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堀さんの新著「リストの魔法」の正体は、「人生を前に進めてくれる魔法」なのかもしれない

これまで、「ライフハック大全」や「知的生活の設計」などの名著を生み出してきた堀さん。

今回も新著を上梓されたとの事で出版パーティにお招きいただき、実物を頂戴しました。

頂戴した新著「リストの魔法」を読み進めると、違和感と言いますか、これまでの2冊と異なる印象を受け「なぜだろう?」と不思議な気持ちに。その正体は、巻末の「おわりに」を読んで理解することが出来ました。

前作『知的生活の設計』や『ライフハック大全』をお読みになった方は、雰囲気が変わったことに気付かれたかもしれません。この2冊が仕事や人生に役立つテクニックを紹介することに軸足を置いていたのに対して、本書は「テクニックの先」へ向かう事が裏のテーマになっているからです。
(リストの魔法「おわりに」より引用)

なるほど、合点がいきました。

確かに今回の本の中では、いわゆるタスク管理の方法やおすすめのツールなども紹介されているのですが、それ以上に「人生に迷っている状況を打破する道具」としてのリストの使い方に重点が置かれているように感じました。

これは、普段僕が行っている事とも共通する部分が多くあります。

TEDスピーカーになって突然海外からのオファーが増えたり、なぜか教科書に載ることになったり、自分の置かれる環境が変化すると、仕事の方向性だけでなく生き方・人生の方向性について考え直す必要がありました。

「考え直す」と言っても、考え始める段階では自分の中でも論理的に整理できているわけでは無いので、まずは白紙に箇条書きで書き出すことがよくあります。この作業は、本書「リストの魔法」で書かれている事に近いのかなと感じました。

もし自分の道に迷っている方がいらっしゃいましたら、本書をガイドにしながら一度書き出してみるといいかもしれません!

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