。
そこから、
ごちゃっとした部屋から太陽を浴びる
誰かを見た。気がした。

その人の人生にとって大切な瞬間だったろうか。なんでもない毎日の日課だったろうか。

仲間って意外といるなぁと、思うのだった。

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