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するするエッセイ【踊ってくらす】#9

さぶすくマガジン「くまのつべこべ」するするエッセイです。毎月15日と30日に更新されるこちらのエッセイ。
どんな事を書くのか…僕自身も楽しみにしておりますので、どうぞ宜しくお願いします。

2つ立て続けて、映像作品の演出、振付をするお仕事を頂きまして。

1つは昨日発表になり、もう一つは昨日撮影を終えまして。

僕は自分のダンス劇を創作する現場、外部から依頼される舞台の振付や、演出、創作のお仕事を今まで様々な事をやらせて頂いてきましたが、
映像作品の演出ってのは、踊るさぶすくマガジン内のロードショー以外ではなかったんですねー。

違いをあげたらきりがありませんが、一番は答を画面の中に正解を求める事でしょうか。

僕はどうしてもその現場で、その作品がどう見えるか。
を感じて、考え、判断してしまうのですが、映像に携わる方々は画面の中の何処に登場人物がいるのか、どこの方向に体を出すのか、どの角度を見るのか、振付も画面で確認するわけですね。

1つ目のお仕事はなんだか戸惑いながらも、めいっぱい楽しみました。
なかなか41歳で初めて!
って事も少なくなりますから、楽しみました。

あとは。僕が楽しまなくては良い仕事にならないことは、ここ数年で知っていた事なので、楽しみました。

結果として、昨日発表された作品は素晴らしく、沢山のプロフェッショナルの手によって世の中に押し出されました。

あたりまえですが僕一人だと到底たどり着かない答え達が、キラキラ輝いて世の中に旅立ちました。

今は良い意味で僕のものではなくなった感触でおります。

そして、昨日は2本目となる映像作品。

僕は1つ目で経験した事を生かさない方法を探してたんです。

捻くれた奴でございます。読んでいるみなさまとしてはなかなかの急展開ですが、僕は楽しんで違う道を探したんです。

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1,305字
ダンス劇とは、日常に溢れるダンスのような瞬間や、演劇のような時間を切り取り、身の回りの【生きる】を楽しむ行為です。 ダンス劇作家として公演を続ける熊谷が、舞台から飛び出し、楽しむを皆様と共有するマガジンです。

ダンス劇作家「熊谷拓明」が、踊り続ける中で身に着けた【生きる】を楽しむ術を、■エッセイ■ダンス朗読劇■オリジナルダンス劇映画■ラジオ■対談…

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