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社内DX化を行うために簡単に導入できるITツールのご紹介
国は、企業が競争力を維持、強化するにはデジタルトランスフォーメーション(DX)が欠かせないと力説します(*1)。
DXには多額の投資や人材確保が必要と思われていますが、確かにその要素はありますが、しかし何より大切なことは始めることです。DX化に欠かせないITツールは道具なので、手に取って使い込んでいかないと効果を実感できません。
そして無料または割安に始められるITツールもあります。コストがそれほどかからないITツールでも、使い込んでいくことでDXの基礎をつくることができます。
この記事では、そのような簡単に導入できるITツールを紹介します。
*1:https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/dx/dx.html
社内DXをどう進めるべきか
社内のDXと聞くと、高額な業務システムや高性能アプリケーションを想像するかもしれませんが、IT化がそこまで進んでいない企業であれば、一気にそこに飛びつく必要はありません。高額・高性能なシステムを導入しても、使いこなせなければ宝の持ち腐れになってしまうからです。
社内のDX化をどのように進めていくのか考えてみましょう。
まずITが得意な人たちが使ってみてから広げていく
社内DXは裾野(すその)を広げることから始めましょう。まずは、パソコンやアプリの操作が得意な若い人などを集めてDXチームをつくります。そしてそのDXチームのなかで、自社にとって有益なITツールを使い始めるのです。
あとで紹介するとおり、ITツールは今、数えきれないほど存在します。そのなかから使い勝手がよさそうなものを選び、DXチーム内で実際に使います。DXチームのメンバーが「使い勝手がよい」「うちの会社に向いている」と判断できたら、社内の他の人たちに使ってもらうのです。
ITへの苦手意識をなくしていきましょう。
実際の業務で使って効率化を測定する
社内がITツールに慣れてきたら、実際の業務に使っていきます。
ITツールは業務を効率化するので、社内でボトルネックになっている業務や作業をピックアップして、ITツールで効率化できないか検討します。
このとき、ITツール導入のビフォー、アフターでどの程度業務を効率化できるか測定したほうがよいでしょう。例えば、オンライン会議システムを導入するのであれば、従業員が会議に費やす時間を、導入前後で測ります。導入後に会議時間を減らすことができたら、ITツールで業務を効率化できたことになります。
このような成功体験が「もっとIT化していきたい」というモチベーションを生み、最終ゴールであるDXの実現につながります。
身近なことから、簡単なことから始める
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