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ブリットポップの光と影

ブリットポップ特集。

続いているバンドもあれば情報が取りにくくなっているバンドもある。輝き続けている曲、輝きを失った曲・・・。

30年近い時間が流れている。


Sparky's Dream / Teenage Fanclub

95年、「グランプリ」からの先行シングル。ベーシストのジェラルド・ラブが作曲しメインボーカルを担当。UKシングルチャート40位。

非常にメロディアスなギターポップの王道曲。

ジェラルド・ラブは2018年に脱退しています。

2021年、ジェラルドラブ脱退後初のアルバム「エンドレスアーケイド」をリリース。UK11位。今も根強いファンに支えられているようです。

Oh Yeah / アッシュ

96年の大ヒットアルバム「1977」から5枚目のシングル。UK6位。
素晴らしいメロディーを持った曲。サビから入ってAメロに入る瞬間の覚醒感が最高。

Cut Some Rug / The Bluetones

96年の「エクスペクティング・トゥ・フライ」から3枚目のシングルカット。全英7位まで上がりました。

ギターの音が気持ち良い軽やかなポップナンバー。

2010年に出した「ニューアテネ」という作品が最新作。チャートインしなかったのは残念です。

Play It Cool  / Super Furry Animals

97年の2ndアルバム「ラジエーター」からのシングルカット。UKチャート27位。

初期のSFAはビートルズの「リヴォルヴァー」「サージェント・ペパーズ」っぽいギンギンした音で最高。今でも大好きなアルバムです。

Waking Up / Elastica

95年。デビューアルバムに先駆けてリリースされ、全英13位。

ジャスティン・フリッシュマンの当時のパートナー、デーモン・アルバーンがキーボードで参加。

ストラングラーズのリフをパクったとして、訴訟になりました。

キレがあるバンドで、たまに聴きたくなります。

The Seahorses/love me and leave me

ストーンローゼスを脱退したジョン・スクワイアが結成したバンド。

97年に発表した唯一のアルバム「do it yourself」からのシングルカット。全英16位。

この曲はリアム・ギャラガーとの共作です。

アルバム全体としてもっさりした印象があります。ブリットポップの時代はわかりやすいバンドや曲が多かったのですが、このバンドはある意味逆を行ってました。すぐ解散したのも納得です。

Walkaway / Cast

ラーズのベーシスト、ジョンパワーが結成したバンド。

95年の1STアルバム「ALL CHANGE」からのシングルカット。全英9位。

この曲、日本ではあまり話題になりませんでしたが、海外ではサッカーなどで使われ、今やCASTの代表曲のようです。

プロデューサーはジョン・レッキー。たまに聴きたくなります。

Out Of The Sinking / ポール・ウェラー

94年の大ヒットアルバム「スタンリーロード」からのファーストシングル。全英16位。

ウェラーはこの曲を「スモール・フェイセズの影響が強い素晴らしいモッズソング」と評しています。キメ所だらけで無茶苦茶かっこいい曲です。

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