見出し画像

ポートレート初めての方、初回撮影で気を付けていること。

どうも、高知で主に未経験の一般の方を被写体にポートレート撮っている、おふらんしすです。

今日はポートレートの未経験、初めて被写体やる方を撮る時にぼくが気を付けていることをまとめてみます。

まず、お断りしておくことは、今から書くことは、撮影会等で被写体をやられてる方の撮影ではあまり参考にならないかと思いますし、こうすべきという話でもありませんので、あくまで参考程度ということでよろしくお願いします。

①やり取り、撮影ともに負荷が掛からないように。

相手の方は初めてで、当然、不安もあり、緊張もしています。また、リアルの生活がそれぞれあり、仕事や学業、人間関係など、皆さん、撮影すること以外にいろいろ抱えてます。

LINEのやり取りも、あまり頻繁に長文となると、やり取り自体が心理的に重荷になることもありますから、相手の方は被写体だけしてる訳ではないということを常に念頭に置くようにしています。

また、友達とやり取りする場合と同じように長いおしゃべりを避けたり、長文にならないよう、要点が分かりやすく、箇条書きを心掛けています。

ついつい、撮影が楽しみで、色々細かなこと話しておきたくはなりますが、気持ち半分くらい。話は当日に取っておく。無論、出来るだけ、仲良くなっていた方が撮影にはスムーズなんですが、女の子の方でも、実際、あまりLINEやメッセージはしないという方も多いので、必要最小限がいいかなと思っています。

②ポーズや表情の指示は極力しない。

プロのモデルさんでしょっちゅう撮影している方なら打ち合わせして、ポージングや表情をお願いすることは普通にあると思いますが、当然初めての方は中々難しいと思います。

自撮りをよくする、写真を撮るという方もいれば、ほとんど撮らないという方もいます。

わたしが依頼したり、されたりする未経験の方のほとんどが、実はあまり自撮りしないという方が圧倒的に多いので、負荷のかかることは極力避ける、カメラを向けられることに慣れてもらうことを第一に、当日も笑顔を要求することもほとんどありません。

一度とにかく撮影してみて、またやりたいなと思ってもらえたら、そこから少しずつ色んなことを相談して試していけたら楽しいと思っています。

③初回はお散歩撮影のみ

という訳で、初めて被写体やってみるという方は作品撮りではなく、近場の公園だったり、路地だったりでお散歩撮りして短時間で終わることにしています。

もちろん、自分の中で、この方をこのシチュエーションで撮りたいなあとかいろいろ考えたりしますが、それはあくまで、今後のことです。

④遠出は避ける

知らない年上の男性に会うだけでも被写体の方は不安も緊張もありますから、いきなり何時間もかかるような場所に連れ出すようなことはしないようにしてます。もちろん、2回目以降撮影することになってお互い納得したら少し遠くに出かけるとかはありですね。

⑤被写体というより、普通の女性として尊重すること。

被写体さんにもリアルの生活もあるし、パートナーがいる場合もあります。

撮影することで、被写体の方に迷惑がかかることはないように、撮影楽しかったなと思ってもらい、そういう中で1人でも、コンスタントに被写体活動しようという方が現れるといいかなと思っています。

⑥身長はきいておく

被写体さんの身長は必ずきくようにはしてます。当日、座って撮るか、膝座りか撮影ポジションをイメージしておくため。

⑦遊具で遊んでもらうと一気に緊張がほぐれ撮りやすくなります。

初めての方撮る場合、必ず突き当たるのが、いかにリラックスしてもらい、自然な、積極的な表情を引き出すか。これはSNSであるカメラマンの方に相談して教えて頂いたのですが、その方は初めて撮る方は極力、公園の遊具で遊んでもらうようにしてるとおっしゃっていました。女の子はとにかく遊具好きな子が多いですから、ぼくも極力、遊具で遊んでもらうようにしてます。

この方法はぼくがやってみてほとんどの被写体さんに効果があったので、おすすめです。

⑧ファッションの指定はなし、メイクは少し濃い目にお願いする程度。

遊具で動いてもらうこと考えると動きやすい格好でというお願いくらいです。メイクは天候にもよりますが、多少写真で映えを意識してになります。

思いつくまま書いてみました。被写体さんの緊張をほぐし、いかに撮影楽しくするか、毎回100点にはなりませんけど、少しでもいい時間を共有できたらと思っています。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?