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四緑木星・二〇二一年二月四日~ 二〇二一年三月四日の運勢

四緑木星・2021年2月4日〜2021年3月4日の運勢」は
・南東に廻座する
・年盤は五黄土星
・三碧木星が同会する
・易を用いて運勢を紐解く
・今月の恋愛運
・今月の経済運
・今月の健康運
・ラッキーカラー、ラッキーフード、ラッキーグッズ
・強運な日、吉方
・毎日の運勢
で構成されています。
無料公開は「南東に廻座する」の冒頭のみとさせて頂きます。
続きは購入後、お楽しみ下さいませ。

◎南東に廻座する

 今月の四緑木星は、自身の本籍地:南東に廻座する。いよいよ本格的な人生の春がやってくる。期待に胸を踊らせている四緑木星も多いのではないか。
 四緑木星の素晴らしさは、この人が一人いることで周囲に協調がもたらされることだと思う。四緑木星の「四緑」とは「四方緑」の意味である。緑とは木々の生い茂る森に他ならない。森というのは面白いもので、枝が無造作に伸びているように見えて、その実、互いがぶつからないように生えている。枝がぶつかれば葉によって日差しが遮られ、根に光が当たらない。先日出かけた足摺岬では亜熱帯植物の原生林を観察させてもらう機会に恵まれたが、人の手が入っていないにも関わらず、様々な種類の木々が共生していた。ただ一つ、アコウの木を除いて…(これについては来月のコラムに書く予定)。
 だから、四緑木星が語る繁栄の原則というのは「ぶつからない」ということだ。ところが人間はなかなかこれが出来ない。僕は基本的にスタッフのシフトについて口を出さないようにしている。「相談して穴が無いようにしてください」とだけ伝えている。このスタンスで経営を続けて、もう十年以上、店が開かなかったことは無い。その中の一定期間、ある店にスタッフが0ということもあった。そのときは、僕が年中無休で働いた。そんなことが出来るのは経営者だけで、スタッフに強要したら、即刻僕は経営者でいられなくなる。
 逆にどうしても休みがぶつかってしまうこともある。そのときは、僕がシフトに入り、店を開けた。ぶつかってしまったら、誰かが譲れば良い。こんなことは木でも出来ることなのに、人間はなかなか出来ないのだ。
 僕は雑法蔵経に説かれる「無財の七施」が好きだ。誰でもいつでも出来るからだ。この七施の中に「床座施」というのがある。読んで字の如く、「席を譲る」ということだ。電車でお年寄りなどの弱者に席を譲る。運転をしているときに、対向車に道を譲る。こうしたことで衝突を免れるのだから、お安いご用ではないか。だけど、こうしたことさえ出来ない人は多い。
 ビジネスでも同様のことが言える。僕は基本的に「相手に利益を譲る」ことを考えるようにしている。だから、スタッフさんは半分よりも多い業務委託料を手にしている。業界の中では、おそらく人件費率はトップクラスだと思っている。これも「床座施」を知ったからこそ出来た経営の形だと思っている。
 また、売上の一部を社会運勢学会にお支払いしているのもこの考え方にある。僕らのクラスが認定講師の先生方の中でも突出して多いのは、僕らが「講師料を頂く」スタイルではなく、「利益を取り合う」スタイルを取っているからだ。譲るから、利害が衝突することが無い。僕らが沢山セミナーを開催し、学びの仲間を増やすほどに社会運勢学会にも利益が出るのだから、誰にも負担が偏らない。少しだけ格好つけて言えば、「床座施経営」とでも言おうか。互いに譲り合って、しわ寄せを作らずに、全体を良くしていく。全体を考えれば、衝突ほど無益で無駄なものはないと僕は思う。だから、もう十年くらいは、車の運転中にクラクションを鳴らしたことはない。こんなことは何の自慢にもならないが。

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また、冊子版「月刊気学」立秋号も好評発売中です。
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*筆者は整体師・社会運勢学会認定講師・YouTubeチャンネル運営者としての活動の傍ら執筆をしております。
 プロの作家さんのようには書けませんし、誤字脱字に気づけないこともあります。
 読みづらい箇所もあるかと思いますが、ご理解・ご了承の上購読願います。

*毎日の運勢は筆者と同様の「30代後半・既婚者」をペルソナとして設定しております。ただし、文脈によってシングルであったり20代であったりとペルソナが変わっている場合もあります。
 また月曜始まりの土日休みを念頭に置いて執筆をしておりますので、読者各位の生活スタイルに合わせて読み替えて頂ければ幸いです。
*占いテキストは個人で楽しんで頂くことを想定して販売しております。商用利用などは一切禁止させて頂きます。商用利用をご希望の際は、別途契約の上データを貸与いたしますので、ご一報くださいませ。
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