いまそこにある悪意。

やあ!
世界は悪意に満ちている。いつだって悪意の餌食になるのは弱者なんだ。

悪意は悪意と気が付かないうちに君たちのそばに居る。

今回、流行りに乗って情報商材と言ったらバーボンハウスでしょ!の、ノリで書いたら普段から私を知っている人達が遊びで買ってくれて…、本当にありがとうございます。知らない人には本当にごめんなさい。

さて、Twitterにおける情報商材のマーケティングというか、手法というか…本当にインターネッツの世界は何年経っても変わらないな。こんなにも世界は変化しているのにネットの中だけ浦島太郎か。いつまで同じネタやってんだ。そんな気持ちで眺めていた。

今回の販売計画と流れは以下の通り。
流行りに乗ったタイトルとそれっぽい内容(雑な計画)

投稿 21:21

その後リアルタイムで反応に対応
(みんなわかって乗っかってくれるからサクラかよ、ってくらいやりやすかった)

たった30分で40人も(実際は20人ほど)買ってる!と引用RT(21:50)

22時までに10本売れる

300円に値上げ

フォロワーさんが仕込みのごとく呟いてくれる

元々100円だったんだよ…!明日にはさらに値上がるかもよ!を引用RT 22:21

ここから22:51まで10本売れる

1時間半で売上14,500円となりました。

もちろん、殆どの方が私のフォロワーさんなので遊びに付き合ってくれた形だと思うんですけど(5,000円分くらいは初めましての方だったんですけど…)。

そもそも課金から先の部分が画像1枚ってどう考えても釣りじゃねえかよ!っていうツッコミもあり大変有意義なインターネッツでした。

23時時点でのアクティビティはこんな感じ。

1万人に満たない私でも、みんなの力があれば600以上のリンククリックがあるんですね。インプレッションは7,800。

もちろん商材の値段によっても購入のハードルが下がるので100円から300円にした結果販売件数は落ちたけど、今回のような価格帯の場合、実質売上は上回る形となる。

SNSで情報商材を扱うために必要なものは
・インパクトのある内容(札束動画など)
・ある程度フォロワーがいる人間の拡散
・都度コミュニケーションをとりながら引用、RTの反復継続
・きちんとした販売計画(どこまで行ったら値下げするとか、値上げするとか、プレゼントするとか特別感、希少感を演出。値上げは購買意欲が高まる層がいる)

つまりなんだ。
私みたいなのがみんなとわーきゃー遊んだだけで小銭が入るのだから、本物の人達が仕掛けてきたら、その売上はどれほどのものなのだろうか。

私の子供たちが将来こんなつまらないものに引っかかってはほしくはない。
引っかかってほしくないけど、みんながわーきゃー言ってて、フォロワーが沢山いる人がなんか輝いて見える時期ってのが、私にはもう分からないのだけどあるのかもしれない。

こんなにフォロワーが多い人が悪い人なわけない!なんて思っちゃう時期があるのかもしれない。凄い人が紹介しているのだから、凄い稼げるのかも知れない!なんて思っちゃう時期があるのかもしれない。ごめん、全然理解できないや。

なんかもう、情報商材に関しては1回引っかかれ。痛い目をみろ。無料でスジマン見る方法!みたいなテキスト買ったら「チンチンを股に挟んで鏡見てみ?」って書いてあったときの絶望感を感じてくれ。自分の愚かさに吐き気がするから。

今の子達は疑うことを知らないっていうか、「自分で考えず、向こうから来るものに受け身」な感じがするんですよね。全然上手に表現できないや。

みんながすごいっていってるからすごい。
そんなわけあるか。少しは疑え。

次回は「絶対に投資用物件が買える方法!」ってnoteに「1日200件電話しろ」って書いて5,000円で売り出すからみんな次もよろしくな!

今回の売り上げは全額国連WFPに寄付しました。ありがとうございました。

ここは毎月「ねえ次の寄付いつ?ねえいつなの?」って手紙をよこしてきて、この手紙を発送するお金、全部とは言わないけどもうちっとどっかの誰かのご飯のために使ってくれねえかなぁ、って気持ちになります。

アディオス

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