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藤本正樹:保護者向け講演レポート

2023年12月2日(土)
千葉県の南房総市PTA連絡協議会主催の「教育講演会」で、
保護者の方々向けに「グローバル時代の「親」のあり方~100の国が教えてくれた本当の子育て」というテーマで、藤本正樹が講演をしました。

「家庭教育講演会」というと、通常、親の事はさておき、子供にどんな教育をしたらいいか、どんな環境を提供したらいいかになりがちです。
特に、「グローバル教育」は「英語教育」「外国語教育」の話になり、保護者もその話を期待したりもします。

世界115ヶ国を回り、色々な国の教育事情、親子、家族を見てきた藤本の視点、メッセージは違います。それは下記2点です。
①笑顔はグローバルなコミュニケーションメッセージである
②実際の状況と、目にし、耳に入ってくる情報はかなりの乖離がある。

①英語が通じる国は一部であり、いくら英語ができても、その国の言語が話せても、本人が笑顔で、自分に(自国に)自信を持っていないと、メッセージは伝わらない。
例えば、お年寄りに席を譲るという行為は世界共通で、そこに言語は必要なく、笑顔で身振り手振りで席を譲れば、コミュニケーションはとれる。
しかし、いくら言語が堪能でも、その状況に気づかず、行為をしなければ、なんのコミュニケーションもとれない。

②ある国の情報をネットで検索し、何百という情報を入手しても、情報は偏っており、まったく実情に合っていない知識だけが増えていく。
グローバル社会を生きていくためには、しっかりとした情報リテラシーを持ち、正しい情報収集(現地の経験など)や、判断基準が必要。

子どもがグローバル人材として成長するために一番大事な事は、親が日本人として誇りを持つ事、当たり前の事をしっかりと行っていること、笑顔でいる事、情報に惑わされない姿勢を持つことを、メッセージとしてお伝えしました。

講演は堅いものでなく、映像を盛り込み、ワークを積極的に活用し、皆さんが笑顔になるものです。そこは流石元教師で、現保育園経営者です。
是非、多くの方に聴いて頂きたいので、お気軽にお問合せ下さい。

岩本


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