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もしJALでなかったら死者ゼロでは済まなかったのではないか

JALは1985年の日本航空123便墜落事故以降、絶対にこのことを忘れないと誓い、安全確保を徹底していた。
事故機の一部を展示した資料館「安全啓発センター」もつくった。
歴代社長は必ず、御巣鷹山の慰霊登山をしてきた。
だから、2024年1月2日の羽田空港の機体炎上事故で乗客乗員379人を全員脱出させることができたのではないか。



JAL社長のコメントはこちら。

「奇跡」と言われた379人脱出、日航社長「乗員はプロとしての仕事をしっかりやってくれた」(読売新聞、2024.1.4)

日本航空の赤坂祐二社長は4日、記者団の取材に応じ、東京・羽田空港の滑走路上で日航と海上保安庁の航空機が衝突した事故で日航機の乗員乗客が脱出できたことに関し、「(乗員は)訓練以上の結果が出せたのではないか。プロとしての仕事をしっかりやってくれた」と述べた。事故後、赤坂氏が公の場で発言するのは初めて。

第1報はこちら。

日本航空 機体炎上“全員脱出” 海保機の5人死亡 乗客14人けが(NHK、2024.1.3)

2日午後6時前、東京 大田区の羽田空港で、新千歳空港から向かっていた日本航空516便が、着陸した直後に海上保安庁の航空機と衝突しました。
この事故で海上保安庁の機体に乗っていた6人のうち、5人の死亡が確認されたほか、日本航空516便の乗員・乗客のうち14人がけがをしていることが確認されたということです。
また、この事故について、警視庁は業務上過失致死傷の疑いで詳しい経緯を捜査する方針です。

羽田空港で日本航空機が炎上、海保機と衝突 乗客乗員379人全員脱出と(BBC、2024.1.2)

東京都大田区の羽田空港で2日午後5時50分ごろ、着陸した日本航空(JAL)の旅客機が滑走路で海上保安庁の航空機と衝突し、炎上した。岸田文雄首相は同日午後9時前、記者団に対し、乗客乗員379人全員が機体から脱出したことと、海上保安庁機の乗員6人のうち5人が死亡したことを明らかにした。海上保安庁機JA722A機は、能登半島地震の支援に向かおうとしていたという。

JAL機で死者が出なかったのは、JAL従業員に屈強な安全マインドが根づいていたからだろう。

JALは乗員全員を表彰すべきだ。

参考

https://www.jal.com/ja/safety/center/


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