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うちの犬たち

犬が2匹いる

1匹目はジョブス
ミニチュアダックス
オス、来月7歳

2匹目はダーウィン
ペキニーズ
オス、1歳半

こどものときから
動物好きで
でも飼っちゃダメな家だった

今となっては
それでよかった

きっとこどものときじゃなかった

私の犬といる日々は。

いつかムツゴロウ王国に行きたい
と思い
その想いが終わっても、
いつか動物と暮らしたいと言う思いは
ずっと持ってた。

お金がかかるのはちゃんとわかってて
残念ながら
お金に困らない日々は
なかなかこなくて

その間に
いぬのこと
たくさん考えてた
猫のこと
たくさん描いてきた

いっぱい考えて
いっぱい頭でっかちになって

犬を飼おうと思ったら
私のイメージで飼うには
条件クリアする保護犬団体
みつけらんなくて
ようようにして
みつけたところで
出会ったのが
ジョブス。

家に教室のこどもたちがくる関係と
その頃、親から借りてる車しかなかったから
電車で移動できるように、
小型犬、というのだけは決まってて、
願わくば、会ってきた犬たちの中から、
キャバリアがよさそうだな、と
思ってた

そしてきたのが2歳半のダックスで

犬というイメージが
ガラガラと音を立てて
崩れていった

散歩を、拒否?!

四年たった今でも
相変わらず散歩は好きじゃない

想定外のことは
たくさんあったけど
愛しさは
想像以上。

元々、ジョブスがシニアになる頃に
次の子を迎えようとは
話してたけど
人間がジョブスに教えられることは
だいぶやりきってる気がして、
ジョブスと同じ、犬がいたら、関わりから、
ジョブスも人間も、学べるんじゃないかと
少し早めに、2匹目を迎えても
いいかもしれないな、と
考え始めて、

散歩で出会う中で
ジョブスが喜んで挨拶するのが
年上のお姉さん犬だったから、
そんな出会いがあるかなー、
と、藪の中に野良犬がいないか、
段ボールの中に犬が入ってないか、
と現実逃避しながら、
悩んでたら、

ありがたいことに
またまた想定外で
知人のところで生まれた犬を
迎えられることになり、
オス、2ヶ月の
予定とド反対の
カワイイ、ペキニーズが
仲間入り

先住犬のジョブスを
お兄ちゃんにする気は
元々なくて
仲良くならなくてもいい
と思ってた
犬猿の仲だけは
避けれたらいいな、と。

だから
全部がある意味想定内だったし、
全然違う性格なことが
更に
私を幸せな気持ちにした

やっぱり、
みんな、
違うんだ。

違うっていいな。

違うというか
正反対な2匹。
最高だ。

犬は怖くないよ、
と教えたジョブス。

勝てないからやめときな、
と教えるダーウィン。

他の犬をみただけで
キャイン!
といったジョブスも、
自分のペースで
無理に関わらず、
怖がらなくてもいいことが
わかるようになった。

10倍くらいの秋田犬をみて
ガウ!
と言った(言う)ダーウィンも、
最近会う中型犬のこたちと
ノーリードで遊ぶことで、
随分、落ち着けるように
なってきた。

2ヶ月できたダーウィン、
4ヶ月くらいの頃かな、
あ、この子が大将になって、
ジョブスを守りそうだな。
と思ってたら
やっぱりそうなった。

先に生まれたり
先にいるだけで
前に立つ必要は
ない。

前に立つことが
できる子が
立てばいい。

順番だって
その時決めればいい

誰が1番かなんて
決めなくていい。

それが、うちのルールだから。
犬たちに、犬たちのルールがあれば、
それは、犬たちの中で決めて、
やればいいこと。

ジョブスは犬社会の経験が
足りなかったから、
ダーウィンにコミュニケーションを教えることはできなかったけど、
家の中のルールは、
徹底的に教えてくれる。
その柵は越えたらダメだ!
と吠えて教えるし、
階段をあがろうとすると
鼻で止めたりする。
かっこいい。
ルールが好きな犬、ジョブス。

ダーウィンは、
そんなこんなで、
犬のコミュニケーションを
教えてあげられなかったので、
他の犬にガウガウしてしまうけど、
私の言うこと、というか、
言わんとすること、
の理解がものすごくて、
本当にたまげる。

「散歩」は
ジョブスが嫌いな言葉で、
聞くとソファの下に入ったり
捕まって、ゲンナリした顔するから
ダーウィンは
散歩嫌いじゃないのに
そうするもんだと思って、
一緒になって、やな顔する。

だけど最近は、
ぴーちゃんいるかもよ!
と好きなワンコの名前言うと
喜んで玄関きてくれる。

そういう
全部が面白い

違う2匹がいることが
とっても
幸せ

うちの犬たち
愛しき
うちの犬たち。


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