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するするエッセイ【踊ってくらす】#12

さぶすくマガジン「くまのつべこべ」するするエッセイです。毎月15日と30日に更新されるこちらのエッセイ。
どんな事を書くのか…僕自身も楽しみにしておりますので、どうぞ宜しくお願いします。

なんと、エッセイ。
遅刻です。

本日は12月2日。
しかしこれは、11月30日分のエッセイです笑。

さてさて私は今月の新作に向け日々楽しい時間を送っておりますが、11月もそれだけにとどまらず騷しくも愛おしい出来事に囲まれておりました。

そんな中でも面白かったのが、産まれて初めて出版社におじゃまして打合せ?の手前までお話を進めてみたという出来事がありました。

事の始まりは自粛期間中に、沢山文章を書いていた時期がありまして、そんな時にある編集社の絵本大賞ってのがありますよ。というお話を聞いて、なるほどちょっと応募してみようと思い、絵本になったら素敵だなーと思う文章を書きました、結果選ばれはしなかったので、さぶすく内の読み聞かせで読んだんです。「月と帰ろう」です。

小さな頃から、実家には絵本が沢山ありまして、絵を眺めたり、音をたのしんだり…していたのでしょう。

なので、僕なりの絵本のイメージが無理なく湧くんでしょう。
いつか自分で絵本作っちゃおうかな!
絵は書けないから、舞台美術で何度もお世話になっている多田さんに頼んで…
などと妄想しているうちに、絵本大賞に送った文章を読んだという、編集社の方からお手紙が届き、「大賞には選ばれなかったが、云々……ぜひ絵本を全国流通で出しませんか? 今回は有料出版になってしまいますが。」とのこと。

なるほど。なるほど。

こうやって色々な方に声をかけるのも仕事よね。
などと思いながらも、有料っていったいどのくらい文章を書いた僕に支払えというのかと、興味もあり。
一度お話を聞きに編集社へ行ったのでした。

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