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結合男子:ED感想まとめ①

※ネタバレしかないのでご注意ください※

舞台をきっかけにゲームを始めました。セーブデータより先に脳の記憶域がパンクしそうなので、各ルートの感想を手短にメモしていきたいと思います。プレイする順番はフィーリングです。
BL脳のため、本編にない妄想を含みます。目次は攻受でなく元素番号順に記載。基本的に空縁→彩縁の順にプレイ(心が耐えられないため)


1:C-Cl(六花-一那)

【空縁】
初回だったのでもう6章から気持ちが落ち込みまくる。辛すぎる。「何度も悲しませてごめん」がかなり刺さった…。
「象のことを考えるな」って知ってるか一那。知らないか。約束を守りながら破り続ける六花ちゃんの微笑があまりにも辛くて…嗚咽というよりは吐き気がするほど辛かったよ…という訳で急いで彩縁へ

【彩縁】
よしよしこういう流れね了解!!!と叫びながら到達。よかったー!!幸せになれー!!
お互いがあまりにも尊い。おにぎりのシーンみたいな、尊みポイントを手堅く全て拾った感がある。頬を触らせたとか、背に腕を回すとか、それはもう恋人にする仕草なんだよ…他のルートもこうなのか…? ※追記:全然そんなことなかった。どういうこと?(七瀬ボイス)

六花ちゃんメインに進めているからなのか、エイトやジンさんとの絡みも含めて六花ちゃんがスーパー正規ルートの主人公に見えてくる不思議な感覚。あたたかく優しく眩しい運命の愛すぎて、とてもではないがすぐに他の子との親睦を深める気になれず、次はとりあえず全然別のペアにすることにしました。


2:N-O(七瀬-栄都)

【空縁】
必ず発生するイベント内の七瀬君の絶望(兄さまは何もわかってない)が辛そうで気になったのでこのペアにしました。果たしてエイトくん本人が彼を救うルートはあるんか…と疑り深い顔で始めたら、おや…これエイト君の方も結構重そうでは…と徐々に風向きが変わって面白かった。ナコウドに向かって「お前なんか助けなければよかった」と言い切る七瀬君が好き。
最終的に絵に描いたようなヤンデレエンド、お見事でございました…。拍手したい気持ちになりました。ゆっくり自家中毒のようにエイトも駄目になっていくんだろうなという肌寒い予感まで美しかった。

【彩縁】
これ以上もとざねを好きにさせないでくれ…
舞台から入った影響も多々あると思うんですが、エイトくん第一印象よりずっとお兄さんだな~と思ってプレイしていたので、いい意味で裏切られてよかった。でもいつか〇〇離れするだろうし…は年下攻にひっくり返されるフラグでしかないと思う。


3:Be-Cl(四季-一那)

四季さんのことを知りたくなって選択。クールなお兄さん同士と思っていたら一つ目の絆結錠で治安の悪いアンジャッシュが始まって衝撃。こんなコミカルなBGMあったんだ…3ルート目にして初めて聞いたが…

【空縁】
十六夜さんの下で黄昏の道を行く同志なのかと思ったら、四季さんは付き合いが長いというだけで、裏稼業(?)に噛んでる訳じゃないんですね。想像していたよりずっとフラットで良い関係というか、家が近所の同級生みたいな爽やかな友情でびっくり(でも別途ヤンデレは出てくる。ソーマサイトー流石の存在感ですね)
一那は雛鳥のようだな…最初に会ったのは十六夜さんだけど、四季さんも二番目の親鳥のように追いかけているような、そういう友愛のように感じました。

【彩縁】
とてもよかった。おやじ狩りいいぞもっとやれ。後悔と罪悪感を背負いながら、でもこうやって未来に向かっていける二人の姿を示してもらえてよかった。爽やかでした。


4:H-O(朔-栄都)

たぶん最初にこのルートをやって全体の流れを掴むのが推奨なんだろうなあ、と思いつつ選択。絆結錠も楽ちん、好きな休憩場所も同じなので楽ちん。細かいところですが、舞台での「俺たちの分も入れて、三歩分だ!」という栄都の勝利台詞の改変はとても良かったなあと思いました。
7章以降でいうと、三宙くん・七瀬くんによる発破のかけ方がよかった。描かれてはいないけど七瀬くんの心境を考えると辛い、と思っていたけど七瀬くん本人ルートよりかなり大人でしたね。

【空縁】
言葉とは裏腹に栄都くんがいなくても大人になれる朔くん、というのが寂しかった。あなたがいなければ生きていけないという訳でもないという、現実的な寂しさがよかったです。

【彩縁】
逆にこっちがあまり印象に残らなかった…。のが結構ショック。


5:H-Cl(朔-一那)

栄朔ルートで朔への理解があまり深まらなかったし、そろそろ不仲ペアもやってみようかと思い選択。あおいさんの人間臭さがより印象に残る。

休憩タイムでほんのちょっとずつ距離が縮まっていく感じ、好感度上げゲーの醍醐味を感じますねェ〜とか思ってたら、7章で朔くんのものすごい攻ヂカラが爆発した!エゴで勝手に相手を救うタイプの片割れ好きなので予想外にキュンときてびっくり。一那のあの本音をあのタイミングで引き出せるのは正統派主人公的光パワー(?)の為せる技だと思いました。不仲からの憎悪・憎悪からの約束・ちょっとだけ飼い主と言うことを聞かないワンコみと盛り過ぎ感すらある、けどおいしい…

【空縁】
クレジット前からどうか是非音声オンで見ていただきたい。大好きな伊東さんへのリスペクトがさらに深まりました。
しかし容赦がない、なさすぎる。ここまでで救いのなさNo.1。七瀬栄都ルートよりキツいバッドエンドが来るとは思わなかった…。

【彩縁】
よかったよかった。振れ幅がデカすぎる。一那、いつもナコウドへの最後の言葉が優しい。
ここまでやっても、新しいルートをやるたびにキャラの新しい側面が見えてすごいなあと思います。朔からすると、生まれてからずっと大切だった人と、戦いの中で絆を育んだ人の記憶両方が心の大部分を占めてしまったんだな…と、彩縁をクリアしても空縁の傷が深すぎて苦しい。


6:Be-O(四季-栄都)

四季さん相手にその距離の詰め方は絶対無理だろというコミュニケーションをガンガン行くルート。ポジティブモンスター強すぎてちょっと怖い…。
かといって、栄都もただ明るいだけの人にならないストーリーラインが良いですね。四季さんとの衝突によって七瀬栄都ルートでは明かされなかった栄都の姿が見えて、解像度が上がった感があります。

【空縁】
唸りました。この二人、そしてヒーローというテーマから、これ以外はないでしょうと言わんばかりのオチがかっこよすぎた。読み物としてオススメしたい空縁でした。

【彩縁】
ヒーローと相棒論そんなに詳しくないんですが、個人的にはお互いに救い合うものだと思っています。どちらかというと四季さんが救われている割合の方が大きいような気がするのですが、根本的に結構弟気質らしい栄都には世界三大兄貴の一角にもなれそうな四季さんが必要なのかもしれないと思いました。空縁を読んでから到達してよかった。


7:N-Cl(七瀬-一那)

舞台で「推しかも…!」と思ったペアに満を持して挑戦。いとけなき子が〇んじゃうのは流石にかわいそうだから一那が向こうに行くパターンかな、と思ったらこのゲームにそういう配慮はなかった。ないんだ…
いじらしい一那、子供らしさを少しだけ取り戻す七瀬、見守る栄都。うまく嚙み合ってとても癒される愛おしい前半でした。七瀬栄都ルートで深刻な失敗に終わった栄都の距離を置く作戦が一番うまくいった展開だったのでは。

【空縁】
七瀬の書類上のプロフィールが初めてわかったルートでした。ちゃんと安酸の家が引き取ってくれてたんですね…流石愛されて育ったとはばからず言える栄都のおうちだ、と安心してしまいました。戦いが終わったあとのことまで考えてあげられる一那の優しさが泣けました。戦闘勝利後の台詞の温度差でクスッと笑ったとき、流石にそこがフラグだとは思いもしなかった。

そろそろ自分がマキマさんになったのではないかという錯覚に陥り始める。大切なものを作っては奪う…いやこれ自分じゃなくてゲーム作ってる人がマキマさんなんだわ。朔一那ルートと同じく、一度手に入りかけたからこそ失ったダメージがあまりにも大きい。そういうところでも朔と一那の心の飢えている部分は少し似てるのかもしれない。

【彩縁】
まさかの開拓者エンド。とてもよかった。悲しい記憶を自らの手で癒していく、窒素をそういう風に生かすのが流石だなあと思いました。冷たいイメージしかなかったもの。こういうエンドにたどりつけるなら、栄都の距離(以下略)作戦も必要だったんだなと思いました。言葉足らずが全ての悲劇を生み出すのだ…
ところでこのエンドの七瀬は一那のことをなんと呼ぶんだろう。家族とも(まだ)恋人とも言えない…仲間ではあるけどもっと親密で優しい…ぜひ知りたいなと思うペアでした。

余談ですが朔一那ルートの後遺症が酷く、他ペアやってても一那にツンケンしてる朔を見るとお前あんな、あんな、あんなグチャグチャになったくせに…!という気持ちが湧いてしまう。別宇宙だから関係ないのだよ…


8:C-Be(六花-四季)

そろそろ六花ちゃんの別ルートをやってみようかと思い選択。四季さんのことを知るにはここを先にやるべきだったな。
他のルートでさえ六花ちゃんに対して兄貴パワー全開の四季さん、始めてみたら積極的どころじゃなくてびびる。恋に落とす気満々じゃねーか。あなたその顔でその振る舞いは暴力に近いわよ。青ひげさんも美しい顔って言ってたじゃん(確か)

順調に恋仲に発展するかと思いきやみるみるうちに拗れていくスピード感が苦しかった。過去の大事な人との二重写し、王道ながらキュンに抗えない。ジンさんそこを当事者にぶん投げるのはきつくない!?とびっくりしつつも、芯のあるところを見せる六花ちゃんかっこよかったです。

【空縁】
初めていざおじの本音らしきものが見えてドキッとした。年長者の身勝手で真摯な祈りが大好物なので、文章としては大好きなやつでした。ただラストの演出が飲み込めていないのですが、六花ちゃんの中にも『僕』という何かがいるということ…?もう何ルートか回らないといけない気配を感じる。

【彩縁】
ナコウドのこと救えなかった…って言ってくれる四季さん優しい。メタ視点から見るナコウドの人権が薄弱すぎて優しいこと言われるとすぐ感動してしまう。まだまだ見てないパターンたくさんあるけど、アイザに対してかなり真向からぶつかって乗り越えるルートだったんじゃないかなと思いました。
序盤の栄都とのイベント、六花ちゃんの中で黒歴史になってて笑った。強くなったもんね、卑屈になってる場合じゃない…!って自分自身にもいざおじにも四季さんにもぶつかっていける六花ちゃんの火事場の強さが微笑ましく眩しいルートでした。恋のパワーだったな。
翻って空縁の最後が気になる。まだ知らない六花ちゃんが…いる…


9:O-Cl(栄都-一那)

もうずっと気になってたんだ、戦闘前後の台詞で突然野球し始める君たちのこと。これできついバッドエンドが来たらどうしよう…と一抹の不安を覚えつつ、言葉のキャッチボールできてないというかお互い別の種類の球投げ合ってないかこの二人?という好奇心に負けた。

【空縁】
始めてみたら案外普通に会話できてるし、まっとうに光の世界(と書いてピッチャーマウンドと読む)へ引きずられていく一那が可愛かった。バッドエンドに分類するのがためらわれるくらい悲しいけど前向きなEDでした。最後まで振り切っていましたが。

【彩縁】
正統派野球回エンド(?)。野球回のあるコンテンツはおおよその場合良いコンテンツです。普通に笑えて楽しかった。三宙のツッコミスキル他の回にも生かすべきだと思いました。


10:H-Li(朔-三宙)

三宙をお迎えして幼馴染ルート開始。連撃出やすい一那との回復技もあるし、全体的に分子術に必要な攻撃数が少なくて重宝の予感。器用さ、知識の広さを感じますね(スキル性能とキャラクターの相関考察大好き)

キャンキャンと可愛い子犬の戯れを見ているような気持ちで前半をプレイしていましたが、三宙くんの「あいつを縛るものが~(略)」という台詞があまりにも鮮烈で急に正座してしまいました。ちょっと話が変わってきますよ。いやしかし、そんなに真摯に朔のことを考えているとすると、それに気が付いたら朔くんは一那ルートの二の舞では…?と胃がギリギリし始める。

【空縁】
朔、大切なものに気が付いたらその瞬間にフルパワーで愛を表明する子なんだね。まっすぐで素敵だと思います。絆が強く確かになっていくほどにこれまた絶対あかん奴や…という気持ちも強くなっていきます。
そして迎えたED、演出がとても面白かったです。個人的には「あーーーやっぱりまた会話しちゃってるよ」という絶望感がすさまじく、H-Clルートに準じた結末という感触だったのですが、もしH-Clルート未プレイだったら一見「心の中にアイツは生きている」みたいな、ほろ苦いけど前向きなエンディングにも見えたのかもしれない。ほんとかな…(自信はない)どちらを先にプレイしたかで絶望の色が違って大変趣深いですね。

【彩縁】
きっとこれが正しい姿だよね…と納得できるEDでした。失われた時間、奪われそうだった未来を自分たちのものにしていく二人、見ていてとても愛おしくなりました。良い国にしていっておくれよ…

空縁から少し時間をおいて(二日ほどですが)プレイしたからか、上記の自分の第一印象はともかく、元素に還った志献官はある意味記憶や魂といったものより確かな存在として残された人たちと一緒にいられるのかもしれないなと思いました(この世界では人魂も割と具体の存在として観測されているみたいですが)。そう考えると、空縁もある意味ずっと一緒にいるENDではあるよなと思ったり。
門を閉める時点でデッドマターに置き換わっていた部分は現世には帰ってこないと思いますが、部分的にはこちらに帰ってきてる可能性もなくはないもんな…と、色々考えてしまいました。


11:Be-N(四季-七瀬)

ネコチャンカワイイルート。そういえば、人間以外の生命体の再生ってどうなっているんだろう。植物は復活してるイメージだけどヒト以外の動物は…?どこかで明らかになってるだろうか。

【空縁】
七瀬-栄都ルート、四季-栄都ルートと合わせて十六夜おじさん激詰めイベントの裏側と言うか細やかな部分が確認できてよかったです。年下には親身というか、こんな立場に置かれている子供=七瀬への接し方が上手な四季さん、という印象。六花ルートと比べるとガチ恋仕草は少なめ(七瀬が依存体質なので結果的には…というところですが)で、相対的に六花ちゃんがオムファタールなのでは…?という疑念がよぎる。栄都の特別にはなれない(誰かの特別になりたい)→藍参という特別な人への羨望という繋ぎ方がうまいなあと思いました。

良い未来だな、と思いました。寂しいけれど、四季みたいな人だったら、こういう風に思い出を抱きながら生きていくことができるんだろうなと思いました。大勢の犠牲になった子供たちの中で、果たして七瀬が本当に特別になれたのかどうかは四季さんのみぞ知る、かなと思います。

【彩縁】
きっとこちらのルートでも、四季先生になる未来があるんじゃないかな。爽やかで優しいEDでした。


12: C-O(六花-栄都)

【空縁】
強制イベントを経ての『頑張る』がキーワードのストーリー。ハードな労働環境にいる社会人の皆さんにはあんまり読ませたくない感じ。でもお互い言い合いの後に一歩ずつ歩み寄って、六花の強さと栄都がただ無責任でないことが見えたからこそ辿れるルートだったと思います。

前に進む=時間が止まってしまった人との距離が離れるということだと思うんですが、それを選択できることを強さは、複数のルートで言及されている彼の残酷さと重なっているよね。ED、あそこであんな声が聞こえてきて折れずに歩き出せるとは…ある意味これが栄都という人の恐ろしさなのかもしれないと思いました。

【彩縁】


13: H-N(朔-七瀬)

【空縁】
プレイ中

【彩縁】
プレイ中

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