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Virtualization StationのWindows10にGPUカードを認識させる方法

QNAPには、PCIスロットを搭載したモデルがあります。
今回は、GPUカードをQNAPに搭載して、VirtuliationStation上で稼働するWindows10でGPUカードを利用できる方法を紹介します。

GPUカードが搭載できるQNAPのモデルは、

をご参考ください。
また、利用できるGPUカードは、

から、ブランド名を選択してください。
比較的古いGPUカードの方がサポートされています。

事前準備

QNAPにGPUカードを搭載します。
搭載方法は、各モデルによって異なりますので、割愛しますが、基本的には、QNAP本体カバーを取り外してPCIスロットにGPUカードを挿せばOKです。
NVIDIAのGPUカードを搭載した場合は、QNAPのAppCenterから「NVIDIA GPU Driver」をインストールします。

QNAPにAdmin権限のあるユーザでログインをします。

コントロールパネルを開きます。

「システム」の「ハードウェア」を選択します。

ハードウェアリソースでGPUカードが認識されていることを確認します。
「リソースの使用」を「Virtualization Stationモード」を選択します。

Virtualization Stationを開きます。

「仮想マシン」から、Windows10の仮想OSを選択します。
右上にある「編集」をクリックします。

編集メニューの「>」をクリックして、「物理デバイス」を選択します。

「PCIe」を選択して「編集」をクリックします。

QNAPに搭載をしているGPUカードが認識されるので、ラジオボタンにチェックを入れて「閉じる」をクリックします。

Windows10の仮想OSでGPUカードが搭載されます。

物理デバイスでGPUカードが認識されます。

Windows10の仮想OSを「スタート」させます。
GPUカードを搭載すると、WEBコンソールでは仮想OSに接続できなくなりますので、リモートデスクトップやVNC経由で接続をします。

「コンピューターの管理」を開きます。

デバイスマネージャーを選択します。

ディスプレイアダプターでGPUカードが認識されます。

当社はQNAP専門店を運営しています。

https://office-solution.shop-pro.jp/

販売だけではなく、導入のご相談から、導入時の構築作業、導入後の運用サポートにも力を入れておりますので、お気軽にお問い合わせください。