2022年5月のLINE BGM・Simple/sumika

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今月は、アラバキで見たバンドの曲も良かったし、何にしようかな～とダラダラと半月も悩んでいたところで配信リリースが開始された

sumika「Simple」

ラジオで初オンエアのときに聴いてはいたけど、改めて歌詞を追いながら聴いた。
打ち込みメインの曲なのに前作のBabelとは打って変わったような温かい印象が残る。電子音のさっぱりした音色と片岡さんの歌声の相性がいいのかしら。

あっと驚くような
事件は今日も起こんない
ハッと気づくんだ
コーヒーが今日も美味しい事

Simple/sumika

特に好きなのがこの歌詞。「美味しい事」のメロディーに一捻り加えられているのにもそうきたかー！！！と思わせられたし、「あっと」と「ハッと」の跳ねる音で韻を踏むところも大好きポイントではあるけれど、歌詞の内容が何より一番響いた。

コーヒーが今日も美味しいことに気づけるのってめちゃくちゃ大事なことなんじゃないかな〜と最近思うわけで。
インターネットの中のキラキラした情報ばかり見ていると、そちらに気を取られて些細な幸せを見落としてしまう。自分は自分と未だにはっきり割りきれていない私の悪い癖でもある。 

人間関係も、生活も、ありふれないようにすべきだろと多少なりとも暗示をかけてこの方生きてきたけれど、大学生になるこの歳で、流石に分かってきたし、疲れてきた。中高時代はノリで誤魔化せていたところも、そろそろボロが出てくる。

なんかもっとシンプルに生きよう、と思った月だった。
詳しく言うと、ハレとケの区別をつけよう、という話。
私にとって人と出かける日は特別な日であって、同時に体力を物凄く使う日だ。だから多くの同年代の子達のように週に何回も人と遊ぶとかは出来ない。日常的に着飾るのも疲れてしまう。交友関係は少人数で十分。
人と同じは出来ないし、別にしてなくても死にゃしないし。
少しの頼れる人たちと、たまに特別なことがあれば、楽しくやっていける。

たまにの合間で、コーヒーが美味しいとか、道端の花が綺麗とか、通学路の水路の水音が心地いいとか、そういう小さなことを感じて生きていきたい。

誰かに何か言われても、テンプル二ーしてやる。(心の中で)

因みにテンプル二ーとは、こめかみに二ーキックをくらわせることだと片岡さんがラジオで言っていました。殺傷力高……