ソロ参戦のはなし
私が昨年下半期にライブに行きまくっていた理由に、「一人で積極的に参戦するようになった」というのがあると思う。
コロナ禍前も二回ほど一人でライブへ行くことはあったが、その時よりも格段に一人で行きやすくなったというか、ソロ参戦のハードルが下がった気がしている。
普段一人で何かをするのはこれといって苦にならないタイプではあったが、ライブは別で、会場でたくさんの人が集まって楽しそうにしている中で一人でいる事が正直自分にとっては少し居心地が悪かった。
しかしコロナウイルスが蔓延し、行動人数に制限が課され、会場での会話を控えなければいけない状況になったことで、私の中でその居心地の悪さが軽減されたのだ。
その上一人でライブに行く人自体増えたように感じる。
コロナ禍になって初めて行ったのがsumikaの花鳥風月というツアーだったのだが、想像していたより一人で来ている方が多くて驚いたのを覚えている。
実際、UNISON SQUARE GARDENのライブツアー Patrick Vegee では、チケットの購入枚数が1人1枚と制限されていたため、会場内では全員一人の状態になっていた。
あくまで本来の目的は感染対策なのだが、こういった状況が重なり一人でライブに行くことへの苦手意識が薄れたおかげで、昨年は気になっていたXIIXのライブにも行けたし、セキスイハイムスーパーアリーナでの髭男のライブにも行くことが出来た。
誰かと一緒に行くに越したことはないけれど、なんだ、案外一人ライブも怖くないじゃん!という気持ち。
コロナウイルスが落ち着いたら、県外のライブにも一人で行ってみたいなと密かに思っている。
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