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維新の脅威


 大阪府知事選は現職の吉村氏が圧勝という形で終わりました。奈良県知事選でも維新の山下氏が勝利しました。
 ある程度予想されたことです。
 大阪は自民が候補者すら立てることができず、奈良は高市潰しのためか分裂となった。
 なぜ自民党は,関西でこうも地盤沈下が著しいのか?
 自民と公明と維新の関係が,こういう形になってしまったのだと思う。

 あくまで個人の考えですが、おそらく関西自民党は、似非保守だったのではないだろうか。
 利権が渦巻く地方政界で、公明党が力をつけ、更に維新がここ10年大阪を牛耳ってきた。この偽りの保守政党の台頭が、利権を貪る似非保守自民党の存在意義を無くしてきた。そして、今回、関西で、唯一残った保守いわゆる故安倍元首相の医師をつぐナショナリストの高市氏潰しを選挙に乗じて実行し、関西からナショナリストと言われる存在を駆逐し、自民と公明、維新で、グローバリズム利権を分かち合うという考えがあったのだろう。

 このまま、3党の利害関係のためだけに関西の地方自治が行われると、日本の魂の拠り所のこの地域が、改革という名の、外資による日本資産売却政策がますます進み、利益は海外に流れ、国民は、非正規労働やフリーランスと言われる歩合制の仕事しかなくなるだろう。
 ますます、外資が儲け、一方で、国民が貧しくなる構図が出来上がってくる。

 こんな中、昨夏から登場したのが、真正保守参政党。今回、知事選11万票余り。数字の上では惨敗。しかじ、前回の参院選よりは上積みをしている。メディアにも取り上げられることもほとんどなく、党員の地道なドブ板活動でのみここまでやってきた。その結果の第一弾が参議院の170万票である。
 そして、第2弾のスタートがこの地方選で、最終ゴールが衆議院選となる。
 グローバル勢力下のメディアが取り上げるのを躊躇する真の保守政党、爆発的な伸びより着実に伸びる道を歩む参政党。
 ウサギとカメのようなこの構図、軍配はどちらに。

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