退場しないための資金管理
資金を失わないための3つの決めごと
スキャルピングの戦略を構築する上で、
資金管理を確立することは非常に重要です。
チャートからエントリーポイントと
イグジットポイントを見つけることは大切ですが、
FXでは最大25倍のレバレッジがあり、
リスクが高いため、資金管理を怠ると
資金が底をついてしまうことがあります。
事前に資金管理を計画しておくことは欠かせません。
十分な資金管理がないと、感情の波に振り回されてしまい
無謀な取引を行う可能性があります。
これを防ぐために、最低限以下のポイントを
決めておくことが重要です。
・トレード資金
・取引枚数(ロット数)
・ポジションの建て方
この3つを決めておけば、少なくともルールが
できる前に資金を失う ことはありません。
すぐに決められるので、今のうちに考えておきま しょう。
ルール作りはストレスなしの1000通貨からスタート
スキャルピングは非常にシンプルな取引方法です。
エントリーからイグジットまでの時間が短いため、
1回のトレードでの損益変動が少ない特徴があります。
さらに、勝ち負けに関係なく、どれだけの金額が
変動するかを把握できるため、
考え込むことなくエントリーできます。
例えば、1万通貨で5 pipsの利益が出れば、+500円になります。
10万通貨で15 pipsの利益が出れば、+5000円になります。
しかし、利益を確定する金額や損切りラインを決める必要があります。
取引をする際に、エントリーする前に利益を確定するか、
損切りするかを決めることが重要です。
取引時間が短いため、トレード前にどれだけの利益や損失が
発生するかを理解し、トレードを行うことを忘れないようにしてください。
トレードにおいて、1回の取引でどれだけのマイナスを
受け入れられるか、またどの程度の損失がプレッシャーになるかは
個人によって異なります。
実際にトレードしてみないとその感覚はつかめないこともあります。
取引ルールを確立する際には、試しにエントリーしてみることも必要です。何度かの試行で大金を失ってしまうことは避けたいですよね。
少なくとも、数百円程度に損失を抑えておくことが重要です。
そうすれば、負けた場合でもそれほどプレッシャーを感じることな
くトレードを続けられるでしょう。
このような考え方から、適切な取引枚数も見えてくるかもしれません。
私がお勧めするのは、取引枚数を1000通貨に設定することです。
1000通貨という取引単位を選ぶ理由は、
具体的な例を挙げると、例えば米ドル/円の取引で
10pipsの損失を出した場合、損失は100円になります。
同様に、100pipsの損失でも1000円となります。
1000円の損失に対して気にならないという人もいるでしょうが、
その場合は1000通貨よりも少ない取引枚数でも取引を行うことができます。
ただし、多くのFX業者が最小取引単位を1000通貨に設定しており、それ以下の取引単位(例えば1通貨や100通貨など)だと利用できるFX業者が限られてしまいます。
また、1000通貨よりも少ない取引単位では、損益の変動が数円から数十円となるため、トレードの現実味が感じにくくなります。
一方で、数百円から数千円の変動があれば、取引に少しは緊張感を持てるでしょう。したがって、1000通貨単位での取引をお勧めしているわけです。
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