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余命があと1年と言われたらどうしますか?

余命1年です。と、宣告されたらあなたはどうしますか?

よくある質問だと思います。

わたしは宣告されたことがあります。

と言っても、わたし本人の余命では無く、
夫の余命をドクターから言われました。

こんなことは、ドラマの中だけかと思っていましたが、本当にありました。

笑い話ではないんですが、漫画に描かれるような
「ガーーーーン😱」 と言う表現。

本当にそうなりました。

一瞬目の前が真っ白なんだか、真っ暗なんだか、よくわからない状態に❣️

人が恐怖を感じた時に、身体が硬直して手足の血の氣が引くしゃないですか。
アレが、余命宣告を受けた時に一瞬でそうなり、
その状態は夫が亡くなるまでの間、ずっとその状態でした。

正確には、余命4か月。

そこからわたしは、この4ヶ月をどう過ごそうかと考え始めました。
とはいえ、諦めたわけでも無く、色んな方に助けていただき、あらゆる治療法を探し回り、有名なドクター探しもしながら、
それでも、この4ヶ月をどう過ごすかを考えていました。

で、行き着いた答えは

「日々の生活を過ごすこと」


子どもとお父さんがお別れした時に、
悲しい思い出を残したくなかったし、

特別なことをすると言う事は一つもおもいつかなかったですね。

その場に立たされた時に、一番大切なのは、日々の暮らしだったんです。

当たり前と思っていた生活が無くなるのかもしれないと思った時、大切にしたいのは今ある家族3人の日々でした。

4か月で、夫はあちらの世界に行くことになりましたが、壮絶な4か月を大切に出来ていたのかどうかはわかりません。

日々体調が悪くなる夫を看病し、病院と家の往復で、子供との時間など取れていなかったと思います。

それでも、わたしの意識は日々を大切に過ごすことに集中していたように思います。

若かったから出来たんだろうな。

そして今、日々を大切にして生きていられることに感謝です✨

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