八白土星・2020年2月4日〜2020年3月4日の運勢【九星気学風水＋易で占う！】ー社会運勢学会認定講師・石川享佑監修

「八白土星・2020年2月4日〜2020年3月4日の運勢」は
・中宮に廻座する
・年盤は七赤金星
・九紫火星が同会する
・易を用いて運勢を紐解く
・今月の恋愛運
・今月の経済運
・今月の健康運
・ラッキーカラー、ラッキーフード、ラッキーグッズ
・強運な日、吉方
で構成されています。
無料公開は「中宮に廻廊する」の冒頭のみとさせて頂きます。
続きは購入後、お楽しみ下さいませ。

●中宮に廻座する

　今月の八白土星は五黄土星の本籍地：中宮に廻座することになる。今年は一年、飛躍の一年としたいけれど、今月はその飛躍の直前に位置し、グッと踏み切るために膝を大きく曲げて力を蓄えているときだと考えよう。
　僕は小学校の六年間、体操教室に通っていた。割と運動神経は良かった方だったから、どの競技も楽しかったのだけど、特に跳び箱は好きだった。小学生で七段や八段は軽く跳んでいた。まぁ、そのくらいの運動神経だった。
　跳び箱が好きなのは、ロイター板を踏み切るときの感覚だ。思いっきり助走をつけ、板に両足で着地する。体がグッと沈み込み、一瞬止まったかと思うと、板は天井に向けて大きく跳ね、僕の体を持ち上げる。強く踏み切るほどにロイター板は深く沈み、より高く僕を空に向けて放り出してくれる。
　今月、八白土星は強い停滞感を感じることだと思う。だけど、来月には大きな飛躍が約束されている。だから、この停滞感さえ心地よく感じるはずだ。沈むほど、強く浮き上がるのだから、思いっきり沈んだら良いと思う。仕事が上手くいかないのであれば、こういうときにしか出来ない友人との語らいや、家族との団欒を楽しんでみたらどうだろうか。松下幸之助は「雨の日には傘をさして」と言ったけど、本当にその通りだと思う。
　だから、決して暇な訳ではない。周囲も八白土星を求めるから、手帳には予定がびっしりと埋まり、毎日誰かと会うような日が続く。営業職にある人であれば、御用聞きのような役割が求められ、成果に結びつかないようなアポがいっぱい用意されていることと思う。
　成果が見えないと不安になるのが八白土星の特徴だけど、今月は八白土星が満足するような成果は用意されない。だけど、こうして必要としてくれる人がいる。気にかけてくれる人がいる。それこそが、人生の最も重要な成果ではないだろうか。
　そういった八白土星を取り巻く人達との関係性を今一度見直し、より強固な関係を築くことを考えたいひと月だ。ビジネスでは先月までの数カ月間で出会った方々に御礼の手紙を書いたり、メールのやり取りをしたりと、心の交流を深めるような行動を大切にしよう。
　成果というと、イコール儲けと考えてしまうのが現代人の悪いクセだけど、九星気学では成果というのをいくつかの星に分けて理路整然と説明している。