見出し画像

国立工芸館「おとなとこどもの自由研究 工芸の光と影展」(2024年8月3日)

8月3日(土)は,夕方から国立工芸館の多目的室で行われた音楽とダンスのイベントに参加してきたのですが,せっかくなのでその前に国立工芸館の標記の展示の方も観てきました。

この日(土曜日)は20:00まで開館していました。

※音楽とダンスのイベントについては,以下のページで紹介しています。

展覧会の方は,「自由研究」という言葉が入っているとおり,「夏休み」を意識したタイトル。一味違った雰囲気で工芸作品を楽しませてくれる展覧会でした。

まずこの「光と影」という言葉ですが,文学的な意味(良い面と悪い面)ではなく,文字通り,絵画の技法的な意味で「光と影」でした。そのため各展示室の照明はやや暗めになっており,光の効果,そしてその背後にできる影の効果を強調する形になっていました。そのことよって,ちょっとなまめかしい感じに見えたり,いつもとは違った質感が出てきたりしていました。影自体の形が面白いというものもありましたね。

今回も撮影可の作品が大半でしたので,印象に残った展示などを写真を含めて紹介しましょう。

展覧会の入口。奥の展示室は「やってますか?」と尋ねたくなるぐらい暗くなっていますね。
光といえば金色ですね。
この爬虫類的な作品が目立っていました。
光と影といえば人形ですね。四谷シモン「機械仕掛の少女
2」という作品です。
展示室1の雰囲気
2階展示室へ
白い壁に映っているのは影ですね
2階の展示室と展示室の間には「イサム・ノグチのAKARI」コーナー。
最初,誰も座っていなかったのですが,座ってみたら…後続の人も座り始めました。
国立工芸館の名物の「十二の鷹」の中のいくつか
こんな感じの影が出来ていました。
暑い時期,ガラスの展示を見るのは良いですね。

少し照明を落とすと,結構落ち着いた気分になるので,精神的な「避暑」のために良いかもしれません。また,夕方から夜に見ると味わいが増すような気がしました。

展覧会を観た後,外はまだまだ明るかったですね。
国立工芸館の前にポケモン関連(何なのか私には不明ですが)が
デザインされたマンホールを発見

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?