【当事務所で対応可】希望ナンバーの申請方法や見分け方
この記事では、自動車登録手続きを行う行政書士法人の登録実務担当者が、
・希望ナンバーとはなにか
・希望ナンバーの見分け方
・希望ナンバーの申請方法
についてお伝え出来ればと思います。
※希望ナンバーの手続きを行いたいお客様は以下のフォームか電話番号(0258-22-1012)からご連絡ください。
希望ナンバーとは
希望ナンバーは正式には、「希望番号(ナンバー)制度」といいます。
希望番号制度とは、その名のとおり自動車のナンバープレートに自分が希望する番号を付ける事が出来る制度の事です。
ナンバープレートは正しくは「自動車登録番号標」といいます。(軽自動車は車両番号標)
ナンバープレートの上段には「新潟」といった地名の「地域名表示文字」と、その右に車種等を示す「分類番号」があり、下段にはひらがな1文字と、「一連指定番号」の4ケタの数字がある。このうち一連指定番号に自分の希望する数字を付けることができるのが「希望番号(ナンバー)制度」です。
※ナンバープレートに関しての規定は道路運送車両法に記載されているので、こちらをご確認ください。
新車等を購入した時に新規登録を行いますが、住所が変わりナンバーの管轄が変わったりして移転登録または変更登録を行う場合などに、希望の一連指定番号(詳しい内容に関しては後ほど記載)を選ぶことができるのです。
原則として4桁以下のアラビア数字を自由に選ぶという事になります。
希望ナンバーの歴史
日本では明治時代に初めて自動車が登場します。
この時代では、一部の富裕層が車に乗るぐらいだった事もあり、一般公道を走行するとしてもナンバープレートを装着する義務はありませんでした。
その後、地名が入るなど段階を踏んで、希望ナンバーも導入が始まる事となり、1999年5月14日に分類番号が3桁となります。
※軽自動車は2005年1月1日より全国に導入される事となりました
希望ナンバーの見分け方
希望ナンバーは簡単に見分けることが可能です。
今回は、「大阪599 さ 20-25」の番号をサンプルとして見ていくことにしましょう。
こちらの番号は以下のとおりに分類することが可能です。
①大阪:地域名表示文字(運輸管理部または運輸支局等で記載が変更されます)
②599:分類番号(自動車の種類及び用途)
③さ:カナ文字(事業用かどうかの判断)
④20-25:一連指定番号
先ほど記載した「希望ナンバーの歴史」で記載したように、希望ナンバー制度は②の分類番号が3桁になったタイミングで導入された制度になります。
2023年現在では、300~329、500~529に関しては希望ナンバーではなく、通常ナンバーになります。
330~、530~の番号は希望ナンバーと言えます。
もちろん、数字の中には人気があるものもあります。
1、7、777、7777、8888などの数字に関しては人気があるナンバープレートと考えられます。
そのため、②を確認すれば④が希望ナンバーである事が分かるので、色々想像する事も可能になるのです。
希望ナンバーの申請方法
希望ナンバーを申請する際は、まず希望番号予約センターで発行される予約済証が必要になります。
手続きは予約済証に記載された番号標交付可能年月日以降、1ヶ月の有効期間内に行う必要があるので、注意が必要です。
※希望番号予約センターに関しては以下のリンクをご確認ください。
申請する際の必要書類に関しては、以下のとおりです。
・予約済証
・車検証
・番号変更申請書
・手数料納付書
申請後に古いナンバーを取り外して返納する事になります。
しかし、前のナンバープレートに思い入れがある場合には、ナンバープレートを保管しておく事も可能です。
ナンバープレートを返納する際は、そのまま返納証明書を貰う事となります。
返納証明書を返却すると、運輸支局より新しい車検証を受け取る事になります。
新しい車検証を受け取った後は、そのまま自動車税の申告をするなどします。
新しい車検証や予約済証をセンターに提出した後には、新しいナンバープレートを受け取る事となります。
なお、新しいナンバープレートは入金後に作成される事となります。
希望ナンバーのみの場合は大体5営業日、ご当地ナンバープレートが絡む場合には大体10営業日かかるので注意しましょう。
また、希望ナンバーの費用は7,000円~9,000円程度の費用が掛かる為、無料で行う事は出来ません。
まとめ
・希望番号制度とは、その名のとおり自動車のナンバープレートに自分が希望する番号を付ける事が出来る制度
・見分け方は三桁の分類番号を見ることで判断が出来る
・申請の際は予約センターだけは自力で行う必要がある
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