【オフショア開発失敗事例紹介】テスト後の修正を拒否された事例
こんにちはオフショア開発アカデミー・オフラボの花井です。
今回は、オフショア開発の失敗事例30選の中からテスト後の修正を拒否されたケースについて説明をしていきます。
この事例ではオフショア開発の請負型でプロジェクトの開発を依頼をして、開発の不具合修正を依頼したところ修正を拒否された事例です。
オフショア開発請負型は契約する前に開発する内容や開発スケジュールなどを決めて、その通りに開発を進めていきます。
そのため、納品時の状態を契約する時に全て決めています。
しかし、テスト後に想定していた機能に不具合があったため修正を依頼したが受付してくれなかった事例になります。
不具合修正に関するトラブルの原因
この問題が発生した大きな原因は修正内容のチェックするテストケースが不十分であることが挙げられます。
これは契約する時に、
どういった状態で納品する必要があるか?
どのようなテストにクリアする必要があるのか?
どのような機能が正確であるか?
の内容を正確に共有しておく必要があります。
しかし実際に契約する時は、多くのシステム開発の情報を扱うことが多いため、機能やデザインなど内容やテストに不備があることは少なくありません。
そのようなテストが抜けている場合に、納品するシステムの機能や状態が曖昧になり、
トラブルが発生します。
依頼する側からは当然想定した機能を納品して欲しいです。
しかし開発会社は事前に決められていなかった機能や曖昧な部分を開発することは想定していません。
そのため、その機能開発が契約の対象なのかによって大きなトラブルになります。
今回の事例でもオフショア開発会社はその機能は契約内に含まれていないと主張し、対応を拒否したためトラブルになりました。
機能に関するトラブルを避けるために
このようなトラブルを避けるために、契約時に細かい正確なテストを作っておく必要があります。
正確なテストを作ることは重要ですが、正確な不備のないテストケースを作ることは簡単ではありません。
契約時にテストを作った時に、開発者や開発の経験がある方にテストを全てチェックをしてもらい、不備がないことを確認してください。
このように対策することでオフショア開発が完了した時や納品時のトラブルを避けることが出来ます。
まとめ
今回はオフショア開発の失敗事例30選の中から、テスト後の不具合修正を拒否された事例について説明をしました。
契約前のテストの確認はオフラボでサポートを行なっています。
ぜひオフラボをご利用ください。
オフラボ
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