RRM

みんな忘れてるだろうけど、ラリー・モンゴリアはその昔、ラリーレイドモンゴルという名称だった。略してRRM。第1回大会が1995年に開催されて、2002年まで続いた。

大会はいったん無くなったが2008年に再開。その際名称がラリー・モンゴリアになった。むろん、主催は一貫してSSER。

SSERについてはこれまでも何回か書いてきたので詳細は省くが、愛媛県松山市にあるレ-ス主催団体だ。ラリーメインで運営している。


SSERは「四国スーパーエンデューロラリー」の略で、山田さん(SSER代表)らが最初に開催した大会がその名称だったことに由来してる。

ここらへんは、中部ゲロカップに似てるね。

一部地域でやってたイベント名なのに、イベントが大きくなって名称と整合しなくなるという、嬉しい事例。

CGCが中部を飛び出して近畿や甲信越で開催されてるのと同様、SSERも四国と銘打ってるのに、大会は全国(どころか海外まで)だ。

山田さんご自身ラリーファンで、パリダカに出場している。その流れでTBIを開催するようになったし、RRMという海外ラリーまで行うようになった。日本のラリーを語る時、必ずと言っていいほどTBI経験者が出てくるのは、当時としては自然な流れだったと思う。

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