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TRPGとはどんなことをするのか 1

TRPGと発達障害1・2で、発達障害者にとってのTRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)のことをザックリと書きましたが、TRPGをご存じない方にはイメージがつかみづらいかもしれません。
そこで、実際にどんなことをするのかを、オンラインプレイを中心に説明したいと思います。(なお、実際にテーブルを囲んで行うことを「オフライン」と呼びます)

・TRPGの準備
・TRPGの世界観
・セッション
・戦闘システム
・TRPGの目的

・TRPGの準備~開催前

まずは、一緒にプレイする人を集める必要があります。
TRPGは一人ではできません。システムによりますが、通常は3人~5人のメンバーが必要です。オンラインの場合、場所はどこでもいいですが、同じ時間帯にパソコンの前にある程度の時間居続けることが必要になります。

参加者を募る前に、どのシステム(TRPGの種類)を使うかを決めておく必要があります。TRPGには非常にたくさんの種類があり、どれをやりたいかは人によるからです。
また、オンラインの場合は特に、全員がそのシステムのルールブックを手元に所持していることが望ましいので、すでに持っているか、これから入手できることが条件となります。

次に、場所を決める必要があります。オンラインにはTRPGを行うための「どどんとふ」というサーバシステムが公開されており、Web上で誰でも使うことができます。
どどんとふを使用しない場合、SNSなどでチャットを行い、ダイスは各自が振るなどで行うこともできなくはありません。
オフラインではメンバー全員が集まってゲームのできる部屋が必要です。カラオケ、公民館、個人宅などの他、都市ではボードゲーム用のテーブルを用意したゲームショップなどもあるようです。

メンバーとシステムと場所が決まったら、全員のスケジュールを調整して開催日時を決めます。
オフラインでは、午前中に集合してキャラクターを作成し、午後セッションを行うなどすれば、1日で終わらせることができますが、オンラインではオフラインより時間がかかるため、1回3時間程度のセッションを数回、スケジュールを調整して開催することが多いと思います。

・TRPGの準備~役割決定とPC作成

開催が決まったら、TRPG(セッション)の開始前にやっておくことがあります。役割の決定とPCの作成です。

殆どのTRPGではメンバーの誰か一人がGM(ゲームマスター:進行役。他の名で呼ばれるシステムもある)となり、それ以外のメンバーが一人で一人のPC(プレイヤーキャラクター)を担当します。
GMを担当する人は、シナリオやエネミー(敵役)などを準備する必要があります。これらはルールブック等にサンプルとして付属しているものを使っても良いし、自作することもできます。シナリオが不要なシステムもあります。

GM以外のメンバー(プレイヤー)は、自分のPCを作成します。
一般的に、ルールブックには数種類のサンプルキャラクターのデータが掲載されています。それらを選んで使うことも、一からデータを作成することもできます。データは、そのPCの種族や、どのようなことが得意であるかなどを表した数値(ステータス)を組み合わせたものです。
そこに具体的な人物像(名前、職業や過去など)をある程度設定して、自分の分身であるキャラクターを作成します。

PCの作成が終わったら、実際のゲーム(プレイ、セッション)を行う訳ですが、RPを行うにはそのシステムの世界観を知っておくことが大切です。
次はシステムの世界観とセッションの流れについて、私がよくプレイしているシステム「アリアンロッド2ERPG」を例に挙げて説明したいと思います。

#TRPG #TRPGの開催準備 #キャラクター作成

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