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愛玩動物飼養管理士2級を取得した話。前編

少し前の話になりますが
令和5年度の愛玩動物飼養管理士2級の2月試験に合格し、
認定登録手続きを行いました。


さて、このテーマでは
前編で愛玩動物飼養管理士とは?どうやって取るの?という内容を、
後編ではどうして取ったのか?という内容を書いていきたいと思います。


読んでくださっている方の中には
受けてみようかな、という方もいるかもしれませんので、
参考にしていただきたいポイントも書いていくようにします。


まず、愛玩動物飼養管理士とはなんぞや。から説明しますと、
定義は以下のようになっています。
(早速ですがこれ、試験に出ます。)


動物の愛護及び管理に関する法律の趣旨に基づき、
愛玩動物(ペット)の愛護及び適正飼養管理の普及啓発活動などを行うために必要な知識・技能を、
公益社団法人日本愛玩動物協会の通信教育によって体系的に修め、
所定の試験に合格し、公益社団法人日本愛玩動物協会より認定登録された者をいう。(Wikipediaから引用)

なんだか難しい言い回しで書かれていますが、
ご自身のペットのために受ける方もたくさんいらっしゃいますし(私もです)、
趣味の勉強としても楽しく学べると思います。


愛玩動物飼養管理士には2級と1級があり、
受講資格は2級が満15歳以上である者、
1級が2級の愛玩動物飼養管理士である者となっています。


6~8か月の通信教育(申込みのタイミングによるため、少し幅があります。勉強時間を稼ぎたければ早めの申込みが○)で
教本をもとに学習を進めつつ、
スクーリング(申込み時にスクーリング時期を選択し、その期間内にオンラインの動画視聴を行う)と
課題提出(郵送。点数は合否に影響しません)を経て
リアル会場で認定試験を受け、
合格するとなることができます。


なお、合格しただけでは
愛玩動物飼養管理士にはなれません。

認定登録手続きを行い、
「資格認定証」をもらって初めて名乗ることができます。

認定試験から紙の合否通知が届くまでに約一か月、
さらに認定登録の申込みから資格認定証が届くまでに約一か月かかります。

ですので、この資格をもとに
動物取扱責任者になりたいという方は、
合格だけでなく認定登録までしているか?開業(任用)したい時期に間に合うか?注意が必要です。

※自治体によるかもしれませんが、
例えば大阪府では合格通知書ではNGと明確に記載がされています。


認定試験は年2回あります。
申込みのタイミングによって、
11月試験と2月試験に分かれます。 

2月試験は試験会場が少なくなりますので、
特に地方の方は要注意です。


試験は5択のマークシートです。
60分で55問のため、
じっくり悩んでいる時間はありません。

合格点は非公開で
問題も持ち帰ることができず、
採点結果も返ってきません。


合格率は例年80%前後のため、
落とすための試験ではありませんが

一般常識のみで回答できる問題ばかりでもありませんので
教本と課題報告問題の読み込み、
スクーリングの動画視聴(できれば期間内に複数回。とくに耳で覚える派の方)は必須です。

動画の視聴が要件だからといって、
適当に流し見すると痛い目にあいます。


学習の中身は以下の通りです。
・愛玩動物飼養管理士
・生命倫理・動物福祉
・動物の行動としつけ
・動物愛護・適正飼養関連法規Ⅰ
・愛玩動物学 総論・犬と猫の飼養管理
・愛玩動物学
(その他動物の飼養管理・栄養・高齢動物)
・人と動物の関係学
・動物生活環境学
・ペット関連産業概論


教本はなかなかの厚さのものが2冊届きます。
いわゆる「参考書」形式ではありません。

試験に出るところが
強調されているわけではなく
普通の本と同じ形式ですので、気楽に読みつつ
スクーリング資料や課題報告問題を見て、
大事なポイントを押さえていくのがいいと思います。

全部をくまなく覚えるのは無理です。

極端なことをいうと犬猫だけでなく亀やチンチラまでしっかり出ますので、
ポイントは抑えつつも、捨てる範囲を作らないようにしましょう。


ちなみに、試験対策の観点だけでいえば、
副教材は読まなくとも問題ありませんでした。


もし興味を持たれた方、詳しく知りたいという方がいらっしゃいましたら
公式ホームページを貼っておきますので、
こちらをご覧ください。


インターネットで検索すると出てくる
愛玩動物飼養管理士関連の記事には古いものもありますので
必ず公式ホームページで最新の情報をご確認ください。
※特に、コロナ禍あたりで色々と変わっているようです。

なかには、愛玩動物飼養管理士2級は簡単!
○日で合格できた!というものもありましたが
簡単と言い切ってしまえるか、
○日で合格できるかは疑問に思いましたので
合格率が高いからといって
気を抜かずに勉強することを強くおすすめします。


勉強法について書かれているとても分かりやすい、かつ最新の(私が受験した回と同じです)記事がありましたので
こちらもご紹介しておきます。

(あれ、認定バッジどこにやったっけ・・・)


もし個別にご質問などありましたら
ご遠慮なくコメント等いただければと思います。
後編へ続く。




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