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一時支援金でのご支援

 緊急事態宣言の影響緩和に係る一時支援金の登録確認機関になりました。正直あまり反応はないのではないかと思っていましたが、4月7日から毎日何かしらのコンタクトを頂くことになりました。それだけお困りになられている方が多いということだと思います。登録確認機関になられた別な行政書士の方とお話していたら、一時支援金の性格上、報酬額をそれほど取るわけにいかないけれど、手間暇はそこそこかかるので、実質的にお断りするような料金設定をされている士業の方が多いとおっしゃっていました。その行政書士の方は、他の業務が忙しく今はお受けしていないと言っておられました。確かに同じ時期にスタートした事業再構築補助金であれば、もっと報酬が多くなるので当たり前かもしれません。私自身はこれは地元貢献と割り切って対応することにしたので、料金設定はリーズナブルだと思っています。

 お客様には、この方は対象になるのかなという方もいますが、ご本人は電話等で対象先と確認されたということなので、ご本人の確認と申請に係る各種エビデンスの現物確認、宣誓同意事項の理解の確認が登録確認機関の仕事と割り切って対応しています。幸い、これまでお声をかけていただいてお会いした個人事業者の方は、事前通知確認番号を発行することができました。業種柄、契約書などのない個人事業者も多く、エビデンスが完璧にそろうことはないのですが、振込での売上代金回収がお客様のお通帳で確認できたので、何とかなったかなとな感じています。いつも行っている床屋のご主人からの連絡もあったので、来週対応するのですが、現金商売なので、どこまで確認できるかお話を伺って考えたいと思っています。

 一件だけ電話の段階でお断りしたケースがありました。ご本人は地元にお住まいの方なのですが、電話をかけてこられたのが、ご本人でもご家族でもなかった事例です。ご本人にはそれなりのご事情があったのかもしれませんが、前述したとおり、ご本人の制度の理解等を確認するのが仕事なので、ご本人が電話をかけられない状況ではお断りするしかないと判断しました。

 申請期日は5月末なので、それまでは門戸を開けてお待ちしたいと思っています。

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